ロック100選。第12回。
95年作品。オアシスの二枚目のオリジナルアルバム。
リリース当時、「ブリットポップ」というムーブメントが華々しく隆盛していた。
イギリスのポップスシーンが熱かったのである。
一番世界的に有名になったのは、あのスパイスガールズだった。
そしてこのムーブメントに乗っかって一躍スターバンドになってしまったのがこのオアシスである。
一枚目のアルバムがかなりの評判をうけた際の、ブリットポップの勃興。
その流れに乗って、ロックバンドながらもポップシーンで大きな評価を受けた。
そんななかにリリースされた本アルバムは、他のブームに乗ったパッと出のバンドと一線を画した実力を見せ付けたロックアルバムに仕上がった。
ノイジーであるがメロディアスなギターサウンドがアルバム全体を彩っている。
M1「Hello」とM2「Roll with It」からギターがギャンギャンと唸るロッキンナンバー。
M3「Wonderwall」はイギリスの好きなロックバラードアンケートで一位を取ったらしい曲。
バックでコントラバスをベースにアコギで奏でる美しい旋律。
M4の「Don't Look Back in Anger」は初めて私がオアシスに触れた曲であり、このアルバムを買おうと思ったシングルヒットした名曲。
兄のノエルが歌っていて、リアムが何故俺に歌わせないのかと激怒し、お馴染みの兄弟喧嘩で解散手前になったとか。
個人的には兄弟の声が似てるので、どちらでもいいと思うけどね。
M6とM11は無題のギターインスト。これが曲間でいい味を出す。
M9「She's Electric」はノリノリナンバー。シビレル彼女って感じ。
タイトルトラックのM10「Morning Glory」も最高のギターロック。
ドイツワールドカップのイメージソングになっていた。
最後は壮大なスペクタクルロックの「Champagne Supernova」
締めに相応しいトラック。
このアルバムは世界的に大ヒットし、オアシスの名前をロック界において不動のものにした。
なによりオアシスのキャラクターも大いに受けた。
ノエルとリアムの大規模な兄弟喧嘩。解散騒動も数知れず。それにつけての二人のビッグマウスぶり。何故かマスコミに乗せられて、ポップバンド「ブラー」と天敵になる。
どちらもジャンルも方向性も違うのに、周りが勝手に煽ってライバルにさせられ、ギャラガ-兄弟も、ブラーのデーモンも、その気になって口汚く罵り合う始末。
そしてオアシスのバンド内でも、解雇、脱退の連続。
結局オアシスはギャラガ-兄弟のユニットであるといっても過言ではない。
他にも気に入らなかったらライブを途中で投げ出すのも日常茶飯事だった。
しかし今は歳もとった事もあり、二人ともかなり丸くなった様子。
ロック史上に残る名盤の本アルバムを残した後、アルバムを次々とリリースするが、名盤と呼ばれるものは出ていない。
三枚目もかなり良かったが、バラードばっかりで、グレイみたいである。
あいかわらずのキャッチ-なメロディで、ロックファン以外からも好感を得たが、ロックシーンでは受け要られなかった。
現在はリアムや他のメンバーも作曲を手がけ、本アルバムのノエルのワンマンバンドとは違い、ロックバンドとして機能している。
高校生当時からきちんと聴いていたリアルタイムのバンドだったので、かなり応援していたし、ブリットポップの数少ない生き残りとして、今後も頑張って欲しい。
しかしこんな名盤はもう残せないだろうなとしみじみ思うのであった。
ちなみに、ギャラガ-兄弟は、ミスタービーンに似ている。
オススメ度(ロック評価)・☆☆☆☆
95年作品。オアシスの二枚目のオリジナルアルバム。
リリース当時、「ブリットポップ」というムーブメントが華々しく隆盛していた。
イギリスのポップスシーンが熱かったのである。
一番世界的に有名になったのは、あのスパイスガールズだった。
そしてこのムーブメントに乗っかって一躍スターバンドになってしまったのがこのオアシスである。
一枚目のアルバムがかなりの評判をうけた際の、ブリットポップの勃興。
その流れに乗って、ロックバンドながらもポップシーンで大きな評価を受けた。
そんななかにリリースされた本アルバムは、他のブームに乗ったパッと出のバンドと一線を画した実力を見せ付けたロックアルバムに仕上がった。
ノイジーであるがメロディアスなギターサウンドがアルバム全体を彩っている。
M1「Hello」とM2「Roll with It」からギターがギャンギャンと唸るロッキンナンバー。
M3「Wonderwall」はイギリスの好きなロックバラードアンケートで一位を取ったらしい曲。
バックでコントラバスをベースにアコギで奏でる美しい旋律。
M4の「Don't Look Back in Anger」は初めて私がオアシスに触れた曲であり、このアルバムを買おうと思ったシングルヒットした名曲。
兄のノエルが歌っていて、リアムが何故俺に歌わせないのかと激怒し、お馴染みの兄弟喧嘩で解散手前になったとか。
個人的には兄弟の声が似てるので、どちらでもいいと思うけどね。
M6とM11は無題のギターインスト。これが曲間でいい味を出す。
M9「She's Electric」はノリノリナンバー。シビレル彼女って感じ。
タイトルトラックのM10「Morning Glory」も最高のギターロック。
ドイツワールドカップのイメージソングになっていた。
最後は壮大なスペクタクルロックの「Champagne Supernova」
締めに相応しいトラック。
このアルバムは世界的に大ヒットし、オアシスの名前をロック界において不動のものにした。
なによりオアシスのキャラクターも大いに受けた。
ノエルとリアムの大規模な兄弟喧嘩。解散騒動も数知れず。それにつけての二人のビッグマウスぶり。何故かマスコミに乗せられて、ポップバンド「ブラー」と天敵になる。
どちらもジャンルも方向性も違うのに、周りが勝手に煽ってライバルにさせられ、ギャラガ-兄弟も、ブラーのデーモンも、その気になって口汚く罵り合う始末。
そしてオアシスのバンド内でも、解雇、脱退の連続。
結局オアシスはギャラガ-兄弟のユニットであるといっても過言ではない。
他にも気に入らなかったらライブを途中で投げ出すのも日常茶飯事だった。
しかし今は歳もとった事もあり、二人ともかなり丸くなった様子。
ロック史上に残る名盤の本アルバムを残した後、アルバムを次々とリリースするが、名盤と呼ばれるものは出ていない。
三枚目もかなり良かったが、バラードばっかりで、グレイみたいである。
あいかわらずのキャッチ-なメロディで、ロックファン以外からも好感を得たが、ロックシーンでは受け要られなかった。
現在はリアムや他のメンバーも作曲を手がけ、本アルバムのノエルのワンマンバンドとは違い、ロックバンドとして機能している。
高校生当時からきちんと聴いていたリアルタイムのバンドだったので、かなり応援していたし、ブリットポップの数少ない生き残りとして、今後も頑張って欲しい。
しかしこんな名盤はもう残せないだろうなとしみじみ思うのであった。
ちなみに、ギャラガ-兄弟は、ミスタービーンに似ている。
オススメ度(ロック評価)・☆☆☆☆