「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

里道

2006-09-10 14:13:21 | 遠野
 お盆が過ぎてもしばらくは残暑が厳しい8月も過ぎ、流石に9月に入ったら、秋らしくなり、少し過ごしやすいと感じておりましたが、ここ3~4日は、残暑のぶり返しといいますか、蒸し暑い日が続いている。
 朝晩との寒暖の変化がはっきりと現れる季節柄、体調管理には注意したいですね。

 さて・・・
 里道・早池峰山道のことですが、遠野の町を基点に土淵~海上を経て附馬牛村までの間3里8町、さらに附馬牛より早池峰山まで2里21町の道のりであったといわれております。
 ※附馬牛町の里道に関しては未調査・・・

 さて里道には所々に鳥居が立てられていたそうですが、その代表はご存知の土淵町、伝承園脇の鳥居(現存)となりますが、海上の中野、さらに駒木(石碑群近辺、現社寺工舎倉庫脇(旧消防屯所))にあったといわれ、かなり大きかったといわれております。

上駒木の里道跡


上記画像のさらに先、逆側から


上記の先

道なりに進みますと地震観測所に至りますが、里道はそのまま真っ直ぐ進みます。

 途中の小田沢蟹沢(がんじゃ)に下りる道やら、小田沢に通じてますが、小学生の頃、小田沢の友人達と近道と称して里道跡を往来した記憶が蘇りますが、あれから道がどうなっているのか確かめておりません。
 おそらく今でも通れるはずだと思います。

 現在の県道は明治末に開通し、ほぼ現在のルートとのことで、里道はそれ以前の主街道といった位置付けだったことが伺われます。

 今回のエントリーは駒木地区の僅か100メートル範囲の里道跡のご紹介でした。

 
おまけ
猿ヶ石川・・・野田渡橋から

コメント (14)
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