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【COGHCC聖書通読】 2017/02/24

2017-02-24 07:58:49 | 一日一章・聖書通読日記
歴代志上 22:1
『それでダビデは言った、「主なる神の家はこれである、イスラエルのための燔祭の祭壇はこれである」と。』

当時、主への燔祭はギベオンにある高き所で捧げられていましたが、自らの高慢の罪を赦されたダビデは、主に示されて燔祭を捧げるために祭壇を築いたオルナンの打ち場こそ、神殿を建てる地に最も相応しい場所であると確信しました。このダビデの言葉が、歴代志が記された時代、すなわちバビロン捕囚から帰還したイスラエル人たちが、エルサレムに神殿を再興する際の礎、根拠となりました。

神様の御言葉に聞き従わず、自ら高ぶって王国滅亡の憂き目に遭ったイスラエル人たちが、バビロンの地で心から悔い改め、神様の憐れみによって罪赦され、再びエルサレムに戻ってきたとき、このダビデの言葉こそ、今の自分たちの心情を表す言葉として最も心に響いたことでしょう。このときのイスラエル人たちの心に思いを馳せ、神様に喜ばれるまことの礼拝を捧げる喜びを噛みしめる私たちでありますように。

http://bible.com/81/1ch.22.1.ja1955

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歴代志上 22:2-5
『ダビデは命じてイスラエルの地にいる他国人を集めさせ、また神の家を建てるのに用いる石を切るために石工を定めた。 ダビデはまた門のとびらのくぎ、およびかすがいに用いる鉄をおびただしく備えた。また青銅を量ることもできないほどおびただしく備えた。 また香柏を数えきれぬほど備えた。これはシドンびととツロの人々がおびただしく香柏をダビデの所に持って来たからである。 ダビデは言った、「わが子ソロモンは若く、かつ経験がない。また主のために建てる家はきわめて壮大で、万国に名を得、栄えを得るものでなければならない。それゆえ、わたしはその準備をしておこう」と。こうしてダビデは死ぬ前に多くの物資を準備した。』

まことの礼拝とは何かを再確認したダビデは、神殿建築のために必要な資材をおびただしく集め、また建築に携わる人々を定めて用意周到に準備を整えました。私たちもまた、教会の会堂建築や礼拝堂の整備のために捧げものと奉仕をもって忠実に仕え、更には毎週の礼拝のために備えることが大切です。

http://bible.com/81/1ch.22.2-5.ja1955

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歴代志上 22:6-11
『そして彼はその子ソロモンを召して、イスラエルの神、主のために家を建てることを命じた。 すなわちダビデはソロモンに言った、「わが子よ、わたしはわが神、主の名のために家を建てようと志していた。 ところが主の言葉がわたしに臨んで言われた、『おまえは多くの血を流し、大いなる戦争をした。おまえはわたしの前で多くの血を地に流したから、わが名のために家を建ててはならない。 見よ、男の子がおまえに生れる。彼は平和の人である。わたしは彼に平安を与えて、周囲のもろもろの敵に煩わされないようにしよう。彼の名はソロモンと呼ばれ、彼の世にわたしはイスラエルに平安と静穏とを与える。 彼はわが名のために家を建てるであろう。彼はわが子となり、わたしは彼の父となる。わたしは彼の王位をながくイスラエルの上に堅くするであろう』。 それでわが子よ、どうか主があなたと共にいまし、あなたを栄えさせて、主があなたについて言われたように、あなたの神、主の家を建てさせてくださるように。」』

ダビデは自ら神殿を建てることは神様から禁じられましたが、その思いをわが子ソロモンに託して神殿建築を成し遂げるようにと命じました。ダビデが神殿建築を禁じられた理由は、イスラエル統一のために多くの血を流したため、平和を愛される神様の御名に相応しくないから、とのことでした。

神様のために一所懸命に仕えても、神様から止められることがあります。そのとき自分の願望が叶わないことを不満と思わず、ダビデのように信頼する人に託して、思いをつなぐことが大切です。今の私たちが教会に通い、神様を信じることができるのも、そのような信仰の諸先輩たちの思いがつなげられてきたからです。この信仰を自分たちだけで完結することなく、もっと多くの人に、また次の世代へとつなげて、神様の御国が更に拡大することを喜ぶ私たちでありますように。

http://bible.com/81/1ch.22.6-11.ja1955

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歴代志上 22:12-14
「ただ、どうか主があなたに分別と知恵を賜い、あなたをイスラエルの上に立たせられるとき、あなたの神、主の律法を、あなたに守らせてくださるように。 あなたがもし、主がイスラエルについてモーセに命じられた定めとおきてとを慎んで守るならば、あなたは栄えるであろう。心を強くし、勇め。恐れてはならない、おののいてはならない。 見よ、わたしは苦難のうちにあって主の家のために金十万タラント、銀百万タラントを備え、また青銅と鉄を量ることもできないほどおびただしく備えた。また材木と石をも備えた。あなたはまたこれに加えなければならない。」

ダビデは神殿建築のために必要な資材を多くの捧げものをもって備えましたが、同時にソロモンにも、神殿建築のために必要な資材を自分でも増し加えなさいと命じました。先達から受け継いだ信仰の遺産をただ食いつぶすのではなく、自分たちもまた更に増し加えて、神様の栄光が現される領域をますます拡大することこそ、今の私たちに求められている大切な心掛けです。

http://bible.com/81/1ch.22.12-14.ja1955

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歴代志上 22:17-19
『ダビデはまたイスラエルのすべてのつかさたちにその子ソロモンを助けるように命じて言った、 「あなたがたの神、主はあなたがたとともにおられるではないか。四方に泰平を賜わったではないか。主はこの地の民をわたしの手にわたされたので、この地は主の前とその民の前に服している。 それであなたがたは心をつくし、精神をつくしてあなたがたの神、主を求めなさい。たって主なる神の聖所を建て、主の名のために建てるその家に、主の契約の箱と神の聖なるもろもろの器を携え入れなさい」。』

ダビデはまたイスラエルのすべての司たちに命じて、ソロモンを助けて神殿建築を成し遂げるようにと託しました。いくらソロモンが神様の知恵と栄華を極めた偉大な王であっても、共に働いて助ける人々がいなければ、神殿建築の偉業は成し遂げることはできません。これは今の私たちにも、教会を建て上げるためには牧師一人で孤軍奮闘するのではなく、多くの信徒が支えて一致協力しなければならないことを教えています。

そのとき私たちが心を合わせるために必要なことは、心から神様を求める信仰による一致です。一人一人、異なる個性や賜物を与えられた者として造られた私たちが信仰によって一致するとき、聖霊の助けをいただいていかなる困難をも乗り越える力を得、主の御名の栄光を現すことができますから、私たちは恐れることなく、大胆に福音を証する者とならせていただきたいと願います。

http://bible.com/81/1ch.22.17-19.ja1955
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【今日の聖句】 2017/02/24

2017-02-24 06:54:11 | 今日の聖句
箴言 19:20-21
「勧めを聞き、教訓をうけよ、そうすれば、ついには知恵ある者となる。 人の心には多くの計画がある、しかしただ主の、み旨だけが堅く立つ。」

何事も自分の思い通りに事を進めようとする者は、賢い生き方ではありません。この世の始めから終わりまで天地万物を統べ治められる主の教えと戒めに聞き従い、まことの知恵を得て、堅実な人生を歩ませていただく私たちでありますように。

http://bible.com/81/pro.19.20-21.ja1955
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