「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

八戸取材

2006-09-25 20:36:25 | 歴史・民俗
 今年3度目の八戸訪問、今週末1泊2日の予定で出かけてきます。

 主目的は・・・・


新田城跡・・・新井田神社(青森県八戸市新井田大館地区)


画像は昨年夏、2005年7月撮影のものです。

 新田城は八戸一門新田氏の居城(根城南部氏、後に遠野南部氏)で、所伝では南部政長(八戸初代・南部師行の弟)の子、新田政持が祖といわれております。
 代々、宗家の根城城主の八戸家を支え、八戸家に後継なき場合は新田氏から後継する慣わしがあったといわれ、遠野初代、八戸弥六郎直義公も新田氏の出である。

 寛永4年、新田氏は主家八戸氏と共に遠野へ移ると、遠野鍋倉城代、家老加判筆頭という第一の家として存続、遠野の歴史にその名をとどめております。

 ということで、何しに行くといえば、10月1日、新田城祭りが開催されますが、毎年春の桜祭りにて遠野において遠野南部氏入部行列が開催されますが、ここ新田城祭りでは八戸出立、新田城出立の新田氏の遠野入部への旅の模様が再現されます。

 今年で第2回目ということですが、昨年から遠野からも入部行列に参加、衣装等の一部も遠野から貸し出されていると聞きます。

 この模様を是非に観て見たい、そんな思いから八戸へ行く予定です。



 新井田大館地区のお祭りといった位置づけ、先日の私の住む松崎町内での元八幡宮の祭り同様、地域興し、活性化、地区での親睦、そういった大きな意義もあるのだろう・・・、こういった試みも取材してみたい、何よりも八戸と遠野の交流のひとつであるこのお祭り、是非に訪ねてみたいと思います。

 ちなみに新田は八戸では「にいだ」と発音するそうです。
コメント (6)
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