客乗連絡会

客室乗務員が集うCAのひろばです

疲労管理って?

2013-01-13 23:57:01 | 事務局より

可南子   先月も90時間ちかいフライトで、もうフラフラ・・!

       航空法では私たち、1か月100時間まで飛べる規定に

       なってるそうだけど、それってプロペラ機時代の大昔に

       決まった規定だって聞いたわ。

さゆり   航空法を今の実態に合わせて変えるよう、働きかけが

       必要よね。 でも最近は少し状況が変わってきてるのよ。

可南子   え~? どういうこと?

さゆり    航空法の大もとになってるのが、ICAO(国際民間航空

        条約)なんだけど、そのICAOの「疲労管理規則」が改訂

        されてね。 運航乗務員と客室乗務員の「疲労は安全と直結

        する」として、国に対して 「乗務員の疲労管理のための

        規則を定めなくてはならない」と求め、その規則は、「乗務員が

        適切な注意力を保つことが出来るようにするため」としてるの。         

可南子    じゃあ、4便乗務などの長い勤務してると頭がボ~っとして

        注意力の低下を感じることがあるけど、そういうのは改善

        してほしいわね。 上空では不審な行動をとる人がいないか、

        とか、機体の異常音や煙の察知、急に気分が悪くなった人へ

        の対応とか、いつも緊張してるけど、休憩がなく10時間も続けて 

        勤務していると、ついミスをしそうになるワ。

さゆり    まずは労働基準法を航空会社に守らせる事が必要だけど、

        これからはICAOの改訂に沿った対応を国と会社に求めて

        行く必要があるわね。 

可南子    ホントね! 組合でも頑張ってほしいわね!!

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。