赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

はなみずきと林田恵子さん

2013-03-01 08:49:14 | 日記
花粉がはげしく飛び回りだしましたが、とうとう明日から原画展が始まります。ドキドキ 今日は夕方から飾り付けにいきます。

明日は初日。でも、わたしは、大事な公民館の絵本講座の第四回目があります。
この講座、みなさんとても熱心でいいものができそう。公民館のおまつり、新緑まつりに作品を飾ろう、読み聞かせをしようなどの案まででてきて、盛り上がっています。

そこで、オープニングをどうしようと考えていたら、友人の林田恵子さんが手伝ってくれることになりました。彼女は、もう、二十年以上前になるでしょうか、わたしが童話が書きたくてつくった地元の人たちとの同人誌、「はなみずき」のメンバーです。
彼女がいたから、はなみずきは、運営できました。

なんと、この同人誌、「はなみずき」は、じゃーん、宮西達也さんが表紙を書いてくれました。その頃、国分寺にいて、いい人だからというあいまいな友だちの言葉にあまえて会いに行き、たのみこんだのです。もう、ただみたいな安い値段で。

そのとき、「いいですよ! 応援する気持ちでやりましょう」と笑顔でひきうけてくれた宮西さんの顔は忘れられません。わたしは帰ったらさすがに疲れて、寝込んでしまいましたが夢のようでした。

この「はなみずき」の経験があってこそ、同人誌「ももたろう」を発足しようという運びになりました。
思えば子どもがまだ、三才と零才なんて頃。ガッツがあったのですね~~。

林田さんは、その後、いろんな経験や親の介護の体験をへたのち、蜷川幸雄主催のゴールドシアターで役者さんとして活躍されています。NHKで、練習風景や生活を特集されたこともありました。今年はパリ公演にも行かれるそうです。

その林田さん、読み聞かせや、気持ちよく声をだす発声などの企画をたてて明日、オープニングにいらしてくれます。気持ちよくひきうけてくれて、こういう場をもらってうれしいという、彼女の生き方は、とてもすてきであこがれます。
ぜひ、興味がある方はご参加を。
会場は、おばあさんの知恵袋。明日、11時から12時です。