話題の映画、怪物を見てきました。
やはり、おもしろい。是枝監督、すごいわって思いました。少年ふたりの演技も。
物語は、まず、シングルマザーの視点から始まります。火事がおこった日、息子から「ブタの脳を人間に移植したら、ブタなの、人間なの?」と聞かれて、疑問に思い、息子の行動を観察します。そしていじめられてるのではと思い、学校へ文句をいいにいくのですが、校長先生はのらりくらり、形だけあやまるだけ。先生たちもなにかかくしているようで、うさんくさい。母は、教師が息子に暴力をふるったとして、学校をうったえるのですが・・・
次に、先生の視点、子どもの視点とうつりかわり、そこから見える真実が変わってズレていることに気がつきます。
そして、台風がきたひ、息子はすがたを消して・・・。
怪物だーれだと、頭にカードをあてて、それをあてるゲームをする場面、そこがとてもいいなって思いました。おりにふれて、このシーン、思いだすだろうなと。
また、この映画を見たかったのは、舞台が諏訪だと聞いて。
火事がおこったのは駅前で、駅前歩道橋もうつっていました。
また、夜の真っ黒な諏訪湖も何度もうつしだされます。大きな穴のように見えます。是枝監督が怪物が潜んでいるように思ったそうです。
わたしは何度見ても、そう見えなかったのに、見る人が見るとちがいますね。
岡谷にある諏訪湖の水門も印象的にうつっていました。
そして、夕方、出川哲朗の充電旅を見たら、諏訪の四社めぐりから辰野、天竜川へといく旅でした。
辰野は、なくなった義理の父のふるさとです。
諏訪湖のまわり、整備されて、サイクリングロードがととのっているのがきれいにうつしだされていました。
また、サイクリングに行きたくなりました。
そろそろホタルの季節。辰野のホタルまつり、今年はやるようです。
幻想的なホタルを見に、行きたいなーと思いましたが、今年は忙しくて、ちょっとムリかな。