趣味でもある本屋めぐりをしていたら、児童書の新刊もたくさんならんでいました。
去年の夏、緊急事態宣言のとき、本があまりでませんでした。そのせいか、いつもの冬は、新刊が少ないのに、今年は点数が多いような気がします。目をひく本も多い!!
そんな中、わたしが読んだのは、去年でた『明日のことば』。著者は森絵都さん。〈言葉〉ってキーワードでつながる連作。
きれいなイラストも見所。お話しごとに、イラストレーターが変わるってあまりないです。
けど、それが成功している。それぞれのお話しにあったイメージで絵が選ばれているから。
教科書に載っているという『帰り道』がやはりいい。そのほか、わたしがハッとしたのは、『富田さんへのメール』こういう風に着地できるのかと、目からうろこでした。
森絵都さんは、言葉に対する感覚がするどくて、レトリックもセンスがあります。
心がうるおって、明日、がんばろうっと希望がもてる短編集です。
さて、春めいてきて、自然が動きだしています。クリスマスローズもやっと咲きました。
わたしの創作も、止まっていた作品が動きだしそうです。
『トゲトゲトカゲをつかまえろ!』続編もだしてもらえそう。といっても、これからがんばるのですが。
続きが読みたいといってくださった人たち、ちょっと時間があいたけど、よろしく!