ちょっと時間があったので、出来るだけ遠い温泉に行こうかと思った。
そして歴史のある古い温泉もいいなと思った。その名の通り「古遠部温泉」へ。
地図を見ただけだとすぐ着きそうなんだけど、なんせまだ冬なので、積雪が大変だろうかと苦慮しながら向かう。
国道282号線を、秋田方面へ向かう途中に、林道のような道路があり、左折する。
勘も当たり、このところの好天にも関わらず、見事に道路は積雪。だけど丁寧に除雪してある。
だが狭い道路は車一台しか通れないほど。向こう側から車が来ない事を祈りつつ、しかもこんな山奥に温泉が本当にあるのか心配しながら運転し、暫くすると一軒屋のような古ぼけた建物が現われる。ここが秘湯の古遠部温泉です。
秘湯といっても、温泉好きにはメジャーらしく、かなり人気があるらしい。
場所柄、秋田に近い事もあり、秋田ナンバーの車も多数いた。
ここは宿泊と湯治がメインらしく、宿泊プランや湯治の料金は書いてあったが、日帰り入浴のみの料金は記載してない。
だが温泉ブックによるとそう高くはないと書いてあった。番頭のご主人らしき人に260円だと聞いて支払う。
浴場を探し、奥まで歩く。ギシギシと床板が泣く歴史感じる建物である。
脱衣場にはオッチャンが二人話しており、だが浴場は誰もおらず。ラッキーでした。
浴場は総ヒバ造り。本当に窓以外全部ヒバ。床もヒバらしいのだが、温泉成分によって、岩のように茶色く固まっている。
だが、お湯は白く濁ってはいるが、ほぼ無色である。窓の外を見ると、排水溝から流れた温泉によって、辺りは茶色く変色している。もちろん山奥なので森くらいしか見えないし、しかも雪が積った木々を眺めながら浸かれる。ガラス窓が二つもあり、風景を堪能できるようになっている。
ここで気付く。カランがない!!ガラスとシャンプーなどを載せれる台が二つあるだけ。一瞬戸惑ったが、味のある作りにちょっと嬉しくなってきた。桶で湯船から直接汲んで、体を洗う。なんとも味わいがあるではないか。
湯船はもちろんヒバ作りで、6人位入れる。
お湯は白濁で、物凄いスベスベ感です。肌がギュッギュッと鳴るくらい。
体や髪を洗う時は、いつもの量だと絶対泡立ちません!髪洗って流しても、まるでワックスをつけたようにツベツベしてます。
湯温は43度くらいかな。熱くもなく、ぬるくもない丁度よい温度。
しかも湯口からドカドカとかけ流れており、一つしかない排水溝が間に合わず、床は常にお湯が溜まっている。
なので、寝湯が普通に出来、湯船からの溢れ出たお湯が貯まった床で桶を枕に寝る。これが超気持ちいいです!寝湯できるスペースもあります。
味はかなりの金属味。ややダシ味。
湯口に湯のみが置いてあり、どうやら飲んでも効能があるとのこと。でも個人的にはこの味は絶対飲めない。
というか、カランがないので、水が出ず、クールダウンが出来ない。そのため、お湯に浸かりすぎたのか、思いっきりのぼせました・・・。
帰りはあっという間に辺りは真っ暗になっており、何もない森の中にポツンと建っているこちらを寂しく後にした。
こんな冬場なのに、宿泊客がそこそこいました。
夏場なら環境はいいので、蛍など見れて、空気もおいしそうだし、最高でしょう。かなり込み合うらしい。
だけど今日は客もそんなにおらず、ほぼ独り占め出来てとても幸せでした。
お湯も最高だし、浴場も風情があって、しかも安い。これは素晴らしい温泉です。
春になったらまた来たいです。
オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆
泉質・含石膏弱食塩泉
泉温・41.5度(源泉掛け流し)
効能・慢性リゥーマチ、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、小児麻痺など
料金・280円
備品・なし
施設・宿泊
住所・平川市碇ヶ関西碇ヶ関山1-467
電話・0172-46-2533
時間・9:00~20:00
そして歴史のある古い温泉もいいなと思った。その名の通り「古遠部温泉」へ。
地図を見ただけだとすぐ着きそうなんだけど、なんせまだ冬なので、積雪が大変だろうかと苦慮しながら向かう。
国道282号線を、秋田方面へ向かう途中に、林道のような道路があり、左折する。
勘も当たり、このところの好天にも関わらず、見事に道路は積雪。だけど丁寧に除雪してある。
だが狭い道路は車一台しか通れないほど。向こう側から車が来ない事を祈りつつ、しかもこんな山奥に温泉が本当にあるのか心配しながら運転し、暫くすると一軒屋のような古ぼけた建物が現われる。ここが秘湯の古遠部温泉です。
秘湯といっても、温泉好きにはメジャーらしく、かなり人気があるらしい。
場所柄、秋田に近い事もあり、秋田ナンバーの車も多数いた。
ここは宿泊と湯治がメインらしく、宿泊プランや湯治の料金は書いてあったが、日帰り入浴のみの料金は記載してない。
だが温泉ブックによるとそう高くはないと書いてあった。番頭のご主人らしき人に260円だと聞いて支払う。
浴場を探し、奥まで歩く。ギシギシと床板が泣く歴史感じる建物である。
脱衣場にはオッチャンが二人話しており、だが浴場は誰もおらず。ラッキーでした。
浴場は総ヒバ造り。本当に窓以外全部ヒバ。床もヒバらしいのだが、温泉成分によって、岩のように茶色く固まっている。
だが、お湯は白く濁ってはいるが、ほぼ無色である。窓の外を見ると、排水溝から流れた温泉によって、辺りは茶色く変色している。もちろん山奥なので森くらいしか見えないし、しかも雪が積った木々を眺めながら浸かれる。ガラス窓が二つもあり、風景を堪能できるようになっている。
ここで気付く。カランがない!!ガラスとシャンプーなどを載せれる台が二つあるだけ。一瞬戸惑ったが、味のある作りにちょっと嬉しくなってきた。桶で湯船から直接汲んで、体を洗う。なんとも味わいがあるではないか。
湯船はもちろんヒバ作りで、6人位入れる。
お湯は白濁で、物凄いスベスベ感です。肌がギュッギュッと鳴るくらい。
体や髪を洗う時は、いつもの量だと絶対泡立ちません!髪洗って流しても、まるでワックスをつけたようにツベツベしてます。
湯温は43度くらいかな。熱くもなく、ぬるくもない丁度よい温度。
しかも湯口からドカドカとかけ流れており、一つしかない排水溝が間に合わず、床は常にお湯が溜まっている。
なので、寝湯が普通に出来、湯船からの溢れ出たお湯が貯まった床で桶を枕に寝る。これが超気持ちいいです!寝湯できるスペースもあります。
味はかなりの金属味。ややダシ味。
湯口に湯のみが置いてあり、どうやら飲んでも効能があるとのこと。でも個人的にはこの味は絶対飲めない。
というか、カランがないので、水が出ず、クールダウンが出来ない。そのため、お湯に浸かりすぎたのか、思いっきりのぼせました・・・。
帰りはあっという間に辺りは真っ暗になっており、何もない森の中にポツンと建っているこちらを寂しく後にした。
こんな冬場なのに、宿泊客がそこそこいました。
夏場なら環境はいいので、蛍など見れて、空気もおいしそうだし、最高でしょう。かなり込み合うらしい。
だけど今日は客もそんなにおらず、ほぼ独り占め出来てとても幸せでした。
お湯も最高だし、浴場も風情があって、しかも安い。これは素晴らしい温泉です。
春になったらまた来たいです。
オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆
泉質・含石膏弱食塩泉
泉温・41.5度(源泉掛け流し)
効能・慢性リゥーマチ、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、小児麻痺など
料金・280円
備品・なし
施設・宿泊
住所・平川市碇ヶ関西碇ヶ関山1-467
電話・0172-46-2533
時間・9:00~20:00