あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

朴槿恵の辞意表明

2016年11月30日 22時52分26秒 | 特定亜細亜
 今朝の朝刊で、韓国の朴槿恵大統領が事実上の辞意表明を行ったというニュースを知る。

 

 これは…やばい。マジで韓国が国家存続の危機に陥るかもしれん。

【産経】大統領の辞意、韓国紙は評価二分「弾劾免れる目的」「混乱を最小限にした」
http://www.sankei.com/world/news/161130/wor1611300038-n1.html

 みなさんもご存知の通り、韓国の大統領は基本的に辞任はできない。だから、辞めさせられるのならば上記記事にもある通り、国会による弾劾決議によって裁判にかけられ、失職させられるのである。
 過去、弾劾によって失職に追い込まれた大統領は存在せず…。俺は朴槿恵が任期満了まで失職なんてできないと思っていたのだけど。

 この時期に憲法改正によって任期前辞任をできるようにするってのは、完全に時間稼ぎだと思う。すっごい時間がかかるもの。

 まあ。そこは置いといて。なんで韓国が危ないのかという話をしようか。

 これで朴槿恵は完全なるレームダックになったからである。そして、次の大統領が、恐らくは野党第一党の「共に民主党」の文在寅になると思われるからだ。

 

 彼は、言わずとしれた、盧武鉉元大統領の同僚である。つまり反日闘士。

 現在、韓国の経済状況は最悪と言っていい。韓国からすれば、日韓通貨スワップは絶対に必要である。それ故に、韓国は断腸の思いで日韓慰安婦合意を実施し、日本との通貨スワップ実施に道筋をつけたのだ。
 ところが、結局日本は韓国からの要請があれば通貨スワップを再開する用意があるという立場を崩さなかった。朴槿恵は、さんざん反日外交を行ってきた事もあり、日本に助けを乞う事をしぶり、現在までとうとう通貨スワップの要請ができなかった。

 こんな状況で、慰安婦合意関連で国内から突き上げを喰らい、追い打ちをかけるように、この国家機密の漏洩疑惑である。もう、彼女には強い決断はできないし、現在彼女に代わって国政を担っている人にも、それは同じ事が言える。通貨スワップが再開できないのだ。

 そして、そんな状況がしばらく続き、ようやく次の大統領が誕生すると…。今度は伝説の大統領、盧武鉉の同僚が恐らくその地位につくのである。

 もし仮に、日韓慰安婦合意が否定されれば、日韓通貨スワップの再開は恐らくはなくなってしまうだろう。まあ韓国が自国に都合のよいように合意を撤回したとしても、乞われれば日本はお人好しだし通貨スワップを再開するかもしれないが、少なくとも韓国の思うような規模での通貨スワップ再開はできない。

 韓国は、日本の助力がなければ、単独では経済状況を安定化させる事はできないだろう。
 その「安定」の象徴となるものが、日韓通貨スワップだと思う。

 朴槿恵の最大の敗因はなんだったかと言えば。俺は、最初から反日全開だった事が原因だったと思う。

 韓国の大統領で、最もよいパターンは、前回の大統領の反日を反省し、最初「もう二度と反日しません。だからなかよくしてください」と、日本に平身低頭し、日本の経済力を使って繁栄して、支持率が落ちてくる後半に突如反日に掌返しして日本をケチョンケチョンに叩き、韓国国民に喝采を浴びながら退任する。これではないかと思う。

 朴槿恵は、最初から反日全開で、日本の経済力をほとんど利用できなかった。
 この状況で、交代するのが文在寅である。韓国は現状がこんなんなのに、次の大統領はヘタをすると慰安婦合意を就任直後に撤回するかもしれん。

 それで、日本に通貨スワップの要請にとか、普通はできないだろう。どんなけ面の皮が厚いねん。

 正直、これだけ弱ってる韓国に、なぜ北朝鮮は攻めてこないんだろうってぐらい、韓国は弱っていると思うし、今後弱っていくと思う。

 まじで北朝鮮に吸収されるぞ?

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朴槿恵の真実 哀しき反日プリンセス (文春新書)

世界の愛国左翼的流れ

2016年11月30日 00時00分21秒 | 国際
 そろそろ予言できるレベルかと思うのだけど。

 多分10年以内ぐらいに「小さな政府」的な主張は跡形もなくなっているのではないかな。まあデフレ脱却が成ったら、もちろん小さな政府的主張もアリなんだけど。多分10年たっても世界的にデフレから脱却できてないような気がするんだよね。

 これでフランスでルペン氏が勝ったら…。米国のトランプ氏と違って、流石にないと思うけど、この流れは盤石になっちゃうなぁ。


▲マリーヌ・ル・ペン氏。

【産経】フィヨン氏、ルペン氏の勢い止められるか 「保守回帰」はアキレス腱にも
http://www.sankei.com/world/news/161128/wor1611280028-n1.html

 この記事で、ちょっと強調したい点はここだ。

国民戦線は1972年にルペン氏の父が第二次大戦中の親ナチス派残党らと創設。人種差別政党として、長く異端視された。ルペン氏は2011年の党首就任後、父を党指導部から追放。「公務員増員」「年金受給開始年齢の60歳への引き下げ」といった「大きな政府」政策で左派のお株を奪った。

 ルペン氏は主張こそ全体的に極右だが、経済政策面では左派である。
 これは極めて俺に近い思想的立ち位置にいると言っていい。極右と言ってもタブーである「親ナチ」だからヨーロッパでは極右なだけである。
 俺は、これも以前から主張を続けているが、ナチの暗黒面ばかりを強調するヨーロッパの風潮にはウンザリなのである。

 そしてこれで、ルペン氏は完全に「ナチの主張」に寄り添った状況になったように思える。移民を否定し、大きな政府を主張し…。まさにナチ。
 で、このルペン氏が、本命であるフィヨン氏とがっぷり4つになれる点が、要するに俺が言う「時流に乗っている」証左なのである。親ナチなのに侮れないレベルの対抗馬とか…。すっごい時代になったものだ。

 で。本命の「フィヨン氏@永遠の二番手」の方は、こんな主張である。

フィヨン氏圧勝の要因は、国民戦線台頭を意識して、大きく右寄りの政策を打ち出したこと。「公務員50万人削減」「消費増税」に加え、カトリック教徒にもアピールし、地方の保守層票を掘り起こした。

 これはつまり、安倍総理とか旧民主党の野田元総理の動きと一致する。保守層に支持を訴え、「小さな政府」を主張する。俺にはコレが、時流に乗っているとは思えない。

 現在の潮流は、俺が夢見た「愛国左翼」である。
 つまり、保守的な伝統や自国民を優先し、外国人への優遇を制限し、政府は歳出を拡大し、公務員増員などの自国民の雇用保護を行う。

 デフレなのだから、小さな政府的主張は現状にマッチしない。国民の体力を奪う小泉政権からの伝統である「痛みを伴う構造改革」は、体力が低下して手術に耐えれない患者に対し、大手術を強行するようなものだ。

 世界各国の有権者は、偉そうな医者に対し、まずは体力の回復を優先しろと、とうとう主張し始めた。
 医者は「今すぐ切らないと手遅れなるぞ」と脅し続けて、既に数度手術しているのに回復させれず、しかもずっと手遅れにならないという現状に、とうとう患者の我慢が限界に達した。患者は、他の医者を探し始めたのだ。「切らないと余命1年」とかいい続けて10年ぐらい継続して治療するような医者は、普通ヤブなのである。

 ところで日本はどうかというとね。
 フィヨン氏に該当する人はいる。安倍総理とか、野田元総理とかな。でもね、この対抗となるルペン氏がね…。俺は日本にずっと必要だと主張しているのだ。

 ゲーム理論によって、フィヨン氏とルペン氏は主張が拮抗していく。フィヨン氏は、ルペン氏の人気ある政策は取り入れていかざるをえない。ルペン氏は、自身の過激な主張に不安を持って逡巡している人々を安心させる為、穏当なフィヨン氏の政策も考慮しはじめる。

 ルペン氏であるべき、日本民進党はなんやねん。小さな政府を主張して、外国人に融和的で…。全速力で逆走しとる。これがパヨク。特定日本人である。

 フランスは健全だ。

 俺は、フランスが羨ましいとは思わないものの…。フランスの大統領選の結果が、日本にもいい影響を与えるのではないかと、期待しているのである。

 うん。日本はまず、民進党とか共産党とかのパヨク層の滅亡が喫緊の課題だよね。

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現代フランスの新しい右翼―ルペンの見果てぬ夢


朴槿恵の日本亡命説アリだと思う

2016年11月27日 21時19分38秒 | 特定亜細亜
 憶測の域を出ないけど、十分にありえる話だろう。

【ゴゴ通信】朴槿恵大統領 亡命の可能性を示す 亡命するとしたら日本?
http://gogotsu.com/archives/23947

 朴槿恵大統領は、失職と同時に逮捕される。もうこれは確実である。
 さらに言えば、現状、彼女は生命の危機に瀕していると言っても過言ではない。いつ暗殺されても不思議ではない。

 思わず、俺は「亡命」の定義を調べてしまったよ。
 亡命は、こーゆー他国の犯罪者予備軍を受け入れるような状況になりえるのだろうかと。

【亡命(ぼうめい)】

 政治や宗教上の原因で、本国を脱出して他国にのがれること。

 すると、なんだか亡命の定義にあたる事に気がつく。
 考えてみれば、亡命者なんてものは、対象の国の中で国外に逃亡されないように謂れのない罪に問われても不思議ではない。

 そして、その対象者が対象の国内で犯罪者であろうとも、政治亡命は成立している例をいくつも思い出してしまったのであった。
 直近では、元CIAのエドワード・スノーデンがそうじゃないか。米国にいれば即逮捕の男である。その犯罪者を、ロシアは受け入れている。

 
 ▲エドワード・スノーデン氏

 ただ、日本の場合は日韓で犯罪者引き渡し条約がある。

 普通の犯罪者の場合、韓国で有罪判決が下った犯罪者は、韓国に引き渡されるが…。朴槿恵の場合、明確に政治犯である。いくつかのパターンで、朴槿恵の場合は引き渡し条約の例外事項に当てはまると思われ、恐らく亡命は可能であろう。

 ただ、朴槿恵について、日本はタダでは亡命させてはくれないだろう。

 だから、朴槿恵は亡命にあたり、韓国の機密情報を日本に漏らすことに、恐らくなるのではなかろうか。

 要するに、日本はもし亡命を受け入れなんぞしたら、それ相応のリスクを負うことになるのである。なら、そのリスクに見合うリターンがなければ、朴槿恵の亡命を受け入れるべきではない。

 朴槿恵大統領は、韓国のトップである。韓国という国は、権謀術数の技術としては日本を遥かに凌駕している。あの国は、証拠はなくとも日本に対して随分と卑怯な事をしている可能性が非常に高い。

 彼女の息のかかった日本の政治家の名前も出るかもしれない。

 なんらかの具体的な証拠も所持している可能性はある。そこから得られる情報で、日本初の外患誘致罪の摘要もあるかもしれない犯罪が、発覚する可能性もあるだろう。

 慰安婦問題なんかで、韓国政府がどう加担しているかなんかも、韓国トップならわかるんじゃないか?。

 いいやん面白そう。マジで。やろう!

 ものすごく有力な情報提供がありそうなだけに、俺は受け入れてもいいと思う。
 日本にはこれ、なかなかのメリットだ。

 それ故に。俺は本当に朴槿恵の日本への政治亡命はありそうな気がするのだ。

 それにな。韓国の朴槿恵が他の国に亡命したとして、亡命を受け入れるだけのモノを、日本以外の国に対して、用意できると思えない。

 日本なら、朴槿恵は非常に有力な情報を手土産にする事ができるのである。
 
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NHK大科学実験(全5巻)~やってみなくちゃわからない~


左翼を馬鹿にするな

2016年11月27日 00時22分41秒 | 政治(安倍政権)
 最近2chで、ツイッターを元ネタにしたスレが立つ。
 たいてい、左翼のバカそうな発言が取り上げられる。在特会ネタとか、右翼側も稀に立つ事はあるが、ほぼ連日立てられてる左翼とは回数の桁が違う。

【話題】津田大介が怒り「百田尚樹のツイッターアカウントは停止すべき」「この人も差別を垂れ流してるから違反」@tsuda
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1480112477/-100


▲津田大介

 で、見るたびに腹が立つのである。
 こんなの、ネタにしたところでニュースバリュー的な価値があるわけでもない。

 基本的に、2ちゃんの東亜+とは、俺的存在意義は、

日本人に知らされないけど、海外で好き勝手反日を喧伝する中韓を監視し、同時に日本人にその惨状を届ける

 てな感じだったように思う。故にスレ住人は何度も同じ言葉の繰り返しであっても、バカに対して全力で反論する。ROMれとは言わない。
 ここ最近、日本のメディアもアリバイ報道をするようになって、日本人にその情報面での惨状が、小さな扱いであっても届いているので、東亜+の存在意義が薄れてきているような気がする。

 そして、東亜+がその存在意義を誇示するかのように、バカな左翼のツイッターとかが「監視対象」として格上げされたようだ。メディアで紹介されない(どうでもいい話だからだろうが…)ので、東亜+に登るようになっているのではと分析する。

 で。今回の有識者、津田氏の発言を見てても思うのだけど…。
 明らかに左翼がアホすぎる。程度の低さで言えば、ツイッターアカウントを停止すべきなのは津田氏ら左翼側だろう。彼らの場合、全員が度を越した「特定日本人以外の日本人差別」である。

 なのに、それが論じられる事はない。まあ右翼的には、ほっといた方が左翼のアホさが周知されるだけなので、ほっといて、自分達ではなく世間様にアホな左翼達を叩いてもらった方がメリットが大きいので、放置しているに過ぎない。

 実際、差別発言なんぞする敵方のツイッター民なんぞ、敵方にとって所謂「無能な働き者の味方」である。故事通りであれば「射殺するのが最も有益」な人々だ。敵方にいるならば放置すべきだろう。

 そう。あれは言ってみりゃ安倍内閣の最大の味方なのである。「安倍総理を筆頭とする日本の保守勢力(注:俺は含まない)」にとって、連中は「無能な働き者の敵」なのだ。壊滅されると、むしろその方が保守勢力にとってダメージとなるだろう。叩く相手と意味の半分近くが消滅してしまい、張り合いがなくなってしまうのだ。

 俺にとって問題があるとすれば。俺は左翼(注:誤解しないように。俺は、現在の経済状況では大きな政府を標榜すべきだと考えている、脱亜論賛成、改憲論者の左翼)なんだよなぁ。
 現状、日本の経済政策は間違っていると感じている、反安倍なんだけど。
 あのアホ共は、明らかに日本の経済政策が間違っている事を主張しにくくしている。誰しも、あれと同類とは思われたくない。

 はっきり言って、俺は連中に消滅してほしい。ツイッターアカウント凍結処分にされるのは、百田氏ではなく津田氏の方がふさわしいと思う。

 それに、百田氏のアカウント消滅を願うという事は、百田氏のツイートで、自分達にダメージがあるという事の証明であるという事。それと、自分達がツイッターアカウント削除されろとか、そんな叩かれ方をしていない事について、如何に自分が無能であるのかを、悟るべきだと思う。

 俺はね。繰り返しになるが津田氏とかのアカウントが凍結されてほしいと思っている。連中のツイートが明らかに俺ら「俺認識の左翼」にダメージがあるからだ。

 脅威ではなくピエロで、左翼の無能を宣伝していると、気がついてくれ…!

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おなじ阿呆なら踊って逝きます



農協は生産者を大切にしているとアピれるようになるべし

2016年11月24日 23時40分34秒 | 政治(安倍政権)
 あー。こいつは最悪や。

【netgeek】【炎上】ホクレン部長「バター不足は俺らが仕掛けててボロ儲けなんすよ(笑)」 ガイアの夜明けで語る
http://netgeek.biz/archives/87834

 

 

 

 …少し間があって(みえる…インタビュアーのドン引きがみえる…)…

 

 ウチでは前々から主張しているが。経営者なんてものは基本的に外道である。
 で。システム屋である俺の経験則も加味すると。銀行とか、警察とかお役所とかの、巨大企業の管理メンバー社員共なんてものも、外道である。

 ワタミで普通なのだ。

  
 ▲ワタミの社長

 ましてやホクレン。農業王国、北海道の農協である。利権団体なのは間違いない。最低の連中なのは、当然わかっているのである。

 農業改革について、俺は不要だと思った事はない。
 それでも。今回の「ガイアの夜明け」に恣意的なものを感じてしまうのは何故かというと…。

 当然、現在国会で、TPP関連の批准作業の真っ最中だからである。米国が今後かなりの確率でイチ抜けするTPPなので、米国の圧力じゃとか、そんな事は言わないが…。どうにも気色悪い感じがしてしまう。

 結局、俺は一方向だけしか語られない状況を気持ち悪いと感じてしまうのだ。

 別に、どっちかの立場で情報を提供するのは構わないと思うんだけど。フェアな情報提供ではない場合に、俺はなんだか気持ちが悪くなる。

 今回のガイアの夜明けでの、一方的なホクレン叩きの場合、「もしホクレンが潰れたら、供給側にとって素晴らしい状況になるか?」という点が、徹底的に欠落しているように思う。

 米国が中心となったTPPが順調に推移していたならば、日本の酪農は米の穀物メジャーのような、巨大な営利多国籍企業に食い物にされたり、海外からの安価なバターによって壊滅的打撃を受けないだろうか。要するにホクレンから米穀物メジャーに頭がすげ替えられるだけではないかという疑念とか、競争原理が働きすぎ、日本の酪農家が考えている程に世間は、自由競争は甘くないかもしれないじゃないか。

 アニメータにせよ、プログラマーにせよ同じだと思うのだけど。俺は優秀な実働部隊の人々に、もっと利益がまわるようにしてあげないといけないと思うのである。農業にせよ酪農にせよ同じ事だ。

 だったら、こーゆーテレビ番組で言うことじゃねーよホクレンの部長さん。アホじゃねーのか。

 いや知ってる。知ってるねんけどな。こーゆー連中が、単に自分の傘下にいる人々からカネを吸い上げとるだけの外道な連中だという事は。

 いやあ、トランプ米大統領誕生は、タイミング、もしかしてよかったかもしれんわ。
 TPPの頓挫が見えてるので、日本の酪農が外資に蹂躙されるという後顧の憂いを立った上で、農協改革とかが進められるかもしれない。

 俺、農協は潰したらダメだとは思うんだけどな。
 でも、叩かれなければいけないとは思っているのである。別に、営利目的は否定しないけど…。

 もっと、農協は生産者を大切にしている事をアピールできるようになって欲しいのである。

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おなじ阿呆なら踊って逝きます



米国はTPPを離脱できるのか

2016年11月23日 00時44分25秒 | 政治(安倍政権)
 まあ、これは想定内と言ってもいいんじゃないかな。

【変態】TPP・次の一手苦しく、安倍政権に痛手…発効絶望的
http://mainichi.jp/articles/20161123/k00/00m/020/101000c

【産経】「TPPは米国抜きでは意味がない」「北方4島、日露双方にとってウィンウィンの形で」
http://www.sankei.com/politics/news/161122/plt1611220013-n1.html

 トランプ氏が大統領になった場合、俺は彼が「やりやすいところから手をつけていく。無理な話は後回しにして結局できないだろう」という風に予想した。

 と、言うことは安保関連は最後である。また、これには多分手がつけられない。
 そして、喫緊の課題となるのが、景気対策である。

 その中で、TPPについては最優先だと思っていた。
 確かにこれは通商関連政策であって、直接的な景気対策でこそないが、これが発行する事で米国内の不景気に拍車がかかる可能性は否定できない。この「否定できない」というところが不気味で、無論減税やら公共投資なんかも「簡単に手がつけられるところ」ではあるんだけど。新大統領誕生の瞬間が、最も権力が確実に強い時期で、そのタイミングで多少強引な事でもできるって状況では、やっぱりTPP脱退が、トランプ氏のTODOリスト筆頭の「景気対策」なのであった。

 誰が言ったかは忘れてしまったのだけど。

「TPPはグローバル化政策の中において、大国に旨みが少ない政策であった」

 と、俺も言えると思う。世界的デフレ経済状況で、各国共に減ってしまった需要という名のパイを取り合っているのに、その少ないパイを他国企業でも平等に取りにいけるようにする政策だからだ。
 だって。経済規模の小さいところから、元々少ないパイを大国が根こそぎ奪っても儲けなんてないじゃない。小国が、大国の需要を奪うからこそ旨みがあるのである。

 で。TPP領内で言えば、日米で需要の8割を叩き出しており、日本は米国の需要を、米国は日本の需要を奪えるという形で、国民を説得しようとしていたのだ。

 つまり、米国が最も損なはずなんだけど。まあそれでも米国は自国の損になる事は徹底的にやらない国なので、日本とは違って自国有利なルールを設けていた。それでも、需要が奪われる事には変わらないので、米国内の自動車メーカーなんかを中心にして、TPPは猛反発されていた。

 まあ、だからと言ってなあ…。まだ脱退が正式決定じゃないけどさ。よくやるよなぁ。TPPを今の形までまとめ上げるまでに、どれだけの労力を払ったと思っているんだろうな。トランプ。シガラミがない、ゼロベースの改革ができるってのが、トランプ氏のウリなんだろうけどさ。
 今となっては中国包囲網の意味合いもあったTPPだし、日本が米国に対して「近隣窮乏化政策(他国の需要を奪って自分が豊かになる策)」ができなくなる…なんて事より何より、中韓をTPP枠外へと追放できる意味合いがよかったのに…。

 米国が脱退するならしたで、米国が引いていた自国有利のレールを、日本がごっそり引き継ぐ事ができるかもしれないけど。それをやる気概が、今の日本の政治家にあるだろうか…。

 まだまだ予断を許さない状況だけど。随分厳しくなってきたなTPP。

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おなじ阿呆なら踊って逝きます


蓮舫の不幸せ家族

2016年11月21日 21時45分36秒 | 政治(国内・その他)
 こんな生活臭のない奴はおらんわ…。

 何って、先日の蓮舫出演のテレビ番組、「金スマスペシャル」である。

【民進党】【宮崎】「皆さんの声に寄り添った政治をやらせてほしい」蓮舫代表が民進党への支援訴え
https://www.minshin.or.jp/article/110400/

昨日、私、テレビ番組で家族が全員公開されてしまったんです。こう見えて、私子どもがいるんです。家庭の匂いがないと言われますが、これから生活臭を醸し出そうと思っています

 ひたすら旦那さんディスりであった。マジで引いた。

 

 

 ちょっと前に「栗田貫一の亭主関白っぷりを紹介!」とかで、クリカンの酷すぎるモラハラっぷりが赤裸々と紹介されていたが…。俺はアレもマジで引いた。つーか人間性を疑ったものだが、蓮舫のソレも、勝るとも劣らない。

   

 蓮舫、生活臭がないとか言われてる事自身、俺は実は知らなかったんだけど。生活臭を臭わせる為に、これみよがしに家族をテレビで紹介したのならば、完全に逆効果である。クリカンも、好感度を上げる目的で、家族とのやりとりの取材を許している(強い自分をみてほしいとかそんな理由かな?理解できないけど)のだけど、これを晒して大丈夫と思っている時点で、かなり大丈夫じゃないと思った。

 炎上商法としても、あまりにリスクが高すぎる。
 同じことは蓮舫にも言える。

 流石にお父さんの家庭内カースト最下層、ペット以下はないわ。

 例えば、共産党系列の女性議員がいるとするじゃない。でも、家庭内ではちゃんとお母さんをしてて、家事も立派にこなしてて、お父さんもお母さんに負けないぐらい家事をやってて、全面的にその女性議員を応援してると。普通はそんな風に紹介されるものである。政治家なんてものは、嘘でも家族円満の演出をするものなのだ。なんせ、虚像であっても理想の家族像を演じないといけないものなんだもの。

 それが…。なんじゃあれ。
 あんなの放送したら、アメリカの議員だったら辞職に追い込まれてもおかしくないぞ。キチガイだと思われるわ。

 考えてみれば、蓮舫の家庭には、純粋な日本人の血筋はお父さんしかいない。子供たちには愛情を注ぐのに。夫はまるで蓮舫自身の日本国籍のように、隅っこに追いやられている。その姿はまるで保険。自分の国籍が台湾国籍オンリーであっても、配偶者が日本人であれば、日本国籍を得る資格があるから…とでもいわんばかり。

 こんな女、美人でもお断りであろう。何が楽しくて結婚なんてしたんだろう。村田信之氏は、自身の名字を蛇蝎の如く避ける蓮舫に、どのような心境でいるのだろうな…。

 気の毒でならない。

 蓮舫よ。よくその口で「皆さんの声に寄り添った政治を」とか言えるな!俺はまず、最も身近な日本人夫をまずは不幸にしているお前を心から信用できない。

 この家族が公開されても平気とか…流石、ほんまもんのアホなだけはあるな。

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余命三年時事日記 外患誘致罪


リベラルの終焉2

2016年11月19日 23時33分52秒 | 政治(安倍政権)
 左翼の崩壊が加速している手応えを感じる。

【拙】リベラルの終焉
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/c0c219ec53454c5f79733186ce5272b5

 この記事の続きである。

【U.S.FRONT.LINE】「この映画を作れば捕鯨は理解してもらえる、という一心」
http://usfl.com/2016/11/news_articles/105329

和歌山県太地町で撮影された反捕鯨映画「The Cove」。「果たして、あの映画に真実はあるのか?」と反証映画「ビハインド・ザ・コーヴ」で真っ向から対抗したのが監督の八木景子さんだ。2016年11月、ロサンゼルス近郊サンタモニカ市内でのアメリカンフィルムマーケットに参加した八木景子監督に話を聞く機会があった。


▲監督の八木景子さん

 捕鯨の問題って、俺はそれなりに不安を感じていた。
 南京事変の事もそうだけど、日本人が正しい事を主張したところで、それが受け入れられるとは限らない。慰安婦問題とかが、その最たるものであった。

 それが、最近はかなり日本側に寄ってきている。
 それでも、俺は捕鯨問題における日本叩きは、とても日本に分が悪いと思っていた。この映画を撮られた八木氏には敬意も表しているし、一定の意義も感じてはいるのだが、まだ素直には欧米社会に受け入れてもらえないと思っていたのだ。

 ところが、まあオーストラリアについては予想通りだけど、意外とすんなり受け入れられているのである。

日本の捕鯨に非常にネガティブな教育を行ってきたオーストラリアで決まりかけた上映がキャンセルになったんです。異文化を取り上げるというコンセプトの上映会で取り上げられる予定だったんですが。理由はわからないけれど、邪魔する勢力があったとしても、自分から乗り込んでいくつもりです。諦めません。それからオバリーが、今年、日本に入国しようとした時に強制送還になったそうです。それまでは反捕鯨活動を展開するのに、観光ビザで入国していたのです。彼からメールが来て『日本で映画(ビハインド・ザ・コーヴ)を見たかったけど入国できなかった』と書いてありました。普通にメールのやり取りはするんですよ(笑)」


【東スポ】全米で拡大中の反トランプデモ仕掛け人は20代・韓国人女性
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/618724/

 俺が若かった頃「ネタ記事、嘘記事の宝庫」とされていた東スポは、ここ10年ほどはスポーツ紙と思えないほどにしっかりした裏のある記事を配している。

ドナルド・トランプ次期大統領への抗議デモが全米に拡大するなか、「USAトゥデー」紙が「デモにプロ活動家が関与している」と指摘した。その“首謀者”として名前を挙げたのが、環境活動家で20代の韓国人女性チョ・ヨンジョン氏。環境NGO団体「350 Action」のメンバーで「脱石炭」「脱原発」を掲げ、表向きは環境問題に取り組んでいるが“正体”はプロのデモ活動家だという。

 紹介されている「USAトゥディ」は、ウォール・ストリート・ジャーナルと全米で1・2を争う全国紙である。
 その全国紙で、トランプデモの首謀者がアメリカ国民ではない事が報道されたのだ。

 映画、ビハインド・ザ・コーヴが意外にもすんなり欧米社会に受け入れられている事。トランプデモの首謀者の国籍なんてものが、ニュースバリューがあると判断されてる事…。

 なんとなく、「次期大統領(ドナルド・トランプ氏)が共和党(右派)からに決まって」からのような気がする。世界が、左翼に対して嫌気がさしていると感じる動きなのである。

 今回の大統領選では、まさにそんな、上記のような「反左翼的な」トランプの支持理由も散見していた。その世界情勢が、とうとう左派的なメディアにも伝播してきている事が実感できつつあるのだ。

【保守速報】【東京新聞】山口二郎が書いた「安倍を痛烈に皮肉った今年最優秀作の記事」がこちら
http://hosyusokuhou.jp/archives/48776933.html



 こーゆーの、ネットでは凄い叩かれてたし、読んだらドン引きで、よく東京新聞がOKしたなと思うような低レベルな記事だったんだけど。
 俺なんて小学校の頃、学校の先生から日本はアジアの癌細胞とかマジで教わっていたのである。当時、それが普通だったのだ。

 世界は、現在急速に左翼主導の世界観から正常に立ち返りつつある。
 昨今、俺もだけど、「左翼の劣化」を主張するが、正しくは恐らく左翼は変わっていない、劣化なんてしていないのだろうと思う。

 時代が、世界が正常化してきてて、左翼がそれに追いついてこれていないのではないだろうか。そんな実感が伴う、最近の指導者交代なのであった。

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リベラルですが、何か? (イースト新書)


自分が悪かったと認めると死んでしまう人達

2016年11月17日 23時32分18秒 | 政治(安倍政権)
 産経新聞の阿比留瑠比氏と言えば、全国紙で最も右側にいる記者である。

【阿比留瑠比の極言御免】「土人」は「差別」なのか
http://www.sankei.com/premium/news/161117/prm1611170007-n1.html

 櫻井よしこ氏と同じく、右側の論客として評価される向きが多い彼らだが、実は俺は、彼らがあまり好きではない。

 無論、知識としては凄いと思う。勉強になる記事も多いのだが…。
 どうにも、ワキの甘さを感じるのである。この記事も、そんな記事の1つだった。

鶴保庸介沖縄・北方担当相が8日、沖縄県の米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)移設工事反対派に対し、大阪府警の機動隊員が「土人」と発言したことについて、「差別であるとは断定できない」と述べたことが尾を引いている。

 この事件である。
 この記事の中、阿比留記者は以下のように「土人」を考えている。

試みに手元の辞書で「土人」の意味を引くと、岩波国語辞典では「(1)土着の住民、土民(2)原始的生活をする、土着の人種」とある。また、広辞苑には「(1)その土地に生れ住む人。土着の人(2)未開の土着人。軽侮の意を含んで使われた(3)土でつくった人形。土人形。泥人形」と記されていた。

 どちらも(1)の意味なら何の問題もない。(2)の意味で使ったとすると確かに不適切だが、かといって直ちに「差別」に結びつけるのも無理があると感じる。だとすると、鶴保氏の言葉は本来、問題視されるようなものではないはずである。

 基本的に、土人という発言を問題視せねばならない可能性を臭わせながら、土人=差別とする、「叩いている側」の視野の狭さ…というよりも「決めつけ」を、つまり「レッテル貼り」を叩いているのである。

 まあ、上記の土人=差別のレッテル貼りを叩きたい気持ちはわかるし、俺もそこについては同感なんだけど…。

 俺は、鶴保担当相の土人発言擁護がヘタクソな言い訳にしか聞こえなかったのだ。確かに「土人」は相手を侮蔑する意図で言った台詞である。例え、土人扱いを受けた反日闘士のじいさんがキチガイレベルのカスであろうとも、やってしまった事は反省すべきだと思う。それを、なかった事にするような「言い訳」は、するべきではないのではなかろうか。

 以前、この土人問題については、松井一郎大阪知事が、ほぼ100点の対応をしたと、エントリした事があったが。

【拙】松井一郎をはじめて支持したい
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/a09e468adbdf4215b7cf3b85ff7623ab

 
 ▲適切すぎる松井氏の応答。質問をしているキチガイ擁護派の記者の異常さが際立つ

 彼は、土人発言の隊員に対し、発言に問題があった事を認めながらも、労いの言葉をかけ、土人扱いされたキチガイジジイに対し批判を行っていた。

 これが、正しい対応である。

 松井氏の対応は、「俺らが悪かったのは認める。でも、辛かったなぁ。ご苦労さん。相手は酷い奴やったなぁ。」だ。
 一方、鶴保氏や阿比留氏の対応はこう。

「俺らが一概に悪かったとはいえない。それより俺らを悪い悪いという奴のやりようはなんだ!」だ。

 どっちが正しいと思う?日本の保守というのは、後者の、阿比留氏のような対応が、俺は多いように思うのである。

 今回の件に限って言うならば、鶴保氏の言い分は完全に蛇足であろう。なんでそんな事を発言した。そして、土人を差別と決めつける蓮舫らのやり方も薄汚いやり方だ。

 俺には今回の鶴保氏や阿比留氏のやり方は、レッテル貼りをした蓮舫のやり方と比較すると、十歩百歩ぐらいに感じるのである。

 土人発言擁護して、なんになるというのか。

 土人発言は問題あるけど、同情すべき点も多い。悪いのは現地の反日闘士共だ。なんで、こーゆー松井氏のような発言ができないのかね。

 自分が悪かったと認めるのは死ぬのと同じ。

 俺は、左右問わず、政治家や記者が、そう思っているような気がしてならない。
 そして、俺はそういう連中がキライなのである。

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沖縄の不都合な真実 (新潮新書)



トランプは思ったほど最低ではない2

2016年11月16日 22時21分55秒 | 国際
【産経】ニューヨーク市場の株価が「トランプラリー(反騰)」になったわけ トランプ新政権への助走が始まっている
http://www.sankei.com/column/news/161116/clm1611160005-n1.html

トランプ次期大統領は、その気になれば何でもできてしまう。「法人減税」や「インフラ投資」などの公約は、政権が発足すればほぼ確実に議会を通るだろう。(中略)それと同時に、民主党政権があと4年続くとしたら、金融規制や環境規制がさらに強化されるはずであった。ウォール街としては「織り込み済み」であっただろうが、その懸念がいきなり消えた。しかもトランプ大統領は、所得減税もしてくれるという。(中略)さらに次期政権は、減税と歳出拡大を同時に行う予定である。

 これは愉快な展開になってきた!

 何がって、ウチでは何度か話題にしている。ヘリコプターマネー(以下、ヘリマネ)についてである。これは…このトランプ氏の政策は、紛れもない、ヘリマネだ。

「ヘリマネは、やって平気なのか?」

 これは現在の隠れた世界の共通命題ではないかと俺は思う。
 実は、これに近いことをやってしまったのが中国である。じゃぶじゃぶと元を発行し、元安を維持した上で国内に設備投資を繰り返し、旺盛な需要の下支えを政府が行ったのである。
 それで、中国は開発だけが先行してしまったゴーストタウンが林立してしまう結果となってしまったが…。それでも、「ヘリマネ、やっても別に大丈夫じゃないのか?」と、世間に思わせるには十分な成果だったように思う。

 
 ▲ゴーストタウン化してしまった中国の開発地区

 基本的にヘリマネをやってしまうと、対象通貨はどんどん薄まるわけで、当然信用を失い、いわゆるハイパーインフレに突入してしまうと言われている。なので通常、自国通貨の暴落を防ぐために、ドルやユーロ、円等の信用度の高い外貨を準備して、信用を担保する。

 
 ▲かつてドイツで発生したハイパーインフレ

 では、外貨準備に利用される通貨を発行している国はどうなのか?というと、事実上、いくらでも通貨が発行できているのである。このようになんの担保もなく、自国通貨をかなり発行しても、通貨が暴落しない。そのような、極めて信用が高い国の通貨をハードカレンシーというのだけど。

 ドルやユーロや円は、そんな際限なく発行してなんのリスクもないの?と問われると、それはもうやってみなくちゃわからないのである。

 で、アベノミクス全盛期の時、特にアメリカは日本の政策を支持していた。

 で、日本国内では、「日本をヘリマネの実験場にするな!」という記事が掲載されていたのである。

 
 ▲一例

 そう。アベノミクスは言わばヘリマネ政策だったのだ。アメリカは、先にリスクをとって、ヘリマネ政策の有用性を実証実験してくれる日本を見て、自分達もヘリマネを行うか否かを決めようとしていたのだ。

 そんなアメリカが、トランプ氏以降、ヘリマネ政策をやろうとしている。つまり、実証実験を代わってくれるようなのだ。まあ有用性はかなり信憑性があるしな。ウチの主張も、「日本もやってしまやええやんけ」である。トランプ氏、英断ではないかと思う。

 現在のアメリカの上昇傾向は、要するに日本のアベノミクスと同じ現象なのだ。
 ちなみに、ここまでは過去、日本の橋本元総理も同じことができた。安倍総理も同じことができていたのだが…。

 両方政権とも、ビビって中途半端にアベノミクス道を切り上げてしまったんだよね。

 さて。アメリカは、トランプ政権は果たして、やりきる事ができるだろうか?
 メディアや他国の圧力に屈して、構造改革路線に逆戻りしないだろうか?

 要注目である。

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NHK大科学実験(全5巻)~やってみなくちゃわからない~


トランプは思ったほどには最低ではない

2016年11月16日 00時03分36秒 | 政治(国内・その他)
 久々に、ウヨサヨの話をしてみよう。
 俺の中の指針ではなく、一般的な指針でのウヨサヨである。

 超大雑把に、4つの箱を用意する。

1.右翼で普通の人
2.右翼でバカ
3.左翼で普通の人
4.左翼でバカ

 この4つのいずれかに、既存の政治家を必ずカテゴライズしなければならないとすれば、右翼側の2つの箱のうち、「普通」には安倍晋三、麻生太郎、石破茂なんかが入る。「バカ」には小池百合子、小泉純一郎、森喜朗なんかが入ると思う。

 では左翼側の2つの箱はと言えば、これが「普通」には何も入らない。野田佳彦とか長島昭久とかが入りそうと言えばそうなんだけど。朱に交われば赤くなるというように、日本人は何かと迎合体質なんだよ。バカが大半という集団に混じると、賢者もバカに成り下がってしまうのだ。

 旧民主党の最大の問題点はなんだったかと言えば、バカがフォローできないレベルで突き抜けすぎていた点と、バカをフォローできる普通の人が絶無だった事である。

 ところで。バカはそんなに悪くはない。むしろバカによるブレイクスルーが必要な事もある。わかりやすいのはやっぱり小泉純一郎で、彼が総理の頃、官房長官が安倍、外務大臣が麻生、農水大臣が中川昭一であった。部下に恵まれていたと言っても過言ではなかろう。彼が、単独キャラなら毒なのは、最近の反原発派化を見ても、明らかだと思う。

 で。次期米大統領のトランプ氏なんだけど。あれが突き抜けすぎたバカなのは火を見るより明らかだ。鳩山由紀夫と同じく、一貫性が皆無。
 ガースーには「大統領選時期の発言は考慮に値しない」と、ある意味見下げ果てた失礼極まりないコメントはされるわ…

【時事】トランプ氏くみしやすい=菅官房長官
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016052000976&g=pol

「ある意味くみしやすい人ではないか。今はまず選挙に勝つためにやっているのだろう。大統領になると現実的な政策にならざるを得ない」と述べた。


 日韓の核容認発言は「言った覚えはない」とか、しれっとありえないレベルですっとぼける。

【情報速報】ドナルド・トランプ氏「日本の核武装容認は言っていない」 まさかの前言撤回
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-11744.html

 しかし、俺はこれ、裏を返せば、トランプは自身の公約をロクに実施できないと見る。ガチの問題行動はできなさそうである。

 とすると、想像通り、彼はアホなアメリカンの本音のうち、実現が比較的やさしめの事から順番に、大胆かつ少しずつ手をつけていくのだろうと思う。

 するとな。在日米軍の撤退はな…。ありえないわ。一番ありえないのだ。
 だって日本はほぼ在日米軍基地費用を全額負担している。7割とはそういう数字だ。残るは米軍軍人の給与ぐらいであろう。米軍軍人はれっきとした公務員。アメリカの公務員の給与を日本が支払うべきだとか、正気を疑う。
 他国が拒否したら、自国の国家公務員の給与を止めるのか?

 トランプが現時点で日韓の核武装を否定する発言をしたと聞いた瞬間、俺は民主党政権の鳩山の台詞がフラッシュバックした。鳩山のこの台詞である。


「勉強すればするほど、日米関係の、抑止力の重要性がわかってきた」

 トランプはまだ大統領就任前に、その事に気がついたんだから、鳩山よりはマシであるかもしれないが…。
 少なくとも、トランプ大統領は、当初思われていたよりは最悪ではない大統領かもしれないと、ここ数日観察して、俺は思った。

 日本は、在日米軍問題さえクリアできれば、トランプとは折り合えそう。

 問題は中国であろう。トランプは、安倍総理と習近平国家主席を同列に褒めちぎった。俺は彼のリップ・サービスを聞くたび、人の事をすこぶるバカにしたリップ・サービスだと不愉快に感じるのだけど。何を考えての発言なのか、さっぱりわからない。南沙諸島について、現時点では何も語られていない事も不気味だ。

 さて。あの突き抜けすぎたバカであるトランプを、米共和党は今後、どうフォローしていくのだろう。鳩山政権の時のように、フォローできる人が皆無でない事を、素直に祈っておきたいと思う。

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おなじ阿呆なら踊って逝きます


リベラルの終焉

2016年11月14日 23時54分35秒 | 政治(安倍政権)
 今回のアメリカ大統領選で、トランプがなぜ圧勝だったかという話を巡って、なんだか現在、過激にアメリカ全土でデモを起こしてるノイジー・マイノリティの連中が、拳の下ろしどころに迷っているように思う。

 そこに見て取れるのが。米民主党陣営の暴力性である。

 
 

 日本の野党陣営。共産党や民主党の支持者達。沖縄の平和デモの連中も、最近その暴力性が報じられるようになってきているように見える。
 どんな連中かと言えば。こういう連中である。

 

 ここは、朴槿恵退陣を求める「平和デモ」の最前線だ。
 各種ハングルの旗と共にたなびく、日本語の旗。

 

【左翼速報】【サヨク画報】韓国の大規模デモで“日本語の旗”が振られている件 ⇒ 中核派・革マル・労組の海外出張と判明
http://www.honmotakeshi.com/archives/49989724.html

 JR総連、JR東日本、勤労水戸、勤労沖縄、千曲ユニオン…。
 最近、どおりで沖縄を騒がせていた平和デモ関連がやけに静かだと…。

 現在あのうっとおしい連中は、韓国に出張中の様子だ。

 これで、沖縄で平和運動してるような連中は、韓国での平和運動でも連携している事が明らかになった。
 ご存知の通り、こいつらの行いはキチガイの領域である。リベラルの巣窟である沖縄タイムスは、平和運動要員として犯罪者を募集していたという前科もある。

 

 どこの国でもリベラルはキチガイじみているのだろうかと。
 ちょっとドン引きしてしまうレベルでの「発覚ラッシュ」である。

 ちなみに。勿論左派ばかりでなく、右派、右翼、極右にも暴力事件は発生した事がある。みなさん、ぱっと頭に思い浮かべたのは、在特会の事だろうか。確か、抗議をした老人を集団暴行して骨折させたんだっけか。

 ところが、この件をワアワア触れ回ってるのは、やっぱりキチガイじみている左派の連中ばかりで、マトモに報道されていない。
 この件で頭に浮かぶのは、沖縄ヘリパットでの機動隊の「土人」罵倒事件である。
 あの時は、確か「土人」と言われても仕方がないと思わせるほどの土人っぷりの醜態を、左翼側の爺さんが晒しており、むしろ機動隊の方に同情が集まった感すらあった。

 

 考えてしまわないか。想像してしまわないか。在特会に抗議(というか恐らくは挑発を)した老人の事を。
 犯罪を犯しても老い先が短い老人を、平和運動家として雇う、左翼の姿を。

 最近注目されるのは、左翼の酷さばかりである。

 そろそろ、もうほくそ笑んでもいいような気がするよ。

 左翼は、滅びの道を、ただひたすら歩いてる。

【話題】香山リカ「今年の流行語大賞、ヘル世界を推薦したい」「トランプ当選で症状悪化した人たちが受診にきた」 [無断転載禁止]
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1479125632/

 リベラルは、今の世の中を地獄と感じているのであろうな…。

 そして何故、日本でリベラルな人々は、この「ヘル世界」のように、わざわざ韓国的な用語を使う(韓国人は韓国の事を、自虐的にヘル朝鮮とか呼ぶ)んだろうね…。

 俺、自分の主張を説得力あるものとしたいと考えているのであれば、韓国からは遠ざかった方がいいと思うんだけどな。

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リベラルですが、何か? (イースト新書)


トランプ爆誕、その後

2016年11月12日 08時11分15秒 | 国際
【プレジデント】日本の「トランプ分析」は全部デタラメだ
http://president.jp/articles/-/20617

投票前、日本の多くの有識者はヒラリー・クリントンの当選を断言し、トランプの当選はありえないと語っていた。そんな中、1年も前から、トランプ氏の当選を一貫して予測してきた人物がいた。PRマネジメント代表で、早稲田大学招聘研究員の渡瀬裕哉氏である。

 同じく。ほぼ1年前からトランプが大統領になる事を繰り返し主張してきた立場から、共感が持てる分析なのかなと思って読んでいたんだけど…。

 心情的には同類に見られたくはない、現在の傲慢なマスコミをさらに見下す高みに立っているような、もっと傲慢なタイプの有識者の記事のように思われた。

現在、トランプ大統領誕生でヒラリー当選を予測していた有識者らの阿鼻叫喚が続いています。「隠れトランプ支持者がたくさんいた」「世論調査が間違えていた」などが代表です。しかし、トランプ勝利は本当に予測できなかったのでしょうか? 筆者はこのような見解は明確に間違っていると断言します。

トランプに「だまされた」私たち 過激発言は比喩? 和解宣言の意味
http://withnews.jp/article/f0161111001qq000000000000000G00110101qq000014288A

 その阿鼻叫喚の一例。俺も最近楽しんで読んでいる記事の一角である。

 これについては、俺も冒頭記事の著者と同感なんだけどな。
 彼が、トランプ優勢を導き出せた根拠を列挙すると、こんな感じなんだそうな。

1.共和党予備選については、主流派候補が勝つという慣習に囚われすぎ。
  現地世論調査をチェックしていればトランプ勝利は明白だった。

2.大統領選挙本線の接戦州はずっと世論調査上接戦だった。
  ヒラリー圧倒という情報はマスコミの願望か、ミスリードだった。

3.民主党のサンダースが失脚して、民主党予備選参加者が伸び悩んでいた。

4.トランプ支持に回った白人労働者層を「愚かな国民」とメディアがバッシングした。
  これはむしろトランプの支持を後押しした。

 要するに、各種世論調査をつぶさに観察すれば、今回のトランプ圧勝は予見できたという事らしい。
 結構説得力のある話だと、確かに思われた。中でも民主党のサンダース旋風をヒラリーが打ち破って以降、民主党の予備選参加者が伸び悩んでいた話なんかは、俺も感じていた重要な観測点だと思う。

 言ってる事は理解できるんだけど…。

以上のように、世論調査等の重要な数字を丁寧におさえていくことで、トランプ勝利という結果を導出することはそれほど困難なことではありません。

 要するにこの一文に、俺は不満があるのである。確かに、民主党は極左のサンダースとヒラリーが拮抗してて、弱者向け政策を掲げたサンダースを、弱者に対してあまり人気がなかったヒラリーが打ち破って代表になり、既存の支持者が大量にトランプにまわったという話は説得力もあるし、俺もその現象は大なり小なり発生していたとも思うのだけど。例えば別の世論調査では、年収別支持率で500以上がトランプを、未満はヒラリーを圧倒的に支持しているというデータもあるのだ。


▲低所得者層は圧倒的にヒラリーが人気?

 ちなみにこの統計の場合、富裕層との格差が激しいアメリカにおいて、有権者の数で考えれば、圧倒的にヒラリーが優位になってしまうが、結果はトランプの勝ちだったのだ。

 このように統計と結果は時としてちぐはぐな分析結果をもたらす。特に政治なんかは、統計を使って民衆を説得しようとする連中によって必ずバイアスがかかってしまう。
 統計は、次の機会に対する指標として、情報を整理する為に使用するべきではないかと思う。

 「俺は統計を適切にチェックしてたから未来予想が可能だった」は、予想が的中したから言える台詞なのだと思う。

 ところで。ならば俺はどうなんだろうか。俺は、何を根拠にトランプを優勢と考えたのだろう。別にマスコミの逆張りをしたわけではない。単に自分の中での指標において、ヒラリーとトランプ、どちらの方が現在のソリューションを的確に捉えているかという点において、トランプが圧倒していると思っていたに過ぎない。

 しかし、選挙はそれだけでは絶対に勝てない。これだけで勝てるなら、日本で鳩山政権誕生はなかった。もう1つ、重要なファクターとして、ネットが発達したこのご時世で、メディアが一方的にトランプを悪者に仕立て上げようとしている意図が感じ取れ、かつその叩き方が不平等であったからである。

 俺は、このマスコミの有様が、ネットユーザーの反感を買うことになったのだと思う。
 が、俺は別にアメリカのメディア事情に明るいわけではない。この「反メディア」的なエネルギーが、どれほど選挙に影響を与えるのかが、実に未知数だったのだ。アメリカにおけるメディア権力の強さもわからなかった。だから不安だったんだけど…。

 結果、トランプは圧倒的であった。これは、メディアの敗北である。

 メディアは、今後生き残りたければそれなりの対応を強いられる。これまでもその傾向はあったが、今後また、厳しく一貫性を求められるようになるだろう。

「アリバイ報道」は、メディアの自己防衛手法として近年登場したが。
 今後はさらに1歩進んで、「アリバイ報道」に見えない「アリバイ報道」が求められていくようになるだろう。

 ネット世論とは、既に第5の権力の地位を確立しつつあるのではないか。
 そんな風に捉えられたトピックスであったように、俺は思う。

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おなじ阿呆なら踊って逝きます


トランプ爆誕

2016年11月11日 00時11分42秒 | 国際
 さあ。トランプ大統領爆誕である。どうしよう。
 まあ、いつものように、今後のウォッチ方針を語っていきたいと思う。

 まずは、アメリカの反トランプ陣営の反応である。

 特に、面白いのはカナダに移住するとか、アメリカにはもう住めないとか言ってた、日本の福島原発事故の時の反原発キチガイみたいな連中の反応かなと。
 カナダの移民申請関連サーバが、トランプ爆誕の報をうけ、ダウンしたらしいやん。

 連中。どうすんのかな。アメリカから出ていくんだろうか。
 と思ったら、なんか涙目で「ごめんなさい冗談でした」とかの話になっている模様。

【映画ドットコム】「トランプ当選なら国外脱出」を宣言していたセレブたちの反応は…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161110-00000019-eiga-movi

マイリー・サイラスは(中略)「適応し、人々をありのままに受け入れられたらいいと思う。だから、ドナルド・トランプ、わたしはあなたを受け入れるわ」と語った。

エイミー・シューマーは(中略)「冗談だった」と釈明。「荷物をまとめろと言っている人は、人種差別主義で、同性愛嫌悪で、おおっぴらに女性を虐待する無礼者に投票した人と同じくらい不快。他のみんなと同じように、私も今夜は悲しみに暮れている。私の心は粉々。こんな世界に子どもを送り出さなければならない、妊娠中のわたしの姪(めい)や友人たちを思うと胸が痛い」


▲マイリー・サイラス、エイミー・シューマ

 要するに、本気でトランプなんぞありえないとタカをくくっており、有名税があるのに自分の発言に対する責任が持てていないようなのである。情けない。まあ日本にもそーゆー大言壮語癖な反原発の有名人はいるけどな。

 さらに、全米でどうやらそこそこの規模の、「反トランプデモ」が発生しているようだ。選挙の結果が受け入れられないらしい。

 基本的に今回の大統領選挙はトランプの圧勝である。つまりデモを起こしている連中は、日本のシールズとかの同類で、少数派。

 この状況から、俺は今回のアメリカの状態を「遅れてきた日本の鳩山民主党政権のようだ」と解釈した。

 正直、俺はトランプがきちんと政治を把握しているとはとても思えない。アレは日本で言えば鳩山由紀夫(まあトランプは保守寄りだけど)である。だが、主張している事を聞けば、前にも述べたが彼の言葉はアメリカ人の本音なのである。

 そこで、保守寄りなトランプを潰す目的で、アメリカ国内のサヨ共によるデモ…まあ日本で言えばさっきも述べたシールズみたいなのが扇動して、団結したマイノリティによる大規模デモが発生している…って感じなのではなかろうか。サヨだけに、保守寄りで、反対意見におもねる事もなさそうなトランプ大統領に強大な危機感を感じて。

 な?マスコミが全盛期ではなかった頃に、もし民主党政権が圧倒的支持率で爆誕したら、日本でも似たような事が起こるような気がしないかな。遅れてきた鳩山って感じ、理解してもらえるだろうか。

 すると、我々日本人は、鳩山由紀夫をモデルケースとしたシミュレートができるのである。
 結果、奴は鳩山と同じ愚を犯す事が想像できてしまう。

 例えばトランプの在日米軍の思いやり予算の増額や撤退宣言は、日本の鳩山を例に取れば、もちろん普天間基地の辺野古移転反対に相当する。

【新米国大統領】トランプ氏顧問、日米安保でさらなる負担求め交渉する見通しを示す
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161110/k10010763591000.html

この中でミズサワ氏は、日米安全保障条約について「トランプ氏は、ビジネスマンとして条約を各国との契約と見なしていて、アメリカ国民の利益にかなっているか見直す必要があると考えている。トランプ氏が求めているのは、日米の双方の利益かどうかという公正さだ」と述べました。

 上記ミズサワ氏にしても、日本がほぼ限界まで在日米軍駐留費用を負担している事をわかってても、こんな主張をしているのである。これは、鳩山が普天間基地問題を勉強する前、「最低でも沖縄県外」と主張を繰り返していた事に似ている。

 そのうち、鳩山が「勉強すればするほど、日米同盟の重要性がわかってきた」とかのたまって、日米関係者を呆れさせた事と同じ事が、トランプで起こるのではなかろうか。
 要するに奴は軍事関係では、少なくとも日本に対して何もできないのではないかと思うのだ。

 後、やってくるのは、彼の主張を考えれば民主党政権時代の仕分けであろう。
 こちらは、まあいろいろだよねぇ。TPPはやんない。ありとあらゆる減税はする。中国に対して関税を強化する。政府歳出の圧縮をする。シリア難民はシリア国内に難民受け入れの地域を作るから、移民受け入れはなし。金はみんなで負担する…。

 これらはトランプの主張のごくごく一部だが、「…マジでやれんの?これ…」という話ばかりである。
 民主党政権でも鳴り物入りで、民主党の政策を実現させる為の源泉だった事業仕分けは、当然ながらどっちらけになった。

 トランプの大風呂敷は実現確率は99%不可能だと思う。全部マジで有言実行しちゃったら、もしかしたら伝説の大統領になれるかもしれない。

 このあたりは、日本民主党と同じで、なかなかウォッチしがいがあると思う。
 しかも今回はガチ世界中が、トランプの大風呂敷を固唾を呑んで見守っている。

 公約違反となれば、トランプは急速に求心力を失う可能性はでかい。
 焦って、簡単にやれそうな公約を次々と実現していきそうな予感がする。

 現状、最も危ない、実現されそうな公約が、韓国との関係見直しではなかろうか。
 ちょっと、しばらくは楽しんで見物しておこうと思う。

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おなじ阿呆なら踊って逝きます


悲しき的中

2016年11月09日 22時53分12秒 | 国際
 どうしよう。ものすごく嬉しい。

【産経・速報・米大統領選投開票】東京株、下げ幅1000円突破 米大統領選のトランプ氏優勢で急落続く、円高101円前半に
http://www.sankei.com/economy/news/161109/ecn1611090018-n1.html

 どれほど日本にとってトランプ大統領が脅威であっても。
 俺の予言が完全に的中した事が、嬉しくてならない。

 以下は、ウチのブログでの伏線の数々である。

【拙】日本はアジアのリーダーにはなれない(2016-02-23)
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/1a1eb2e64916bd3e1b1f5768237d6227

今回選ばれそうな異端・ドナルド・トランプ大統領(予定)は、さらにアメリカを迷走させる危険性を孕んでいる。

【拙】我が国のリーダーシップ(2016-02-29)
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/c8299f2d02eec7907edde79c727a59c0

現在大人気のアメリカ大統領予定のドナルド・トランプ氏のような「俺がアメリカを強くしてやる」節で拍手喝采するような人々ではきっとダメなのだと思う。

【拙】米国のスーパー・チューズデー、明日は我が身(2016-03-02)
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/d95d24c035e14291cd25b8456021551b

ちょっと前から、ウチでは既に「トランプ米大統領(予定)」と彼を称しており、もう確定ではないかと思っていたりしている。

【拙】平和賞なんて必要ない(2016-05-13)
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/01e19b7feecbde1b8b3dad9d5d52eb11

次の大統領の予定である共和党のトランプが、この状況にどのような化学反応を起こしてくれるのか、俺は少し楽しみにしている。

【拙】アメリカがTPP辞めるとかマジか(2016-06-29)
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/1bc93cf4f6c15240e08881348e733335

当ブログの予想だが、随分昔から「トランプが大統領になるであろう」である。
 なぜなら、彼の発言はなんのシガラミもない、アホなアメリカンの本音だからである。

【拙】トランプVSヒラリー 雑感(2016-10-02)
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/6ba07264c04258c43cb6fdafc78501db

俺の中では僅差でヒラリーの方がマシではないかと考えてはいるものの、アメリカ人の感情面において、時勢にも乗れているトランプ氏が大統領になるのではないかと考えている。

【拙】マスコミがコントロール不能な人々(2016-10-26)
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/8ae68f689ed34d70d5188519ca8684a0

俺はずっと、次の米国大統領はトランプだろうと言い続けているが、彼も時流に乗っている感じがするのである。ドゥテルテと同じに。

 今年始めからの伏線の数がハンパではないな…。
 結局、米大統領選の勝者は、ドナルド・トランプであった。圧勝と言っていい。どこが接戦か。開票速報の最初から、ほぼ逆転される事なく終始リードしたまま、さっくり逃げ切ってしまった。圧巻の勝利である。

 日本のマスコミは、米大統領選が今年始め、始まってからずっと、ずーーーーっと。ただ単にクリントン女史を応援していただけだったと言うことが明らかになった。

 「ひょっとしてクリントン女史の方がマジで強いのか?」とか、これほどの伏線を張っていた俺ですら、疑心に陥るほどに、今回のメディアのやり方は酷かったと言える。

 しかし、結果はメディアの思惑通りにはならなかった。
 そして、冒頭に紹介した、この東京株の下げ幅や円高は、トランプのせいだけでは決してない。

 さんざん、トランプを悪材料としてきたマスコミの印象操作の結果である。まるでトランプが大統領になれば、世界は破滅するかのようなメディアの論調だった為、市場がトランプ大統領誕生を悪材料としか捉えることができないのだ。

 マスコミの害悪は明らかである。
 そして、マスコミの不誠実も、明らかである。
 さらにトドメに、マスコミの退潮も、これで明らかとなった。
 なんせ自分達の必殺「印象操作」が不発だったんだからな!

 この結果、マスコミはガンガン責められるべきだと思う。嘘ばっか煽りやがってふざけんな。
 そしてクリントン女史が勝つと思っていた情弱は、思い知るべきだとも思う。

 マスコミは間違うのだ!!

 そして、その間違いも、場合によっては苛烈に責められるべきなのである。
 消費税増税をしなければ、日本の社会保障は維持できない?漢字が読めない麻生より鳩山民主党政権の方がまだマシ?日本の借金は一人頭800万?ヒラリー・クリントンが圧倒的に選挙を制する?

 これらは全部、明確に間違いやんけ。
 お前らが流行らせようとしているモノは真理ではない。単なる流行病じゃーーー!!

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