赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『カトリと眠れる石の街』東曜太郎

2022-10-12 09:15:09 | その他

講談社児童文学新人賞の佳作になった作品を読みました。

冒険ものがたり。展開がよく考えられていて、山場もあり、はらはらわくわくしながら読みました。

構成がきっちりしているし、文章もうまいし、これで新人か?ってうたがいたくなるほど。今の人は、器用に書かれるんだと感心しました。

ただひとつ、あまりわたし的にのれなかったのは、エディンバラという土地。あまりにもわたしの知識がなくて、歴史的にどういうところかわかってないんですね。

なので、街並みなど、想像力がおよばないところもあり、そこがちょっと。

どうしてこの地を選んだのか、作者に会う機会があったら、聞いてみたいです。

とはいえ、この頃、児童文学で冒険ものがたりは少なかったので、ものがたりの力を堪能しました。

 

さて、話はかわって、先週いった東京展。

武藤順子さんが東京展賞、大賞に輝いたそうです。おめでとうございます。これはめでたい!

ホームページから東京展、絵本の部屋ものぞけます。ここからデビューした方も、もちろんいますよ。

絵本の部屋 (tokyoten.com

14日までだから、まだ、やっていますね。興味がある方はぜひ、上野へ。

公園口がリニューアルしていて、きれいになっていました。

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