赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

スイカの傘

2019-08-21 08:51:19 | その他

アトレにいったら、かわいいスイカの傘がうってました。思わず、パシャ!

でも、これ、夏以外はさえない感じですよね。

さて、もともと読むのは速くないのですが、年とともにますます遅くなり、お盆の間に読了したのは、一冊

直木賞候補のものです。

原田マハさんは、ビブリオバトル中学生大会でもいつも選ぶ方がいる、中高生にも人気の作家。

なかなか読む機会がなかったのですが、読んでみて、人気の秘密がわかったきがします。

膨大な絵画コレクション、松方コレクションの行方をおうこの作品、あちこちに印象に残るフレーズがあります。

船を売る仕事をしていたときは、東洋のはしっこの島の金持ちビジネスマンとしか思われなかったのだが、絵を買い始めたら、いろんな文化人の人との交流もでき、一目置かれ始めたといいます。文化、芸術で人の心がどう動かされるのか、そのあたりのことが、ていねいに、的確なレトリックで書かれています。

読んでよかった~~。やはり読まなければ。秋はもっと様々な本を読みたい。

 

あと、最近、ドラマでおもしろいと思ったのは

『それは経費で落ちません』多部未華子さん主演の会社が舞台のドラマ。原作はマンガです。

経費という地味なところを舞台にして、そして、人付き合いがとてもにがてな経理部員森若さんが主人公。営業部の部長はいつも名前をまちがえてよびます。森若さんの好きな言葉はイーブン。

昭和のドラマは前向きで明るくて、人から好かれて、仲間を築いていくタイプが主人公だったように思います。そうでない場合は、寡黙で職人肌。自分をもっているとか。がんこだが人情に厚いとか。(朝ドラに多いような)

そういうのとは、まったくちがう主人公が、この頃、たくさん活躍しています。『凪のお暇』もそう。

これも立川あたりがロケ地というのもあり、毎週見ています。いいところ、うまくドラマにしてるなっと感心します。

様々なドラマ、楽しみながら見ていて、時代の変化を感じる毎日。令和はどこにむかっていくのでしょう。

 

最後に諏訪の花火

花火ほど、実際と写真がリンクしないものはありません。実際はもっともっともっとーーーきれいだったよ。