赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

手から手へ展へ

2013-06-20 09:44:04 | 日記
昨日は、会報部番外編として、いわさきちひろ美術館の「手から手へ展」を見てきました。会報部や協会の活動もなかなか思うようにできないのですが、今回近いので参加することができました。Mさん、企画ありがとう。

「手から手へ展」は、絵本作家さんから3.11後のメッセージ。たくさんの作家さんの絵を見れて、手書きのお葉書も個性がでていて、とてもすてきな展覧会でした。
それぞれの絵の方のもつ、メッセージが絵という媒介を通すと、言葉とはまた違うインパクトを与えてくれます。
この展覧会では、作家と話せる茶話会なども企画されてます。鬼の那須田編集長のお名前も。興味がある方は、ぜひどうぞ!

 入り口へ向かうひでじいの背中・哀愁ただよう・・かな?
 紫陽花の咲き誇る中庭
 無料でくばっていた戦争ホーキ・バックにつけられる大きさでかわいいです。

さて、話題は変わって今朝のサッカー。
おしい試合でしたね。目がはなせませんでした。日本、今回は残念でしたが、実力は確実についているなーーとたのもしく思いました。決戦はワールドカップで。

イベント「妖怪の夕べ」

2013-06-19 08:43:20 | 日記
少し先になりますが、鬼ヶ島通信でおなじみの千葉幹夫先生のイベントのお知らせをします。とてもおもしろそう!
千葉先生の妖怪講義は、各地のカルチャーセンターで、大人気。わたしも日大の時に行きました。また、機会があったら聞きたいと思っていたので、地元国分寺で開催、とてもうれしいです。
カフェスローは、国分寺でとくに若い方々に人気のオーガニックな食事で有名なスポット。併設ギャラリーもあるので、同時に、石井勉さんによる、妖怪画がみれます。


わたしも引越の後の忙しい時期なのですが、万事繰り合わせて、千葉先生、サンタポストさんに会いに行くつもりです。千葉先生、サンタポストさんには、本を出してない頃からとてもお世話になりました。ずいぶんはげましてもらって、今日があります。
きっと、行けばなにかがつかめる、そんな夕べになると思います。
前座のチーム妖怪がなにをしてくれるかも、楽しみです。

ワンドリンク付きで、申し込み制なので、行きたいと思う方は、サンタポストさん、カフェスローさんに申し込みを。

また、月末におこなわれる本多公民館の宮川健郎さんの講演会。こちらもよろしくお願いします。


てづくり絵本講座、受講者たちの本のアップしました!

2013-06-17 07:08:15 | 日記
遅くなりましたが、5月におこなった新緑祭りでの『てづくり絵本の発表会』。その画像を息子がアップしてくれました。見てください。トップページからも見られますが、ここからもどうぞ。わたしがとった写真がへたくそで、影がはいったり、暗くなったりと、うまくとれてなかったのが、申し訳ない。ただ、手作りの楽しさは伝わってきていると思うので、そのあたりを見てください。
みなさん、初めて絵本づくりに挑戦された方ばかりです。それぞれ個性がでていて、よかったなーと思います。
1月から3月まで2週間に一度の絵本講座はとてもいいものでした。受講者の方とも仲良くなれ、疲れはしましたが、わたしにとってもいい時間になったと思います。どのようになるかわかりませんが、みなさんとの縁はなんだかの形でつながっていきたいと思っています。

さて、土曜日、ふと、映画が見たくなって、『リアル~完全なる首長竜の日~』を見に行きました。佐藤健と綾瀬はるかが主演の話題の映画。ファンタジーとはいえないけれど、人間の意識下の不思議な世界をみせてもらって、ちょっと怖く、はらはらしながらも、どうなるのかと先の見えないストーリーにひきこまれて楽しめました。

自殺未遂をして昏睡状態の恋人を目覚めさせようと、佐藤健が意識の中にはいっていくという設定。でも、自分がああいう場合になったら、意識下にははいってきてほしくない気がします。だって、なにを考えているかって自分でもよくわからないで、こわいから。
ただ、ひたすら、好きなものを食べ続けている、「千と千尋の神隠し」にでてくるおかあさんみたいな自分だったら、見てほしくないもの。

映画では、意識下の世界が不思議で少し怖いものになっていて、その視覚効果が見事で見所。部屋の一部がこわれていったり、ゾンビがあらわれたり・・・。でも、最後、首長竜に会う島の部分は、はらはらしながらも爽快感がありました。それに、佐藤健のイケメンぶりや、綾瀬はるかの透明感いっぱいの少女のようなピュアな表情もすてきでした。

原作の乾緑郎は、亡くなった母親も有名な作家だったとか。その名をふせて、全く違う世界でデビューして成功されています。


ジャングル村と紫陽花と引越と

2013-06-14 08:21:22 | 日記
『ジャングル村は ちぎれた てがみでおおさわぎ』の紹介が子どもと読書、5-6月号に掲載されました。これは親地連という文庫の方々がだしている雑誌のようです。
ことばあそびのしかけをおもしろがってもらって、よかったです。(*^_^*)




梅雨らしくなり、紫陽花がさかりです。家のまわりだけでも、こんなに種類がありました。この家から引っ越すと思うと、まわりの花々が愛おしく思えます。

  

ところで、前々から引越と騒いでいたのでかんちがいされる方がいます。
わたしは、もう、引越たのではないか……とか。
だから、「まだ、引越てないの??」とずいぶんと言われます。

そうです。工事が遅れて、まだ、引越てません。7月20日前後になると思います。
ちなみに、国分寺は6月からゴミ袋有料化。それまでがんばって整理していたのですが、今は、疲れてしまい、一回、引越準備は小休止。
本番の引越にむけて、ちょっと休んで、作品を書いたり、読んでなかった本を読んだり。

30年住んでいると、いろんなものがでてきます。子どもの文集、図工でつくったオブジェのような工作、わたしがやろうと思って買った「トールペイント」の絵の具、主人が一時だけこった蕎麦打ちの器。
どう分別して、どう捨てたらいいのか、わからないものもあり、捨てるって疲れる。
またまた、家族内で捨てたいもの、捨てたくないものの意見があわないのも困りもの。
だれかにとって、大事なもの(たとえば、わたしのボツ原稿)が、だれかには価値のないものに見えたり。

あたふたしながらも、新しい作品の種になるものはないかと、どこかおもしろがってもいます。

ジャングル村

2013-06-12 09:35:32 | 日記
一月にだした『ジャングル村は ちぎれたてがみで大さわぎ!』(くもん出版)の紹介がおすすめ本として灯台7月号に載りました! 紹介者の漆原先生、ありがとうございます




また、昨日は編集者さんから愛読者カードももらいました。これも生の声でうれしーい!
その中で、「教訓がはいってなくて、おもしろい。」「ほかの赤羽さんの作品も読みたい」と書いてもらったのがあって、舞い上がっています。
はやしますみさんの絵がかわいいというのもありました。

そうです。わたしはおだてに弱い。かんちがいでも、こういうのをもらうとがんばっちゃれそうです。愛読者カードを書いてくださった方々に、心からお礼をいいたいです。
みなさん、読者カードを書いて、作家を育てましょう。

ジャングル村の原画展をひらいてくださった絵本やさん、おばあさんの知恵袋が、今月のモエに紹介されてました。店主の選んだ本は、いせひでこさんの『ルリユールおじさん』わたしも好きで、いせひでこ展まで見に行った、心に残る一冊です。