経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

おめでたいこと

2014年04月09日 | Weblog
ライバルが5分の4、消えてくれたのですから、
残ったところは頭割りするとしたら、
5倍から6倍は仕事が増える・・・・・
いやー。こんな喜ばしいことがあろうか。

豆腐屋がつぶれたからと言って、
豆腐を食べない人が増えることではない。
床屋がつぶれたからと言って、髪の毛が伸びなくなった、
ということでもない。
これは需要拡大と同じことを意味するのです。
これ、まさにチャンスです。

倒産のおこぼれ需要で、この際シェアを高め、
その余力でもって、今後倒産の順番の整理券が、
あとの番号になるようにする。

そのためにはどうしたらいいかという
命題を考え、実行すればいい。
その間は、どこかがつぶれるたびに、
赤飯を炊いて祝うことになります。
(こっそり内輪だけでやってくださいね)

それをどうして、三軒先のお相撲さんが亡くなったから、
体が小さいうちの父さんが、おつきあいで、つれ死、
ツレトウサンしちゃった。つれないな、と、
奥さんが嘆くようなことをお考えになるのでしょう。

倒産は、悲劇です。
家族だけではなく、多くの人に迷惑もかかる。
倒産をしてはダメだ。

だから倒産しないためには、
福の神も、地獄の閻魔様、鬼も不幸も、
天使も悪魔も、みな味方に付けて企業存続の手伝いをさせる。

それぐらいの気構えと図太さが必要だ。 
それを、なんと軟弱な、気弱な、
なんでもかんでも、都合の悪い風にとってしまうことよ。

目の前にZさんがいたら、閻魔大王に代わって、
「この甘ったれ、地獄へ落ちよ」とどやしてやりたい気がする。
疲れのせい、とは言い訳。

少し皮肉っぽいメールを書き、送信ボタンを押したとたん後悔。
更改できないメールの動きを見ながら、
こんどは自分に腹を立てた。
そういえば昼から食べていない。
腹が立ったのではなく、減っていたのだ