見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

フィギュアスケート《カーニバル・オン・アイス2011》

2011-10-03 00:28:58 | 行ったもの2(講演・公演)
Carnival on Ice 2011(カーニバルオンアイス)(2011年10月1日、19:00~)

 さいたまスーパーアリーナで開催された「カーニバルオンアイス」を見てきた。7月初めに公開されたJO/CaOIのホームページにプルシェンコの名前があったのが、最大の理由。即座にチケットを取ろうとして、がーん、10月1日(土)は出勤だわ…と思い当たる。しかし、冷静に考えてみたら、昼のジャパンオープンは無理でも、夜のカーニバルオンアイスだけなら、仕事帰りになんとか間に合う。その時点で決まっていた出演者を見ても、カーニバルオンアイスのほうにだけ、エリザベータ・トクタムシュワちゃんがいたり、羽生結弦くんがいたりして、個人的にお得感がある、と思った(結果的には2人ともJOにも出演したのだが)。

 昨年はJOメイン+CaOIおまけの気持ちだったので、安めの席に抑えたが、今回は思い切って、SS席20,000円を購入。まあ上質なオペラ公演(最近見ていないが)などを考えると、そんなに高くないと思う。やっぱり(初心者は)見やすい席を取ったほうがよい。今回はジャッジ側で、選手の入場口に近かったので、入退場時の選手の表情がよく見えて、気分が昂揚した。

 プルシェンコは直前にOUTしてしまったが、それでも出演者が、てんこ盛りに多くて豪華。最初に登場したのは、直前に出場の決まった庄司理紗ちゃん。大人っぽい黒の衣装だったが、品がよくてかわいい。期待。いきなり2人目が羽生結弦。おおお「ロミオ」だ! 動画で競技プロを見ていたが、EXバージョンは、照明の効果もあってドラマチック感が倍増。でも、もう少し体調を整えて、丁寧に滑るところが見てみたい。3人目はトゥクタミシェワちゃん。蛍光色の赤の衣装。手の動きが美しくて、14歳にして、既に妖艶。途中を飛ばして、ガチンスキーは上下黒の衣装。このショーは、比較的、地味でシンプルな衣装の選手が多かったように思う(特に男子)。初めて見る高橋成美&マーヴィン・トランもよかった。Wikiを読んだら、ものすごくトランスナショナルな背景を持つペアで面白い。応援しよう。

 荒川静香も高橋大輔も第1部に登場してしまい、すでに十分な満腹感(満足感)だったが、でもまだ○○も出てないし、××もいるし、と出演者を思い返してみて、呆れる。第2部には、バトル、レオノワ、アモディオ、小塚崇彦などが登場。小塚よかったなー。そして、パトリック・チャン。今年4月の世界選手権の映像で魅せられて、うわーこのひと、ナマで見たい、と思ったのが、こんなに早く実現するとは。とんだり跳ねたりしなくても、ただツーと滑っていくのを見ているだけで、爽快感があるのだ。

 トリの安藤美姫は、激しい「ブラック・スワン」のあと、アンコールで「千の風」をフルバージョンのサービス。そして、フィナーレ、おまけのジャンプ大会、一芸大会は、楽しかったけど、目まぐるしく入れ替わって選手が登場するので、どこを見ていいか、泡を食ってしまった。というわけで、だんだん若い選手の魅力を発見することが多くなってきた。あと、ペアとかアイスダンスも面白い。今シーズンも、楽しみ、楽しみ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 赤坂氷川祭2011・神武天皇の山車 | トップ | 慶応大+立教大の貴重書/和... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

行ったもの2(講演・公演)」カテゴリの最新記事