経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

うまくいかないからこそ

2014年04月22日 | Weblog

考えもせず、やりもせず、出来る、出来ないと、
結果を言える人は、予言の超能力を持っているか、
超怠慢の怠け者、逃避者、どちらかでしょう。
出来ないにしても、やってから「出来ない」と判断すべきで、
それも1に、「今は出来ない」(次回は出来るかも)、
2に、主語を付けて、「俺はできない(他の人はできるかも)」
他に、今は時間が無くて出来ない、
というのもあるかもしれませんし。

つまり、できないというのも、1つの情報と捉え、
次にやれるように対応策を打つか、
やめるかの判断をする。

そもそも、誰れもが打つ球が全部ことごとく
ホールインワンでゴルフが成り立ちましようか。

将棋の駒を動かせるかどうかの人と、
将棋して100戦100勝。それで楽しいですか。

昔の話ですが、
「にくい、こんちくしょう」とつぶやいた後、
私はこれまで何百回となく、「あいつ死んでしまえ」と
付け加えたことがあります。
父親にすら言ったことも何度もあります。
その思い、望み、夢が即実現していたら、
私は殺人犯として処刑されています。

本屋に「あなたの願望が叶う本」といった類の本が、
いっぱいある。
そのこと自体が、思い、望み、夢が叶わないか叶うか、
そんなことはわからない。という証ではありませんか。
 
物事、とりわけ先のことは分からないからこそ、
それを叶うように努める。そのこと自体を楽みながら・・・。

宝くじで、で当たり外れが分かっていたら、
誰が買いましようか。分からないから、
買い、発表までワクワク待つ。

叶わぬ思いなんて、思わないことだわ。
望みなどないよ。持たないことだ。
夢をみろだって?此の現実を知らないから、言えるんだ。

こんな馬鹿なことをいってはいけません。
思ってもいけません。

続く。