「1日は長いが1年が過ぎるのは早い」という名言(迷言?)を吐いたかっての職場の先輩がいたが今年も、はや大晦日を迎えてしまった。
2006年10月にブログを立ち上げてから約2年2ヵ月あまり、この1年間皆様には”こまめ”にご覧いただき大変ありがとうございました。
とはいっても、開始当初は張り切って毎日更新していたものの、そのうち自分なりに疲れないペースを覚えてしまいおよそ2~3日に一回の割合で記事の投稿を続けている今日この頃。
もちろん自分の理想は「毎日更新」なのだが持ち前の手抜き、サボリ癖が出てきて丁度折り合ったところが2~3日に1回のペースというわけ。
しかし、こんなペ-スでもやっぱり励みになるのは自分の記事に対する訪問者数。つまりどれだけの方がご覧になってくれたかという数値で、ご存知のとおりパスワードを打ち込んで画面を表示させると日毎の記事に対するアクセス数が翌日の早朝3時ごろには「アクセス解析」として分かる仕組みになっており、記事に対する閲覧数さえもがページごとに表示される。
当然、投稿記事にも出来・不出来がつきまとうが(もちろん不出来の方が多いが!)「これは結構うまく仕上がったのでアクセス数が多いだろう」なんて自信を持っていた記事が意外と少なかったり、逆にあまり自信の持てない記事が(アクセス数が)多かったりして自分の認識と世の中の反応とのズレを肌身で感じるときがあって「フーン、そんなものかなあ~」と自分にとって勉強というか意識改革になるというのがブログのいいところ。
因みにこの1年を振り返って、訪問者数の多かった順から日付と該当記事のタイトルを1日に限っての瞬間風速ということで整理してみた。なお、アクセス解析の保存期間は3ヶ月だが記事に対するアクセス数はここ2~3ヶ月がピークなので年間を通した数値として取り扱っても構わないと思う。
1 11月 7日 訪問者数396 「釣り紀行♯35・36~今年はちょっとおかしい~」
2 12月22日 訪問者数376 「釣り紀行♯40~ハイテク下着「ヒートテック」~
3 12月12日 訪問者数362 「釣り紀行♯39~爆釣、こんなに釣れていいの~」
4 11月11日 訪問者数342 「釣り紀行♯37~想い出の釣り場~」
5 11月26日 訪問者数289 「釣り紀行♯38~久しぶりの大漁と痛恨のバラシ」
6 12月 8日 訪問者数249 「女流ピアニスト内田光子さんへの賛美」
7 11月17日 訪問者数246 「クラシック愛好家のご来訪」
8 12月13日 訪問者数245 「読書コーナー~濫読(らんどく)~」
9 12月25日 訪問者数231 「趣味同士の三角関係」
10 11月29日 訪問者数220 「長寿遺伝子を鍛える」
こうやって見てみると、「釣り紀行」がベスト5まで独占しており圧倒的にアクセス数が多い。やはり頭の中でいろいろと小理屈を”ひねくりまわした”抽象的な記事よりも、実際の体験にもとづいたシンプルな内容の方に人気があるんだなあと改めて思い知らされた。
結局のところ「リアリティーが大切」というわけで、自分にとってこれは新鮮な発見だった。そういえばオーディオでさえも、「原音(定義はいろいろだが)=リアリティー」にいかに近づけるかが一貫したテーマなので納得できるところだが、映画や文学などいろんな分野でもこれは通用する話だと思う。
それにしても一応は「音楽&オーディオ」を標榜(ひょうぼう)しているブログなのにこの分野はやっぱりマイナー、しかも個人的な感性にまつわる話なので他人に「押し売り」してもしようがないし表現するにもどうも難しくて、はがゆい思いをすることがたびたび。
そもそも音楽とは「音符=♪」で表現されるものであって言葉では表現できないものだとある程度自分に言い聞かせているものの自らの表現力不足も手伝っていろいろと考えさせられる。
まあ、今のところアクセス数からみると「主客転倒」気味だが自分の書きたいことを自由に投稿できるのがブログなので気の赴くままに適度にいろんなジャンルを織り交ぜながら当分の間この表題とスタイルで続けていってみよう。
ところで、話は変わって「音楽ブログランキング」(以下「ランキング」)について。
今年の2月から応募したこの「ランキング」では日が浅いにもにもかかわらず常時ベスト10内をキープ中。これも皆様のご好意(クリック)のおかげ。