歴代志上 24:1-3, 5
「アロンの子孫の組は次のとおりである。すなわちアロンの子らはナダブ、アビウ、エレアザル、イタマル。 ナダブとアビウはその父に先だって死に、子がなかったので、エレアザルとイタマルが祭司となった。 ダビデはエレアザルの子孫ザドクとイタマルの子孫アヒメレクの助けによって彼らを分けて、それぞれの勤めにつけた。
…
このように彼らは皆ひとしく、くじによって分けられた。聖所のつかさ、および神のつかさは、ともにエレアザルの子孫とイタマルの子孫から出たからである。」
神の契約の箱が安置された至聖所の中に入り、主の御前で購いの儀式を執り行う祭司の勤めは、レビ族の中からアロンの直系の子孫だけに与えられました。アロンの子のうち、長男ナダブと次男アビウは異火を捧げて神様の定められた通りに購いの儀式を執り行ったために主に撃たれて死に子孫を残さなかったため、三男エレアザルと末子イタマルの子孫が祭司職に任じられました。
歴代志で祭司職の勤めが詳細に記されているのは、バビロン捕囚から帰還したイスラエルの人々が、どのようにして神様の御前に正しく礼拝を捧げることができるか改めて確認し、その正統性を重要視したからです。私たちもまた神様を礼拝するとき、神様に喜ばれる礼拝を捧げることを念頭に置き、心から主をあがめる者でありたいと願います。
http://bible.com/81/1ch.24.1-3,5.ja1955
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歴代志上 24:6-19
「レビびとネタネルの子である書記シマヤは、王とつかさたちと祭司ザドクとアビヤタルの子アヒメレクと祭司およびレビびとの氏族の長たちの前で、これを書きしるした。すなわちエレアザルのために氏族一つを取れば、イタマルのためにも一つを取った。 第一のくじはヨアリブに当り、第二はエダヤに当り、 第三はハリムに、第四はセオリムに、 第五はマルキヤに、第六はミヤミンに、 第七はハッコヅに、第八はアビヤに、 第九はエシュアに、第十はシカニヤに、 第十一はエリアシブに、第十二はヤキムに、 第十三はホッパに、第十四はエシバブに、 第十五はビルガに、第十六はインメルに、 第十七はヘジルに、第十八はハピセツに、 第十九はペタヒヤに、第二十はエゼキエルに、 第二十一はヤキンに、第二十二はガムルに、 第二十三はデラヤに、第二十四はマアジヤに当った。 これは、彼らの先祖アロンによって設けられた定めにしたがい、主の家にはいって務をなす順序であって、イスラエルの神、主の彼に命じられたとおりである。」
祭司の勤めは氏族毎に24組に整然と分けられた当番制をとり、神様の御前でくじを引くことによってその順番が平等に定められました。この祭司の組分けの中に、バプテスマのヨハネの父となったザカリヤが属していたアビヤの組が第8番目として紹介されています。
この24組が1年間交代で至聖所の勤めを執り行うのですから、1つの組の当番は2週間となり、1年間に14人の祭司が至聖所の勤めに当たります。祭司の年齢は30歳以上50歳以下と定められていましたから、祭司が至聖所の勤めに当たるチャンスは一生の間に280回しかなく、イエス様の時代には生涯この勤めに当たることのなかった祭司も相当いたそうです。
ですから神様の御前に進み出て、礼拝を捧げることは、決して当たり前のことではなく、神様に選ばれた者だけが受けることのできる特権なのです。私たちが神様に礼拝を捧げるとき、そのような特別な恵みであることを思い、心から感謝して神様の御前に進み出る心構えを持ちたいと願います。
http://bible.com/81/1ch.24.6-19.ja1955
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歴代志上 24:20-31
「このほかのレビの子孫は次のとおりである。すなわちアムラムの子らのうちではシュバエル。シュバエルの子らのうちではエデヤ。 レハビヤについては、レハビヤの子らのうちでは長子イシア。 イヅハリびとのうちではシロミテ。シロミテの子らのうちではヤハテ。 ヘブロンの子らは長子はエリヤ、次はアマリヤ、第三はヤハジエル、第四はエカメアム。 ウジエルの子らのうちではミカ。ミカの子らのうちではシャミル。 ミカの兄弟はイシア。イシアの子らのうちではゼカリヤ。 メラリの子らはマヘリとムシ。ヤジアの子らはベノ。 メラリの子孫のヤジアから出た者はベノ、ショハム、ザックル、イブリ。 マヘリからエレアザルが出た。彼には子がなかった。 キシについては、キシの子はエラメル。 ムシの子らはマヘリ、エデル、エリモテ。これらはレビびとの子孫で、その氏族によっていった者である。 これらの者もまた氏族の兄もその弟も同様に、ダビデ王と、ザドクと、アヒメレクと、祭司およびレビびとの氏族の長たちの前で、アロンの子孫であるその兄弟たちのようにくじを引いた。」
祭司の勤めと同様に、レビ人の勤めも氏族毎に分けられた当番制となり、その順番もくじ引きによって定められました。これは神様に仕える機会が均等に与えられると同時に、一部の者の負担が重くなり、疲弊してしまわないように分担する神様のご配慮でもあります。
私たちも教会で神様のために奉仕するとき、一部の人だけが一所懸命奉仕して、他の者は奉仕に無関心なようであってはなりません。神様のために共に荷を負い合い、主のために労する喜びを共に分かち合う私たちでありますように。
http://bible.com/81/1ch.24.20-31.ja1955
「アロンの子孫の組は次のとおりである。すなわちアロンの子らはナダブ、アビウ、エレアザル、イタマル。 ナダブとアビウはその父に先だって死に、子がなかったので、エレアザルとイタマルが祭司となった。 ダビデはエレアザルの子孫ザドクとイタマルの子孫アヒメレクの助けによって彼らを分けて、それぞれの勤めにつけた。
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このように彼らは皆ひとしく、くじによって分けられた。聖所のつかさ、および神のつかさは、ともにエレアザルの子孫とイタマルの子孫から出たからである。」
神の契約の箱が安置された至聖所の中に入り、主の御前で購いの儀式を執り行う祭司の勤めは、レビ族の中からアロンの直系の子孫だけに与えられました。アロンの子のうち、長男ナダブと次男アビウは異火を捧げて神様の定められた通りに購いの儀式を執り行ったために主に撃たれて死に子孫を残さなかったため、三男エレアザルと末子イタマルの子孫が祭司職に任じられました。
歴代志で祭司職の勤めが詳細に記されているのは、バビロン捕囚から帰還したイスラエルの人々が、どのようにして神様の御前に正しく礼拝を捧げることができるか改めて確認し、その正統性を重要視したからです。私たちもまた神様を礼拝するとき、神様に喜ばれる礼拝を捧げることを念頭に置き、心から主をあがめる者でありたいと願います。
http://bible.com/81/1ch.24.1-3,5.ja1955
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歴代志上 24:6-19
「レビびとネタネルの子である書記シマヤは、王とつかさたちと祭司ザドクとアビヤタルの子アヒメレクと祭司およびレビびとの氏族の長たちの前で、これを書きしるした。すなわちエレアザルのために氏族一つを取れば、イタマルのためにも一つを取った。 第一のくじはヨアリブに当り、第二はエダヤに当り、 第三はハリムに、第四はセオリムに、 第五はマルキヤに、第六はミヤミンに、 第七はハッコヅに、第八はアビヤに、 第九はエシュアに、第十はシカニヤに、 第十一はエリアシブに、第十二はヤキムに、 第十三はホッパに、第十四はエシバブに、 第十五はビルガに、第十六はインメルに、 第十七はヘジルに、第十八はハピセツに、 第十九はペタヒヤに、第二十はエゼキエルに、 第二十一はヤキンに、第二十二はガムルに、 第二十三はデラヤに、第二十四はマアジヤに当った。 これは、彼らの先祖アロンによって設けられた定めにしたがい、主の家にはいって務をなす順序であって、イスラエルの神、主の彼に命じられたとおりである。」
祭司の勤めは氏族毎に24組に整然と分けられた当番制をとり、神様の御前でくじを引くことによってその順番が平等に定められました。この祭司の組分けの中に、バプテスマのヨハネの父となったザカリヤが属していたアビヤの組が第8番目として紹介されています。
この24組が1年間交代で至聖所の勤めを執り行うのですから、1つの組の当番は2週間となり、1年間に14人の祭司が至聖所の勤めに当たります。祭司の年齢は30歳以上50歳以下と定められていましたから、祭司が至聖所の勤めに当たるチャンスは一生の間に280回しかなく、イエス様の時代には生涯この勤めに当たることのなかった祭司も相当いたそうです。
ですから神様の御前に進み出て、礼拝を捧げることは、決して当たり前のことではなく、神様に選ばれた者だけが受けることのできる特権なのです。私たちが神様に礼拝を捧げるとき、そのような特別な恵みであることを思い、心から感謝して神様の御前に進み出る心構えを持ちたいと願います。
http://bible.com/81/1ch.24.6-19.ja1955
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歴代志上 24:20-31
「このほかのレビの子孫は次のとおりである。すなわちアムラムの子らのうちではシュバエル。シュバエルの子らのうちではエデヤ。 レハビヤについては、レハビヤの子らのうちでは長子イシア。 イヅハリびとのうちではシロミテ。シロミテの子らのうちではヤハテ。 ヘブロンの子らは長子はエリヤ、次はアマリヤ、第三はヤハジエル、第四はエカメアム。 ウジエルの子らのうちではミカ。ミカの子らのうちではシャミル。 ミカの兄弟はイシア。イシアの子らのうちではゼカリヤ。 メラリの子らはマヘリとムシ。ヤジアの子らはベノ。 メラリの子孫のヤジアから出た者はベノ、ショハム、ザックル、イブリ。 マヘリからエレアザルが出た。彼には子がなかった。 キシについては、キシの子はエラメル。 ムシの子らはマヘリ、エデル、エリモテ。これらはレビびとの子孫で、その氏族によっていった者である。 これらの者もまた氏族の兄もその弟も同様に、ダビデ王と、ザドクと、アヒメレクと、祭司およびレビびとの氏族の長たちの前で、アロンの子孫であるその兄弟たちのようにくじを引いた。」
祭司の勤めと同様に、レビ人の勤めも氏族毎に分けられた当番制となり、その順番もくじ引きによって定められました。これは神様に仕える機会が均等に与えられると同時に、一部の者の負担が重くなり、疲弊してしまわないように分担する神様のご配慮でもあります。
私たちも教会で神様のために奉仕するとき、一部の人だけが一所懸命奉仕して、他の者は奉仕に無関心なようであってはなりません。神様のために共に荷を負い合い、主のために労する喜びを共に分かち合う私たちでありますように。
http://bible.com/81/1ch.24.20-31.ja1955