「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

ガンよりも怖い認知症

2019年08月03日 | 独り言

人間は何時かは心臓が止まって息をしなくなる動物なので、いつでも覚悟はできている積りだがその止まり方が問題だといつも思う。

たとえば老衰により自然のままに息を引き取るのが理想だが、そうは問屋が卸すまじと様々な病気が襲ってきて天命を邪魔してくる。

厚生労働省が発表した最新の「日本人の死因」は次のとおり。

1位 悪性新生物(がん) 27.8% 2位 心疾患 15.2%

3位 脳血管疾患 8.2%) 4位 老衰(7.6%)

となっている。

およそ3人に1人は「がん」で亡くなるというわけだが、実はそれよりももっと怖いと内心思っているのが「認知症」である。

「死」よりも「生き恥」をさらすことの方がもっとつらい(笑)。


「訳が分からない言動をやりだしたら殺してくれ」と、家族に言いたいところだが、実際にはそうもいかないだろうから、現実的な対策としては出来るだけ生活習慣に気を配り、適度な運動や脳トレなんかやって「認知症」になるのを遅らせるしか手がない。

そのうち、きっと「いい薬」が発見されると思っているが、大きな製薬会社が莫大なお金をかけて開発しているもののいまだに特効薬の発見には至らないようだ。せめて自分の認知症に間に合ってくれればと切に願っている。

そういう状況の中、新聞の広告欄に載っていた雑誌の見出しがこれ。

   

「脳トレ」に良さそうだとさっそく書店で「プレジデント」(8/16日号)を購入して読んでみた。

すると、いつものとおりこの種の雑誌は「見出し」と「中身」がそれほど釣り合っておらずガッカリの一幕だったが、ちょっと気になる記事があったのでピックアップしてみた。

✰ 世界の名門校「ハーバード式の地頭の鍛え方」

著者はハーバード医科大学大学院医学博士「川崎康彦」氏(専門は神経生理学)

 記憶には短期記憶と長期記憶があり、前者はITの発達などで代替可能なので人生にとって重要なのは後者である。

 記憶力向上のためにキモとなるのは脳内環境の整備である。つまり脳内の様々な部位すべての細胞内の器官や細胞膜の状態をベストにすることが重要だ。

 そのためのポイントは二つで「ワクワク」「ハラハラ」することだ。

 まずワクワクして物事に取り組むと脳内ホルモンの「ドーパミン」が放出され集中力とパワーが生まれる。

 次にハラハラとはチャレンジすることである。出来ないことにチャレンジして普段は使わないような脳の使い方をする。つまり左脳と右脳をバランスよく使ってパターン化した思考、行動様式から抜け出すことが肝心。

 右脳でインプットしたものを左脳でアウトプットすることが脳の効果的な使い方だが、記憶のためにはインプットよりもアウトプットの方が大切だ。

 「インプット→アイデアが浮かぶ→アウトプット→インプット」のサイクルが記憶力向上のコツである。アウトプットとは人前で発表したり、文章にしたためること。

 チャレンジする際に一つアドバイスを。日本人は完璧を目指しがちだが、何か新しいことをやろうとすると失敗はつきものだ。ハーバードでは失敗はむしろ歓迎されていた。大成功につながるきっかけになるから。

 何かにチャレンジしようと思って実際に行動に移しただけでもその50%は達成したといっていい。そこが大事だ。ヤル気と勇気をもって一歩を踏み出したことを自分で評価しましょう。

10 完璧が求められるのはAIの仕事。私たちは個々の不完璧さの中から自分らしさを確立させていくのが価値創造の上でたいへん重要です。

かいつまむと、以上のとおりだがあまり新味はないかもですね(笑)。

これを自分に当てはめてみると、かなりワクワクすることが多い。

たとえば、昨日(2日)の報道に「韓国を輸出管理のホワイト国(Aグループ)から外すことを閣議決定」の報にヤッタア!(笑)。

それにオーディオで「ワクワク」「ハラハラ」しているのは日常茶飯事のことで、その結果を拙いながらもブログで文章にしているので少しは認知症の到来が伸びるかもしれない。

オーディオに「サムマネー」はつきものだが、少しでも「認知症防止」に役立つと思えば安いもんですかね~(笑)。 

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