「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

魔笛談義その4~視聴対象盤~

2006年10月23日 | オーディオ談義

魔笛をCD盤で鑑賞するか、DVD盤にするか迷うところである。私の場合、CD専用のトランスポートがあるので音質優先でCD盤の方が多いが、DVDレコーダーでCDもVDも聴かれる方はDVDを優先される方が多いかもしれない。

また、オペラの場合、やはり舞台進行を見ておくほうが参考になる。ただし、独断と偏見を交えて言えば、魔笛というオペラは舞台を一度見ておけば十分で、毎回舞台を見るくせがつくと、視覚の情報量が優先して聴覚による音楽の美しさがおろそかになるように思う。

モーツァルトは「台本は音楽の忠実な娘でなければならない」(つまり、オペラの主導権は音楽が握っているということ)と言っているようだが、自分は聴覚のみで音楽を通して頭の中でいろんな場面をイメージするほうがより深い鑑賞が出来るように思える。自分がどちらかというとDVD盤よりもCD盤を優先する理由である。

とにかく、人それぞれだが視聴対象盤について下記により3つの区分で収録年の古い順に記載しているので、この順番で視聴レポートを作成したい。なお、私の調査不足でこの一覧に入っていない盤があるかもしれない。

Ⅰ CDの部(ライブを除く)※指揮者の右は収録年

1 ビーチャム(1937) 2 カイルベルト(1937) 3 カラヤン(1950) 4 カイルベルト(1954) 5 フリッチャイ (1955) 6 ベーム(1955) 7 クランハルス(1955) 8 クレンペラー(1964) 9 ベーム(1964) 10 ショルティ(1969) 11 スイトナー(1970) 12 サバリッシュ(1972) 13 ロンバール(1978)  14 カラヤン(1980) 15 レヴァイン(1980) 16 ハイティンク(1981) 17 コープマン(1982) 18 デービス(1984) 19 アーノンクール(1987) 20 ジョルダン(1989) 21 マリナー(1990) 22 ノリントン(1990) 23 ショルティ(1990) 24 マッケラス(1991) 25 エストマン(1992) 26 ハラッシュ(1993) 27 クェンツ(1994) 28 ガーディナー(1995) 29 クリスティ(1996)  30 クイケン(2004) 31 アバド(2005)

以上だが、すでに廃盤、あるいは在庫切れのものもかなりある。この中で2、7、13、15、17、20、23、26、27、30の10セットが未だに手に入ってない。

Ⅱ DVDの部

1 シュタイン 1971   2 エリクソン 1974(ベルイマン監督作品)
3 バーナー 1976   4 ハイティンク 1978 5 レヴァイン 1982
6 サバリッシュ 1983  7 レヴァイン 1991 8ゲンネンヴァイン 1992  
9 レスキー 1999   10 メスト 2000年  11 トロタン 2000
12デービス  2003 13 ムーティ 2006

Ⅲ CD(ライブ)の部

1 トスカニーニ(1937) 2 ベーム(1941) 3 ワルター(1942) 4 ワルター (1949) 5 フルトヴェングラー(1949) 6 クレンペラー(1949) 7 フルトヴェングラー(1951) 8 カラヤン(1953) 9 ショルティ(1955) 10 ワルター(1956) 11 ビーチャム(1958) 12 コズマ(1958) 13 セル(1959) 14 カラヤン(1962) 15ケルテス(1964) 16 ヨッフム(1966) 17 カラヤン(1974)

この中で未入手は3、4、6、9,11、12,14、15の8セットである。

なお、ⅠのCD盤とⅢのCD(ライブ盤)にはレコード盤も含まれているが、将来CD化されることも予想されるのであえて全て含めている。

                    





   


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