見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

赤と緑の磁州窯(東博・常設展)

2024-03-26 21:27:53 | 行ったもの(美術館・見仏)

東京国立博物館・東洋館(アジアギャラリー)の常設展から。

5室(中国陶磁)を通りかかったら、なんだか可愛い皿や碗が並んでいた。赤や緑の華やかな色彩にゆるい絵。驚いたのは、これらに「中国・磁州窯」という注釈がついていたことだ。え? 磁州窯といえば「黒釉刻花」「白地鉄絵」「白地黒掻落」など「黒と白のうつわ」ではなかったの?

磁州窯には、北欧食器みたいなモダンなスタイリッシュなデザインがあることは知っていたが、これはまた意外なバリエーションだった。

・五彩水禽文碗 金~元時代・13世紀

・三彩刻花双魚文盤 金時代・12~13世紀

・三彩刻花小禽文皿 金~元時代・13世紀

王侯貴族の食卓にあがったとは想像しにくい。ある程度富裕な庶民が使ったのだろうか? こういううつわを見ると、金~元時代って意外と楽しそうだなあと思ってしまう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 旅の仲間とその終わり/両京... | トップ | 私にも作れます/あたらしい... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

行ったもの(美術館・見仏)」カテゴリの最新記事