歴代志上 9:1-3
「このようにすべてのイスラエルびとは系図によって数えられた。これらはイスラエルの列王紀にしるされている。ユダはその不信のゆえにバビロンに捕囚となった。 その領地の町々に最初に住んだものはイスラエルびと、祭司、レビびとおよび宮に仕えるしもべたちであった。 またエルサレムにはユダの子孫、ベニヤミンの子孫およびエフライムとマナセの子孫が住んでいた。」
イスラエル人が系図を重んじるのは、自分たちが神様に愛された祝福の民であることを確認する唯一の方法だからです。不信仰の故に裁きを受けても、バビロン捕囚を経て再び約束の地に帰ることのできたのは、この系図に名が記された人々でした。私たちはイスラエル人から見たら更に罪深い異邦人に過ぎませんが、主イエス様の十字架による購いを信じ、罪赦されきよめられていのちの書にその名が記されていますから感謝いたします。この救いを決して手放すことのないよう御言葉に聞き従う人生を歩み、恵みに留まり続ける私たちでありますように。
http://bible.com/81/1ch.9.1-3.ja1955
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歴代志上 9:10-11, 13
「祭司のうちではエダヤ、ヨアリブ、ヤキン、 およびヒルキヤの子アザリヤ、ヒルキヤはメシュラムの子、メシュラムはザドクの子、ザドクはメラヨテの子、メラヨテはアヒトブの子である。アザリヤは神の宮のつかさである。
…
そのほかに彼らの兄弟たちもあった。これらはその氏族の長で、合わせて一千七百六十人、みな神の宮の務をするのに、はなはだ力のある人々であった。」
バビロン捕囚から帰還した人々は、先祖たちが犯した不信仰の罪を悔い改め、再び憂き目に遭うことのないよう、エルサレムの神の宮で礼拝を捧げることを何よりも大切にしました。そこで歴代志では神の宮で仕える祭司たちの系図も冒頭に記して、信仰の正統性を確認しました。
私たちも神様を礼拝するにあたり、何を信じているのか、どのように信じているのか、正しい信仰であることを確認することが大切です。今の教会では、誤りのない神の御言葉である聖書と、信仰告白である使徒信条によって、自らの信仰の正統性を確認することができます。聖書を読み、使徒信条を唱える毎に、信仰を吟味しつつ神様に向かいまことの礼拝を捧げる私たちでありますように。
http://bible.com/81/1ch.9.10-11,13.ja1955
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歴代志上 9:14, 17-20, 22
「レビびとのうちではハシュブの子シマヤ、ハシュブはアズリカムの子、アズリカムはハシャビヤの子で、これらはメラリの子孫である。
…
門を守るものはシャルム、アックブ、タルモン、アヒマンおよびその兄弟たちで、シャルムはその長であった。 彼は今日まで東の方にある王の門を守っている。これらはレビの子孫で営の門を守る者である。 コラの子エビヤサフの子であるコレの子シャルムおよびその氏族の兄弟たちなどのコラびとは幕屋のもろもろの門を守る務をつかさどった。その先祖たちは主の営をつかさどり、その入口を守る者であった。 エレアザルの子ピネハスが、むかし彼らのつかさであった。主は彼とともにおられた。
…
これらは皆選ばれて門を守る者で、合わせて二百十二人あった。彼らはその村々で系図によって数えられた者で、ダビデと先見者サムエルが彼らを職に任じたのである。」
祭司の次に、神様のために仕えるレビ人たちの系図が記され、その祖先がダビデ王と預言者サムエルによって任職された者であることを確認しています。これもまた神様の御心に適う正しい礼拝を捧げるために大切なことでした。今の教会にも様々な制度があり、一部の人は万人祭司だといってそれらを否定する者もいますが、そのような考え方は無秩序を生み出し、信仰に混乱を来します。私たちは神様の御心に適う教会の任職制度を大切にしなければなりません。
http://bible.com/81/1ch.9.14,17-20,22.ja1955
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歴代志上 9:35-37, 39-40, 44
「ギベオンの父エヒエルはギベオンに住んでいた。その妻の名はマアカといった。 彼の長子はアブドン、次はツル、キシ、バアル、ネル、ナダブ、 ゲドル、アヒオ、ゼカリヤ、ミクロテである。
…
ネルはキシを生み、キシはサウルを生み、サウルはヨナタン、マルキシュア、アビナダブ、エシバアルを生んだ。 ヨナタンの子はメリバアルで、メリバアルはミカを生んだ。
…
アゼルに六人の男の子があった。その名はアズリカム、ボケル、イシマエル、シャリヤ、オバデヤ、ハナン。これらはみなアゼルの子らであった。」
歴代志の冒頭から9章にかけて記されたバビロン捕囚から帰還したイスラエル人の系図は、イスラエル王国の初代の王であるサウルの系図で締めくくられます。かつてイスラエル王国はどのような歴史を辿り、現在に至ったかを、サウル王の時代に遡って、順序だてて学ぶことになります。歴史は決して懐古主義のためにあるのではなく、今を生きる私たちが、先の見通せない未来に向かって人生の選択を行うための、貴重な参考資料です。神の民イスラエルの歴史から正しく学ぶことにより、先人たちの犯した失敗の二の轍を踏まず、神様の約束である永遠の御国を目指して信仰生活を歩ませていただく私たちでありますように。
http://bible.com/81/1ch.9.35-37,39-40,44.ja1955
「このようにすべてのイスラエルびとは系図によって数えられた。これらはイスラエルの列王紀にしるされている。ユダはその不信のゆえにバビロンに捕囚となった。 その領地の町々に最初に住んだものはイスラエルびと、祭司、レビびとおよび宮に仕えるしもべたちであった。 またエルサレムにはユダの子孫、ベニヤミンの子孫およびエフライムとマナセの子孫が住んでいた。」
イスラエル人が系図を重んじるのは、自分たちが神様に愛された祝福の民であることを確認する唯一の方法だからです。不信仰の故に裁きを受けても、バビロン捕囚を経て再び約束の地に帰ることのできたのは、この系図に名が記された人々でした。私たちはイスラエル人から見たら更に罪深い異邦人に過ぎませんが、主イエス様の十字架による購いを信じ、罪赦されきよめられていのちの書にその名が記されていますから感謝いたします。この救いを決して手放すことのないよう御言葉に聞き従う人生を歩み、恵みに留まり続ける私たちでありますように。
http://bible.com/81/1ch.9.1-3.ja1955
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歴代志上 9:10-11, 13
「祭司のうちではエダヤ、ヨアリブ、ヤキン、 およびヒルキヤの子アザリヤ、ヒルキヤはメシュラムの子、メシュラムはザドクの子、ザドクはメラヨテの子、メラヨテはアヒトブの子である。アザリヤは神の宮のつかさである。
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そのほかに彼らの兄弟たちもあった。これらはその氏族の長で、合わせて一千七百六十人、みな神の宮の務をするのに、はなはだ力のある人々であった。」
バビロン捕囚から帰還した人々は、先祖たちが犯した不信仰の罪を悔い改め、再び憂き目に遭うことのないよう、エルサレムの神の宮で礼拝を捧げることを何よりも大切にしました。そこで歴代志では神の宮で仕える祭司たちの系図も冒頭に記して、信仰の正統性を確認しました。
私たちも神様を礼拝するにあたり、何を信じているのか、どのように信じているのか、正しい信仰であることを確認することが大切です。今の教会では、誤りのない神の御言葉である聖書と、信仰告白である使徒信条によって、自らの信仰の正統性を確認することができます。聖書を読み、使徒信条を唱える毎に、信仰を吟味しつつ神様に向かいまことの礼拝を捧げる私たちでありますように。
http://bible.com/81/1ch.9.10-11,13.ja1955
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歴代志上 9:14, 17-20, 22
「レビびとのうちではハシュブの子シマヤ、ハシュブはアズリカムの子、アズリカムはハシャビヤの子で、これらはメラリの子孫である。
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門を守るものはシャルム、アックブ、タルモン、アヒマンおよびその兄弟たちで、シャルムはその長であった。 彼は今日まで東の方にある王の門を守っている。これらはレビの子孫で営の門を守る者である。 コラの子エビヤサフの子であるコレの子シャルムおよびその氏族の兄弟たちなどのコラびとは幕屋のもろもろの門を守る務をつかさどった。その先祖たちは主の営をつかさどり、その入口を守る者であった。 エレアザルの子ピネハスが、むかし彼らのつかさであった。主は彼とともにおられた。
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これらは皆選ばれて門を守る者で、合わせて二百十二人あった。彼らはその村々で系図によって数えられた者で、ダビデと先見者サムエルが彼らを職に任じたのである。」
祭司の次に、神様のために仕えるレビ人たちの系図が記され、その祖先がダビデ王と預言者サムエルによって任職された者であることを確認しています。これもまた神様の御心に適う正しい礼拝を捧げるために大切なことでした。今の教会にも様々な制度があり、一部の人は万人祭司だといってそれらを否定する者もいますが、そのような考え方は無秩序を生み出し、信仰に混乱を来します。私たちは神様の御心に適う教会の任職制度を大切にしなければなりません。
http://bible.com/81/1ch.9.14,17-20,22.ja1955
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歴代志上 9:35-37, 39-40, 44
「ギベオンの父エヒエルはギベオンに住んでいた。その妻の名はマアカといった。 彼の長子はアブドン、次はツル、キシ、バアル、ネル、ナダブ、 ゲドル、アヒオ、ゼカリヤ、ミクロテである。
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ネルはキシを生み、キシはサウルを生み、サウルはヨナタン、マルキシュア、アビナダブ、エシバアルを生んだ。 ヨナタンの子はメリバアルで、メリバアルはミカを生んだ。
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アゼルに六人の男の子があった。その名はアズリカム、ボケル、イシマエル、シャリヤ、オバデヤ、ハナン。これらはみなアゼルの子らであった。」
歴代志の冒頭から9章にかけて記されたバビロン捕囚から帰還したイスラエル人の系図は、イスラエル王国の初代の王であるサウルの系図で締めくくられます。かつてイスラエル王国はどのような歴史を辿り、現在に至ったかを、サウル王の時代に遡って、順序だてて学ぶことになります。歴史は決して懐古主義のためにあるのではなく、今を生きる私たちが、先の見通せない未来に向かって人生の選択を行うための、貴重な参考資料です。神の民イスラエルの歴史から正しく学ぶことにより、先人たちの犯した失敗の二の轍を踏まず、神様の約束である永遠の御国を目指して信仰生活を歩ませていただく私たちでありますように。
http://bible.com/81/1ch.9.35-37,39-40,44.ja1955