「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

人生に欠かせない3S(スリル、サスペンス、スピード)を求めて

2024年05月19日 | 独り言

「毎日が日曜日」の人間にとって、オーディオほどヒマつぶしに持って来いの趣味はないと思う・・、何しろ弄るところが山のようにあるんだから~(笑)。

現役時代は仕事に追われて時間が取れず「音楽7:オーディオ3」ぐらいの割合だったが、退役後に時間が自由になるとそれが一気に逆転して「音楽3:オーディオ7」といったところだろう。

もちろん時間的にはという意味であり、意識的には相変わらず「音楽7:オーディオ3」のままなのは言うまでもない。

いずれにしても、取り立てて刺激のない生活の中でシステムのどこかを弄ったときの音の変わり様が「ハラハラ、ドキドキ、ワクワク」とさせてくれて、退屈感を覚えないところがとてもいい。

スリル、サスペンス、スピードは人生に欠かせない「3S」(スリーエス)だといつも思っている。

ちなみに、スリルとサスペンスのどこが違うのかといえばミステリー小説でいえば「真犯人を追い詰めていくのがスリル、最初から犯人が分かっていて逆に追い詰められていくのがサスペンス」だそうだ・・、ホントかいな?(笑)

そして、スピードとは何ごとにつけ「レスポンスの速さ」ですね~、オーディオも最後は「音速」が決め手ではないでしょうか・・。

とはいえ、はたして常に変化を求めることがいいことなのか、悪いことなのか、それは諸説あるところだろう。

有名なダーウィンの「進化論」の中に「強いものが生き残るとは限らない、賢いものが生き残るとは限らない、ただ(環境に適応して)変化するものだけが生き残る」という趣旨の言葉があるそうだが、まあ、我が家のオーディオはこの言葉に背中を押されるように「変化を良し」としているだけ・・(笑)。

そういうわけで今年に入って丁度半年ほど経ったので、改めて確認する意味で、時系列でオーディオの「劇的な変化」に絞ってピックアップしてみると・・、

☆ 「LS7シングル」アンプの誕生



「71Aシングル」アンプが2台あったので、そのうちの1台を出力管「LS7」(英国:GEC)に改造してもらったところ、これが大当たり!

現在では「AXIOM80」を鳴らすには欠かすことのできないアンプとして」君臨している。

☆ 「口径25cmのユニット」の活躍



何しろ、れっきとしたアルニコ・マグネットを持った「口径25cm」のユニットをたったの3000円程度でオークションで手に入れたのだから特筆すべきこと! 性能も期待に違わずJBLの「175ドライバー」とセットで2ウェイシステムとして大活躍中。

後で素性が判明した・・、「デンオンVSー270」のウーファー部分であり製作時期は1972年頃だから今から50年ほど前の代物・・、当時はオーディオ全盛時代だったので、メーカーも緻密な仕事をしていたと見える。

☆ プリアンプの真空管「E80CC」のブランドを代える



口を酸っぱくして言うようだが、プリアンプに使う真空管はシステム全体の命運を左右するほどの鍵を握っている。左側の「TUNGSRAM」(ハンガリー)からノイズが発生しだしたので、真ん中の「フィリップス」に代えたころ、あっと驚くほどの変わり様・・、透明感をはじめ何から何まで良くなったのには心底驚いた!

そして最後は・・、

☆ AXIO80へのウッドホーン取り付け



ウッドホーン取り付けの効果となると、あの独特の「神経質」さをはじめ「七難」をすっかり消し去ったというところだろう。

「七難」・・、「女性の色の白さは七難隠す」の七難とは次を言う。


・一難「 顔立ちの不味さ」 ・二難「 性格のキツさ」 ・三難「 生活の乱れ」 ・四難「 老いの恐怖」 ・五難 「運の悪さ」 ・六難 「色気のなさ」 ・七難 「みすぼらしさ」

つい話が横道に逸れてしまったが(笑)、ウッドホーンを取り付けてから早くも1週間以上経つが、一向に飽きもこず深~く聴き入っている!

こんなことは極めて珍しい・・、ぼちぼちほかのスピーカーを処分しようかな~。


いかんいかん・・、肝心の「3S」のネタが無くなるぞ~(笑)。



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