あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

嘘つきテクノバーン

2008年09月18日 22時12分39秒 | 食の安全

 【テクノバーン】肝臓ガンの発生率はなぜ西日本で高いのか? 汚染米の転売先との不気味な関係
 http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200809172011


【事故米転売】発ガン性カビ毒アフラトキシンB1汚染米問題 まとめ
http://www20.atwiki.jp/aflatoxin/

 この問題、まあ想像はつくと思うのだが、また鬼女達が動いている。
 鬼女板とは、2ちゃんねる最強の圧力団体(みたいなもの)である。

・首謀者がいない
・一般人に紛れ込んで、世論を巻き込んで抗議する
・補給線(スポンサーとか)を絶つ
・地味に継続する

 誰が、日本の既婚女性(鬼女)達に、ゲリラ戦のノウハウなんて伝授したのだろう。彼女達に「悪」認定されたら最後、彼女達の満足する結果が出るまで、対象はいたぶられ続ける。
 彼女達は、自分が正しいと信じたものの為であれば、例え相手がイスラムのテロ組織だろうともアメリカ当局だろうとも徹底抗戦なので、理論武装もタダ毎ではない。
 俺みたいにウソかもしれんネットで見たものを撒き散らしているだけのやからとは、レベルが違いすぎる。

 で、まあ彼女達の動きそうなネタだったので、最近鬼女板をマメにチェックし始めてたのだが、そこで情報収集するうち、自分がネット世論に突き動かされて、ウソかもしれんものを流している可能性があったので、ここに訂正しておこうと思う。

 【NATROMの日記】というブログの各種エントリを、以下に引用する。

 事故米のアフラトキシンによる肝癌のリスクを大雑把に計算してみた
 http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080910#p1

『アフラトキシンのヒトの肝癌リスクは疫学的に推定されている。科学は食のリスクをどこまで減らせるか―食の安全科学 (生物の科学遺伝別冊 No.19 2006年)のP163、小西良子・熊谷進「食の安全とカビ毒」より引用する。

 1998年にFAO/WHO合同食品添加物専門委員会(JECFA)が、アフラトキシンB1のヒトへの発がんリスクについて評価を行なった。
 ヒトを対象とした疫学調査の結果から用量-反応関係の数式を導きだし、発がんリスクを求めている。その結果、体重1 kgあたり、一日に1 ngのアフラトキシンB1を一生摂取したと仮定した場合、健常者では10万人に0.01人が、B型肝炎感染者では10万人に0.3人が原発性肝臓がんになる(年間に)と推定された。
 この値を、各地域でのアフラトキシンB1の暴露量とB型肝炎の人口の割合と組み合わせるとそれぞれの地域での肝臓がん発生リスク予測値を求めることができる。もし食品からのアフラトキシンB1の暴露量が体重あたり0.31 ngであった場合、肝炎人口が1%の地域であれば、(0.01×99%+0.3×1%)×0.31=0.0040となり、10万人中0.0040人がアフラトキシンB1を原因として原発性肝臓がんが起こることとなる。すなわち、原発性肝臓がんの発生率は、主としてアフラトキシンB1の暴露量とB型およびC型肝炎人口の2つの要因によって決定されることとなる。わが国のB型肝炎人口は約100万人、C型肝炎は約200万人といわれている。』

 と言う訳で。
 俺が以前書いた話は、上記鬼女板の事故米関連wikiで言えば、『混入毒物の特性』で触れられているのだが

『わずか15μg/kgのアフラトキシンB1を含んだ飼料で飼育されたラットは、すべて肝臓がんになりました(ソース:東京都健康安全研究センター)』

 これが元になっているものと思われる。
 人間よりはるかに小さなマウスでの「100%肝癌発生」だったのである。
 だからと言って、世界で一番危険な発ガン性物質である事実は変わらないのだが。
 実際、アフラトキシンは、東南アジアでは日常含まれているものを口にしているそうで、統計上からも、発ガンリスクが高いのは確かなようだ。

 有害米と肝臓癌死亡数の増加は無関係
 http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080909

 またNATROM氏は、「国立がんセンターの資料によれば、関西で肝癌死亡率が高い」という説も否定されており、説得力がある。

『日本における肝細胞癌の原因の90%が肝炎ウイルスの持続感染である。大雑把に言って、C型肝炎ウイルスが80%、B型肝炎ウイルスが10%である。C型肝炎ウイルスの感染率は西日本で多く、そのため肝臓癌の死亡が西日本で多い。県別のHCV(HCV=C型肝炎ウイルス)感染率の図を参考に挙げておく*1。C型肝炎ウイルスの感染率が西日本で多い理由は、もともとそうだった(風土病だった)のと、医原性の感染が考えられる。』

 そんなわけで、あまり大げさに考える事はないとの事だ。
 よかった…。俺、宝山は結構飲んでたんだよなぁ。妙に右脇が張ってるなぁとか、気になってたんだ…。やはり、病は気から、か…。
 ちなみに、俺は原因不明肝炎で入院経験があるのだった。(C型、B型でもなく、マイコプラズマ、EBウイルスと、いろいろ調べられた)