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「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

駒木しし・笠揃

2006-09-13 21:06:35 | 歴史・民俗
 9月13日(水)夜・・・駒木地区コミュニティ消防センター広場


ふくべ・中太鼓


太刀振り



しし



 駒木地区のほとんどの世帯から人々が集合、今までの練習の成果をご披露する意味合い、そして明日14日から始まる遠野郷八幡宮例大祭への総仕上げといった内容でもあります。
 各世帯からの志がご披露され、いよいよ笠揃えも佳境を迎える・・・。





柱懸り(はっしゃかがり)

 遠野郷しし踊りを代表する躍動感あふれる演目・・・元祖角助と違え鎌が入った遠野郷第一のしし頭が〆を仕切る・・・。

 いよいよ本番、一年で最も熱い八幡宮祭り、そして遠野祭り、存分にご披露してください。

※我家からも志をお出ししたが、読みあげられませんでした・・・涙

コメント (4)
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雷社

2006-09-13 16:22:48 | 遠野
 雷様(いかずちさま)・・・松崎町白岩地内

 地元限定に刊行された書籍に「雷社」の記述が、これは少しめずらしい社であると感じておりましので、早速画像取材をいたしました。

 さて、書籍添付の簡略地図には、県立遠野病院と八幡との間に記しがしてある。おかしい・・・感覚では岩手ヰセキ(農機具メーカー支店)の通りを突き当たったところといった感覚がありましたが、ここは地図を信じて遠野病院裏側の農道を走りながらそれらしきものを探す・・・やはり何もない、そこで田んぼで農作業中のご年配の男性に訪ねると・・・「おらぁ、すらねじぇ」、書籍を指差してみせますと、「みだごどねぇす、きいだごどもねっ」・・「までよ、上組町の○○さんの・・・」「おっ・・・あれだがもすんね」・・・ということで男性は必死に思い出してくださってましたが、そこへバイクに乗ったさらにご年配の男性がやってきました。・・・
 
 そうしますと、先に訪ねました男性が・・「あっ、あの人の田んぼだが、はだげにあるやつだがら、きいでみろ」というわけで、あらためましてバイクの男性に訪ねますと、バイパスの向う側であると教えていただきましたが、やはり当初考えていた場所近くであるらしい雰囲気・・・。

 さて、考えていた道を進みますと行き止まり・・・確か赤い鳥居があったはず・・・車から降りて周囲を探索・・・おっと赤い鳥居と大きな木を発見、しかし道がないっ・・・汗・・・仕方なく田んぼの畦道と雑草生い茂る荒地を進み、なんとか到着いたしました。

雷社


 書籍の写真もこれと同じ・・・しかし、某瓦工場で造られた量産型祠である、少しイメージとは違いました・・・汗

 さて、雷様(いかずち)とは字の如く雷を神格化したものですが、水神であると同時に火神でもあるという。
 その昔(江戸時代末)、長雨と冷夏の年があったそうですが、神明社、八幡社、そして雷社に御祈祷を捧げると数日後には暑い夏が戻ったと伝えられ、さらに雨がほとんど降らない年は地域民で雷社に集い神楽を奉納、御神酒を奉じて火を焚いて雨乞いをしたとも伝えられます。

(祠背部の大木は、いちいの古木)


おまけ・・・

 白い鳥が乱舞している、最初は鶴か?南部家家紋の向鶴がイメージされましたが、かなり小さいし、何よりも本物の鶴は見たことはない・・・笑

 白サギか・・・詐欺にあったような感じですが・・・笑・・実はサギかどうかもわかりません・・・汗




ズームが効いてなくてすみません。(土淵町似田貝) 


 さて、13日夜は遠野八幡宮祭礼、遠野祭りに出場する駒木しし踊りの傘揃えが行なわれます。
 駒木しし踊りは八幡宮祭礼の14日、15日そして16日の遠野祭り芸能パレードに参加いたします。
 15日、17日、18日の当ブログエントリーは八幡宮祭礼及び遠野南部流鏑馬、遠野郷各地の郷土芸能を中心のご紹介いたします。

コメント (5)
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