経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

脳力開発

2014年04月25日 | Weblog
能力と脳力(師の城野宏が造語)は、
どう違うのか、といったご質問・・・。

これは脳力開発によって脳の力が
最大に発揮されるようになり、その結果として、
一定の分野に関して能力が発揮される、
といったニュアンスの使い方でご理解くださって、
とにかく脳力と能力は違う、
ということだけをここでは抑えておいてください。

脳力は、人の主体性や具体的な動きを決定づけるものですから、
脳力開発を学ぶことで、自分の脳を
自在に使いこなすことができるようになり、
その結果,今までの何十倍も能力を発揮し、
大きな成果をあげることができます。

『人間には,凡人も秀才も天才も変わりなく
百五十億の脳細胞があり、
それを結びつける脳神経の伝導速度もまた、
凡人、秀才、天才ともに違いはない』。
これは師、城野宏先生の口ぐせでした。

では現実に、どうして凡才,秀才、天才
といった違いが見られるのでしょうか。 

その理由は「組み合わせのやり方」にあります。
脳細胞は百五十億(諸説あり)あるのですから、
これを2つずつ組み合わせて(ネズミ算をイメージしてください)、
2のn乗ということで、無限に近い組み合わせが出来る。

しかし現実には、さきほども申し上げたとおり、
ほとんどの人がその一部、三バーセントないし五パーセント
しか使わず、一生を終わる事になります。

「なんともったいない」ことではありませんか。

このことを天気予報や経済予測にたとえたら、
全体像のわずか三パーセント程度を見て、
結論を出したのと同じことになります。
これでは当たるも八卦、はずれるのも八卦になるのは当然です。 
それでもそんなに差し障りのない生活を送り仕事をしています。

だからこそ脳力開発によって、
広げたら新聞紙二面分の細胞を2のn乗的に
使えるようになったらすごいことになるわけです。
事実師は、多くの企業を何百倍にも発展させたし、
個人的には詩人、二科展の絵描き、柔道師範、
オペラ歌手、作家、などなど様々な分野で活躍しました。

昨日分も合わせて書きましたので長くなりました。
いったんここで切り、今回はここまで。