「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

遠野物語

2005-04-11 08:47:30 | その他
「時刻表の地図を、指でなぞっていくと
   心のアルバムに、しまってた懐かしい駅に着く
 ・・・・・・(途中略)・・明日は帰るという、月夜の晩の福泉寺
               好きだと口づけた、ススキの野辺よ」

飛行船の曲「遠野物語」フレーズである。
この遠野物語は、あんべ光俊さんの高音の響きと共に、遠野に住む自分でも思わず、暮らしている遠野の風景を思い起こさせる不思議な曲でもある。
確か、私が高校1年の時に、ラジオから流れたのが初聴だった、はっきりいってローカルな曲でもあるし、岩手県を主にヒットしたものと思いますが、何故か今は私のカラオケナンバーにしっかりと入っている。上手いか下手かはわからないが、けっこうイケテルのではと自画自賛ものかも・・。
ローカルながらも東京のスナックに、この遠野物語のカラオケがあったのには驚いた、熊本県の菊池市にも・・唄ってしまった・・汗・・以前は遠野市内でしか歌うことができなかったけど今は全国何処でも歌うことができるのか・・・史跡めぐりで訪ねた各地で遠野物語を歌う、これもまた自己満足ながらよいかもしれない。

10年前くらいの出来事・・職場にて
先輩「おっ・・あんべなんとかでねえべが」
私「つづぶず(土淵)のあんべさんがっ」先輩「ばがっこの、チャチャチャチャ~のよ」
私「なんだべそれ」・・・・?
実は、遠野の冬のイベントにて、駅前でかがり火を使用してのミニライブ開催での届出にあんべ光俊さん本人が来署して届出書に記載するといった光景があったのです。
応対したのは担当部署であった私、まさか本人が来て申請するとは思わず、また本人だとも気がつきませんでした。上の会話は、玄関先に応対した先輩が私に走ってきて、伝えた内容の会話でもあります。
厚手のベージュ系のブレザー姿、背は高くなく、優しそうな顔立ち、本人とは知らずに記載方法を説明する私、この時、二人でみえられましたが、ひとりは遠野の方、たまに見かける方でしたが、書き終わったあたりに、もう一人の方があんべさん本人ですとご紹介、「えっ、あのあんべさん」もうびっくり、その日はしばらく当直勤務での話題が、あんべ光俊さん来署の件で盛り上がりました。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花粉症?

2005-04-08 19:28:13 | その他
まずは、奥方のワゴン車からタイヤ交換を実施、自分の車は来週あたり、ちょっと修理が必要ですので、工場に入った時にでも一緒にお願いしようと考えております。

先月、野暮用で東京に行ったが、駅構内、街行く人々の3分の1近くはマスクを着用していた。
サイト仲間とも会ったが彼もまたマスクをしていた。・・・風邪の人もいるとは思ったけど、彼もそして街行く人々のほとんどが花粉症だということである。そしてかなり辛いらしい・・。

その症状は鼻水、眼がかゆい・・が一般的であろうか、私は山国育ち、杉林は至る所にある、慣れなのか、免疫があるのか、花粉症に縁がないものと思っていた。さらに同じ遠野人の「じぇんごたれっ」の中にもかなりの花粉症を患っている人達も多い・・・。「じぇんごさ、いでで、おしょすぐねえべが・・」これが私の思いでした。はっきりいって馬鹿にしていた。
昔はこんなことなんかなかったのに、なんで花粉症が流行るんだっ、山だらけのところに住んでいて、強くなれっ・・なんて思っていたが、ここ最近、鼻水が止まらない、風邪はひいてない、いたって体調も良い、なのに鼻水、ときにはくしゃみが一ヶ月近くである。使用するテッシュも半端じゃない、これはもしや・・・ただ、辛いという事はない。

考えてみると、私も含め、昔の子供達はほとんど鼻を垂らしていた、(鼻を長くしていたわけではない)鼻水といいますか、青っバナですかね、夏は別として春、秋、冬と季節に関係なくです。また老人達もけっこう鼻を垂らしていたり、手鼻・・をかんだりと、昔の田舎に鼻は付きものと今考えるとなるほど・・と思うことが多い。
ひょっとすると、この頃も花粉症で、鼻垂れは花粉症の成せる技だったのではないのか、皆、同じようなことだったし、これが普通と思っていたからなんとも思わなかった、なんとなくそんな感じがします。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の旬

2005-04-03 17:35:45 | 遠野
朝から雨降りなれど、お昼前には陽も差し、穏やかな春の一日となった。雪もさらに融けて遠野の平地には雪はない・・・なんてのん気なことを言っておりますが、本日は早朝6時から地域内の春の恒例、缶拾いの日、道沿いのゴミ拾いということであるが、前日までは早起きして「かだる」ぞっ、と考えていたが、寝坊してしまった、というよりすっかり忘れていた。不覚である。

会話
祖母「わらしぇど、こんにゃ、ばっけのてんぷら、かしぇっちょ」
孫達「にげがら、やんた」「カレーライスにしてけろ」
祖母「ぜいたくがだるでね、かしゃられるものけっ」
これは私が小学生の頃、祖母がこの春の季節にふきのとうの天麩羅を食べさせようとした記憶によるものですが・・・

祖母「わらしぇど、ばっけのてんぷらかんねが」
孫達「ばっけってなあに」
父 「ふきのとうだぞ」
孫達「ふきのとうって食べれんの」
父 「うんめぞ」
孫達「くうきすんね」父、祖母・「・・・」
本日の私の子供達との会話でした。

確かに私も子供の頃、ありふれていたというか、ふきのとうの天麩羅なんか食べる気もしなかったが、他におかずがなかったので仕方なく食べたりもした。
今、いい親父となって年に一度くらいは旬の食材、食べたいと思うのですが、私の子供達はふきのとうの存在すら知らない、ましてや食べれるものとは知らないのである。今日教えたが食べたいとは言わなかった・・・涙
ちなみに前段の祖母は私の祖母、後段の祖母は私の母親です。
昔は田んぼの土手至る所に生えているふきのとう、家の敷地内にもあったけど、今じっくりと探してみるとそれほど多くないのに気付いた、家の庭にも以前はかなりあったけど、家族で一度食べれば終わりという少なさ、蛍がいなくなり、やたらとあったふきのとうまで・・これは気がつかなかった。

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素朴な遠野

2005-04-02 22:25:29 | 遠野
ようやく春めいたといいますか、春らしい一日となった。
風は少し強かったけど早池峰山もすっきりとみえ、野良仕事に繰り出す農家の人々も若干見受けられる遠野の春の風景でもあります。

遠野・・・
今や全国に名が知れ、遠野を扱うテレビ番組も多く、岩手県では平泉と並ぶくらいメディアに登場という昨今ではないですかね。
また遠野市もこれらをPRするすべは知っていて、どぶろく、遠野物語、グリーンツーリズム、郷土芸能・・・とにかく遠野の名を聞くたびに何故か密かに微笑む自分が其処に居るのです。

子供の頃から高校を卒業するまでは、とにかく遠野に関してはあまりいい印象はなかった。できれば高校を出たら都会にでも行きたい、楽しみがない、思う仕事がない、今思うと単純な理由でしたが、とにかく離れたいと思っていた。
また新日本紀行という番組や遠野を紹介する画像は、萱葺屋根の家に降りしきる横殴りの雪模様、頬かむりの老人がゴム長はいて歩いている風景、いつもこんなもんばかりでした。現に遠野駅に降り立った大学生位の女性達が、駅を出るなり「あれ~信号機がある、車もいっぱい、大きな建物もあるのぉ・・」だってさ、この人達のイメージは駅前から南部曲屋があったり、町並みが小さく、すぐ郊外には遠野物語の世界や素朴な風景が広がっていたに違いない。「ばがにすんなぁ、信号機くれえあるじぇ」これが素直な当時の思いでした。
ただようやく、今も残る素朴な風景、何気ない景色が遠野の財産であるとわかってきた次第でもあり、子供の頃の景色ともだいぶ違ってきている現実、ようやく目が覚めたという感じでもあります。

遠野のイメージと少し違う祠・・・萱葺屋根だったり傾きかけた鳥居が思い当たると思いますが、画像は総トタン葺きの祠・・・それでも田園の中に溶け込んでおります。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手術・・

2005-04-01 22:30:55 | 
いよいよ4月、新年度がスタート、本日の辞令交付式は降りしきる雪の中で行われるといった、なんとも幸先が悪いといいますか、今いち、スカッとしないスタートとなりました。
なんか、気候が一ヶ月ずれているような、そんな感じです。

さて、飼猫のネネ、雄とわかって去勢手術をしようか、しまいか、悩んでいたが、思い切って手術を今日致しました。
可愛そうな感じでもありますが、雄猫を代々飼っているけど一歳になる頃には、雄として縄張り確保の旅に出たり、雌を求めての放浪生活、外歩きが多くなると我家のように県道脇にある家では交通事故死という不運が高確率でもあり、歴代の猫達も多くが若くして交通事故でこの世を去るといった悲しい出来事が続いておりました。
雄としての本能が低下すれば、それほど出歩くことも少なくなるといった考えでもありますが、子供を作る、生まれる、貰い手のある子猫ならまだいいですが、貰い手がない、猫が増える、これもまた困りものであり人間の身勝手な考えながら、処分しなければならないご時世でもあり、やはりここは涙を飲んで去勢なり避妊手術は必要だと考えている。
術後間もなくということで心なしか元気がイマイチなネネですが、早く元気になって和ませてもらいたいものです。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする