２０１５年３月ダイヤ改正の分析の続きの続き

ＪＲのダイヤ改正まで、あと１週間。
あとはＪＲ千葉支社の限定時刻表の発売を待つ状態です。
まだ、分析をしながら、どうしても判断できない内容があります。
どうして下り２本・上り１本が木更津・上総湊止まり・始発が館山までの延長なのか。
Ｅ２１７系が本当に君津からローカルに乗り入れができるのか。トンネルの方は手をつけていないようですので、車両のパンタグラフの改良でできると判断をしています。


ダイヤ改正とは別に。
山形新幹線が新庄まで延伸する際のＪＲ側の条件が、


地元の停車駅に駐車場を地元負担で整備を


というものでした。これを受け入れ新庄までの延伸が現実になりました。

必要なことは、公共交通機関を利用してもらうためのフォローです。内房線沿線の各駅、それぞれ、駐車場整備の有無で利用実態がはっきりしています。
やはり、駅の規模に関係なく、また、万一の一時的な災害の避難箇所としても駅の駐車場整備は必要不可欠です。

ダイヤ改正直後は、上野東京ライン、東京～館山の特別快速に乗ります。

福祉避難所が

３月６日の千葉日報より。

災害時に障害者の方、介助が必要な方のための避難場所を、あらかじめ、自治体と協力が得られる福祉施設のあいだで協定を結び、不測の事態には福祉避難所として開設がされる仕組みがあります。
全国の自治体で４００の自治体が、全く、福祉避難所の開設準備の登録がないとのこと。
千葉県では１６の自治体が全くなく、その中で


木更津市・袖ヶ浦市・富津市・鋸南町


が全く設置準備がないそうです。

一口に福祉避難所といっても簡単な仕組みでないのも、現実問題としてあります。
受け入れのための人材、物資が十分であるかどうか。とくに人材が一番の不安材料のようです。

施設に通所をしている私の弟の家族の一人としてなんですが。お世話になっている施設の法人さんの系列の施設が、福祉避難所として指定をされていればまだしも、縁がない違う社会福祉法人の施設が指定を受けていても、細かい配慮の面でやはり不安があります。

福祉の世界でも横の繋がりはまったく薄いです。
あの震災から４年。あらためて、この福祉避難所をめぐるやりくり・運用・連携を行政と福祉関係が、組織の垣根をこえて取り組んでほしいです。