遠野市宮守町達曽部宿地区
かつては盛岡~遠野に至る街道の宿場町と栄えたとのこと。
小生が宮守の出先に最初に赴任した頃(1980年代半ば)は、通りには旅館が営業していた記憶もあり、また商店もまだまだ活気があったと思いますが、今は往時の名残の姿を残すのみという雰囲気である。
かなり古い雛人形も残されており、関係者のお話しでは、約400年前以上の附馬牛人形?もあるとか?
持ち主の祖先が遠野の附馬牛に行った際に当時の遠野領主、阿曽沼氏から頂戴したモノとか?
中世の頃は達曽部氏(多田氏)が治めていた歴史ある地域でもあり、阿曽沼氏関連の伝承等が残されているということはなんら不思議なことではない。
宿地区では各家々に飾るのではなく、通りの中にある地区集会所にまとめて展示しておりますが、今年は3月1日を最終日として展示は終了とのことで、ご紹介が遅れてしまったことを悔やんでおります。
アットホームな雰囲気で当初、軽く観て写真を10数枚撮ったら失礼しようと思い退室しようとすると「お茶とひな饅頭を直ぐ準備しますから座っててください」とお声掛けをいただく。
小生は口下手で人見知りの性格なため、お声掛けを事態するも根負けしてご厚意に甘えることに・・・(;^ω^)
甘みも丁度よく、2個をペロッといただいてしまいました・・・('◇')ゞ
さらに、色々とひな祭りのこと、雛人形のこと等、お話しを聴くことができまして、たいへん参考になりました。
地域の皆様の熱意やおもてなしの気持ちを十分堪能させていただきました。
ありがとうございました。