赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

地方が注目されている?!

2013-06-21 07:20:44 | 日記
朝の連ドラ「あまちゃん」が大ヒット! わたしも大好きで毎朝、ジェジェと言いながら、先の読めないストーリーを楽しみにしています。昨日は、とうとう夏バッパがあやまって、親子三世代ドラマの見所でした。来週からは、東京編でしょうか?

そんな朝ドラのヒットも後押しされてか、今、地方の個性が注目される時代がきているように思います。わたしも地方が舞台のおもしろい作品を読みました

『おれたち戦国ロボサッカー部!』
奈雅月 ありす/作 曽根 愛/絵 ポプラ社。
舞台は、愛知県。主人公は、ノブナガ。まあ、字は、伸永ですが、自分は、織田信長が大好きで、自分は現代の信長だと言い切る強気キャラ。
それが引越で、境川をわたし、三河の地に。
そこで、イエヤスがひきいるロボサッカー部にはいるのだ。サブキャラたちも、歴史がからんでいて、歴史好きは笑いどころが入っている。
でも、ロボットの知識はしっかりしていて、作品世界は浅くない。
第二回ポプラズッコケ文学新人賞大賞受賞の作品です。

また、もうひとつ、くまモンの秘密
あのゆるキャラくまモンヒットの秘密がかかれているのですが、これが、ゆるくない。
あの震災のあと、九州新幹線開通があり、熊本が素通りされないようにと考えられたプロジェクトですが、かなりねった作戦がたてられています。
まず、幼稚園、保育園をねらえと、出没したり、クマもん名刺を何種類もそろえ、集めたいとコレクター意識をあおったり。
ボツ、ボツ、ボツの作戦会議をへて、上下なく様々なアイディアを自由にだしていき、あのぬぼーとしたくまモンが成功したようです。
これは、ただの成功物語でなく、公務員がくまモンプロジェクトに参加したおかげで、仕事のやり方、取り組む態度がちがってきたと、なかなか読みどころがあります。

ゆるキャラブームどこまでいくでしょうーー。

西国分寺発の非公認キャラのゆるキャラ「にしこくん」は、人気上昇がとまらないようで、2周年バースディパーティもやってようです。どこかの始球式に参加するとか、息子から聞きました。あれ? 手がないのに、どうやって投げるんだろう??