このブログの1週間分を会社(第二の就職先)で「まとめ読み」されているメル友のKさん(横浜)。
いつも読後の率直な感想をいただけるのでたいへん重宝している。もちろん日頃のアクセス状況も参考にはなるが、やはり生の声には及ばない。
で、このほど次のようなメールをいただいた。(要旨)
3点のテーマに分類させてもらおう。
★ 13日付の「TRIAXIOM」について「この箱のままでもいいかな・・」、いやぜひ(ウェストミンスターへの)入れ替え試聴記を切にお願いいたします。ここまで引っ張って「止め」はむごすぎます。」
<回答>
ハハハ、そこまで仰るのならやってみましょう! しかし、しばらく時間をください。もしかして究極のシステムが出現したりするとオーディオの楽しみが無くなりますからね(笑)。
★ 「暴走老人」の中の「待つこと」について、ふと青春時代を想いだしました。
(待ち合わせ場所で)待つ時間の不安と期待、「どんな装いで?」「こんなに遅刻、まさか・・」、こんな感覚を近年忘れていましたがおかげであの時代の甘酸っぱい感覚が蘇ってきました。「待つ」楽しさをもう一度味わいたいな。
<回答>
同感です(笑)
★ ところで、ご自身のブログですから「好み」は思った通り、感じたそのままを書いて欲しい。読者の思惑に忖度する必要はまったくありません。(もちろんご存じのはずですが)。
あなたのブログの存在意義はここにあります。唯我独尊とまでは申しませんが外圧を恐れず(まったく恐れているとは思いませんが)続けてください。
<回答>
ありがたいお言葉ですが、これはなかなか微妙なテーマですね。なるべく読者から「上から目線の内容になっている」と思われないように心掛けていますが、その一方では委縮し過ぎると八方美人的になって迫力が無くなるし、その辺の兼ね合いが正直言って難しいです。
「敵百万といえども我行かん」が理想ですが、まあ、全体のトーンとか表現には工夫するところでもあって「ボケ防止」にはいいかもですね~(笑)。
いずれにしても、仰せのとおり「ありのまま」の表現に腐心したいと思ってます。
以下、独り言だがこういうコメントの背景には、つい先日のブログの中で「タンノイを改造するなんて冒涜する気か!」と一読者から詰め寄られたことを紹介したことにあるのだろうと推測している。
しかし、よほど特殊な事例だったようでこういう読者は極めて稀でしたね。
あっ、そういえば「お前は、はしゃぎ過ぎだっ!」というのもありましたっけ(笑)。
それから「忖度」の具体的な事例としては一つあります。前々回のブログでこういうことを書いてました。
「お前はやたらに口径30cmのユニットが好きだな」と思われる方が多いかもしれない。
その理由は「低音域の質感と量感のバランスが丁度いいから」に尽きる。もちろん好き好きなので「俺は口径38cmが好きだ」という方がいても少しも不思議ではない。各自の感性も含めてオーディオ環境もそれぞれですからね。」
これについて、いっさい忖度しない表現となると実はこうなる。
「口径38cm以上のユニットを使っている人の耳はおかしいと思います!」
(ただし、ジャズ愛好家とタンノイのコーン紙が薄くて軽い旧型ユニットの持ち主は例外ですぞ) ハハハ・・。