経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

分別と選択

2014年04月21日 | Weblog
「戦略は二者択一、スイッチのオン・オフ
だから簡単じゃないか。
そんなたくさんの細胞は不必要じゃないか」
と思われるかもしれませんが、
その択一の決断を導き出すために、
おびただしい脳細胞とエネルギーが必要になるのです。

択一すること。これが分別、判断。
判断とは、スイッチのオンとオフ。
つまり2進法で、言葉では簡単ですが、
2進法の原始的形態、ノロシでは複雑な情報を処理できない。
そこでモールス信号、コンピーターの言語と発展していく。

これらは人間の脳をモデル化したものですから、
人間の脳を並べてみると新聞紙を2面広げたぐらいに、
このV状の二進(択一)のシナプスが
組み合わさって構成されている。
(このへんは、私は見たことないので、受け売りです。)

つまり、出来る、やる、そのためには、そうした状況を、
様々な戦術の組み合わせで、計算できることになります。

戦術の組み合わせとは、たとえば鹿児島から博多まで行くのと、
北海道まで行くのと戦術の中身は同じですが、
大まかには、組み合わせと時間が違うだけです。

では、アフリカへ行くのはどうですか。
宇宙に行くのはどうですか。

択一自体には変わりなく、数、量が増えただけで、
基本的には、近くのコンビニに行くのと、
アメリカのマンハッタンに行くこととは
変わりがないことになります。

ところが、上の例の後者になると出来ない、
と考えもせず行動もせずいう人がいます。

 2+3ですら、式を立て、計算するという行動を
なさないと出来はしないのです。

123456789+987654321を、
見ただけでうんざりして、計算せず出来ないという人がいる。

計算したらできるのです。2+3との違いは、
数字が大きいだけなのですから。

黄色くなった、お年玉の袋を手に、
「こいで、よかいどかい」と
おとなりの婆さんがいらっしゃいました。

さあ、今からコンビニに。
青森まで行くつもりで参ります。
続く