歴代志上 18:1-3, 5-6
「この後ダビデはペリシテびとを撃ってこれを征服し、ペリシテびとの手からガテとその村々を取った。 彼はまたモアブを撃った。モアブびとはダビデのしもべとなって、みつぎを納めた。 ダビデはまた、ハマテのゾバの王ハダデゼルがユフラテ川のほとりに、その記念碑を建てようとして行ったとき彼を撃った。
…
その時ダマスコのスリヤびとがゾバの王ハダデゼルを助けるために来たので、ダビデはそのスリヤびと二万二千人を殺した。 そしてダビデはダマスコのスリヤに守備隊を置いた。スリヤびとはみつぎを納めてダビデのしもべとなった。主はダビデにすべてその行く所で勝利を与えられた。」
18節の書き出しは「この後」とありますが、何の後でしょうか? それはダビデが神様のために神殿建築を行いたいと願い、その願いは聞き届けられなかったものの永遠の祝福を約束されたダビデが感謝の祈りを捧げた後のことです。ダビデはイスラエルの近隣諸国と戦い、行く先々で勝利を収めてこれらを平定し、貢ぎ物を納めさせたので、イスラエル王国は国際的にも経済的にも安定しました。これらの結果はすべて、神様の約束を信じて感謝を捧げたダビデの先取りの信仰によるものです。
ヘブル人への手紙 11:1 に「信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。」とあるように、神様から約束の御言葉をいただいたならば、祈りの結果は既に得たりと確信をもって一心に突き進む者に、主は必ず勝利を与え、約束を成就してくださいます。私たちクリスチャンが勝利の人生を歩むために必要な心掛けは、確信に基づく実践です。
http://bible.com/81/1ch.18.1-3,5-6.ja1955
*****
歴代志上 18:4
「そしてダビデは彼から戦車一千、騎兵七千人、歩兵二万人を取った。ダビデは一百の戦車の馬を残して、そのほかの戦車の馬はみなその足の筋を切った。」
ダビデの連戦連勝の記録の中にただ一節だけ記されたこの御言葉に目が留まりました。戦いに勝利したダビデは、敵から押収した戦利品のうち、戦車を引く馬の足の筋を切りました。ここにダビデの心がよく表れています。
まず第一に、戦車の馬を自らの戦力を増強するために自分のものとしなかったこと、これは勝利は自分の力で成し遂げるものではなく、神様が自ら戦われるからだとの信頼と服従の信仰です。第二に、戦車の馬の足の筋を切り、戦争の道具となりうるものを無力化したこと、これは平和を愛する心であると共に、馬を多く持ってはならないとの神様の戒めを守る心です。そして第三に、馬を殺さず足の筋を切るに止めたこと、これはいのちを大切にする心です。これらの心はまさに神様の御心と同じです。ダビデのように神様の御思いと心と一つにする私たちでありますように。
http://bible.com/81/1ch.18.4.ja1955
*****
歴代志上 18:7-11
「ダビデはハダデゼルのしもべらが持っていた金の盾を奪って、エルサレムに持ってきた。 またハダデゼルの町テブハテとクンからダビデは非常に多くの青銅を取った。ソロモンはそれを用いて青銅の海、柱および青銅の器を造った。 時にハマテの王トイはダビデがゾバの王ハダデゼルのすべての軍勢を撃ち破ったことを聞き、 その子ハドラムをダビデ王につかわして、彼にあいさつさせ、かつ祝を述べさせた。ハダデゼルはかつてしばしばトイと戦いを交えたが、ダビデはハダデゼルと戦って、これを撃ち破ったからである。ハドラムは金、銀および青銅のさまざまの器を贈ったので、 ダビデ王はこれをエドム、モアブ、アンモンの人々、ペリシテびと、アマクレなどの諸国民のうちから取ってきた金銀とともに、主にささげた。」
近隣諸国との戦いに勝利し多くの戦利品と貢ぎ物を得たダビデは、それらのうち金、銀、青銅を、私腹を肥やすためにではなく、やがてソロモンが成し遂げる神殿建築に備えてすべて主に捧げました。自分の願望は叶わなくとも、神様の栄光を現すために、やがて成就する将来のために、すべてを神様に捧げて備えたこのダビデの信仰に倣う私たちでありますように。
http://bible.com/81/1ch.18.7-11.ja1955
*****
歴代志上 18:12-14
「ゼルヤの子アビシャイは塩の谷で、エドムびと一万八千を撃ち殺した。 ダビデはエドムに守備隊を置き、エドムびとは皆ダビデのしもべとなった。主はダビデにすべてその行く所で勝利を与えられた。 こうしてダビデはイスラエルの全地を治め、そのすべての民に公道と正義を行った。」
エドムとの戦いにも勝利したイスラエルは東西南北の四方に守備隊を置き、平和を維持しました。そして行く先々で勝利を収めたダビデは、イスラエルの全地を治めるにあたり、すべての民に対して公道と正義をもって接し、神様の御心に適う政治を行いました。私たちもまた周囲の人々と相和し、御言葉を守り行って、平和と義を愛される神様の御心に適う信仰生活を送る者でありたいと願います。
http://bible.com/81/1ch.18.12-14.ja1955
「この後ダビデはペリシテびとを撃ってこれを征服し、ペリシテびとの手からガテとその村々を取った。 彼はまたモアブを撃った。モアブびとはダビデのしもべとなって、みつぎを納めた。 ダビデはまた、ハマテのゾバの王ハダデゼルがユフラテ川のほとりに、その記念碑を建てようとして行ったとき彼を撃った。
…
その時ダマスコのスリヤびとがゾバの王ハダデゼルを助けるために来たので、ダビデはそのスリヤびと二万二千人を殺した。 そしてダビデはダマスコのスリヤに守備隊を置いた。スリヤびとはみつぎを納めてダビデのしもべとなった。主はダビデにすべてその行く所で勝利を与えられた。」
18節の書き出しは「この後」とありますが、何の後でしょうか? それはダビデが神様のために神殿建築を行いたいと願い、その願いは聞き届けられなかったものの永遠の祝福を約束されたダビデが感謝の祈りを捧げた後のことです。ダビデはイスラエルの近隣諸国と戦い、行く先々で勝利を収めてこれらを平定し、貢ぎ物を納めさせたので、イスラエル王国は国際的にも経済的にも安定しました。これらの結果はすべて、神様の約束を信じて感謝を捧げたダビデの先取りの信仰によるものです。
ヘブル人への手紙 11:1 に「信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。」とあるように、神様から約束の御言葉をいただいたならば、祈りの結果は既に得たりと確信をもって一心に突き進む者に、主は必ず勝利を与え、約束を成就してくださいます。私たちクリスチャンが勝利の人生を歩むために必要な心掛けは、確信に基づく実践です。
http://bible.com/81/1ch.18.1-3,5-6.ja1955
*****
歴代志上 18:4
「そしてダビデは彼から戦車一千、騎兵七千人、歩兵二万人を取った。ダビデは一百の戦車の馬を残して、そのほかの戦車の馬はみなその足の筋を切った。」
ダビデの連戦連勝の記録の中にただ一節だけ記されたこの御言葉に目が留まりました。戦いに勝利したダビデは、敵から押収した戦利品のうち、戦車を引く馬の足の筋を切りました。ここにダビデの心がよく表れています。
まず第一に、戦車の馬を自らの戦力を増強するために自分のものとしなかったこと、これは勝利は自分の力で成し遂げるものではなく、神様が自ら戦われるからだとの信頼と服従の信仰です。第二に、戦車の馬の足の筋を切り、戦争の道具となりうるものを無力化したこと、これは平和を愛する心であると共に、馬を多く持ってはならないとの神様の戒めを守る心です。そして第三に、馬を殺さず足の筋を切るに止めたこと、これはいのちを大切にする心です。これらの心はまさに神様の御心と同じです。ダビデのように神様の御思いと心と一つにする私たちでありますように。
http://bible.com/81/1ch.18.4.ja1955
*****
歴代志上 18:7-11
「ダビデはハダデゼルのしもべらが持っていた金の盾を奪って、エルサレムに持ってきた。 またハダデゼルの町テブハテとクンからダビデは非常に多くの青銅を取った。ソロモンはそれを用いて青銅の海、柱および青銅の器を造った。 時にハマテの王トイはダビデがゾバの王ハダデゼルのすべての軍勢を撃ち破ったことを聞き、 その子ハドラムをダビデ王につかわして、彼にあいさつさせ、かつ祝を述べさせた。ハダデゼルはかつてしばしばトイと戦いを交えたが、ダビデはハダデゼルと戦って、これを撃ち破ったからである。ハドラムは金、銀および青銅のさまざまの器を贈ったので、 ダビデ王はこれをエドム、モアブ、アンモンの人々、ペリシテびと、アマクレなどの諸国民のうちから取ってきた金銀とともに、主にささげた。」
近隣諸国との戦いに勝利し多くの戦利品と貢ぎ物を得たダビデは、それらのうち金、銀、青銅を、私腹を肥やすためにではなく、やがてソロモンが成し遂げる神殿建築に備えてすべて主に捧げました。自分の願望は叶わなくとも、神様の栄光を現すために、やがて成就する将来のために、すべてを神様に捧げて備えたこのダビデの信仰に倣う私たちでありますように。
http://bible.com/81/1ch.18.7-11.ja1955
*****
歴代志上 18:12-14
「ゼルヤの子アビシャイは塩の谷で、エドムびと一万八千を撃ち殺した。 ダビデはエドムに守備隊を置き、エドムびとは皆ダビデのしもべとなった。主はダビデにすべてその行く所で勝利を与えられた。 こうしてダビデはイスラエルの全地を治め、そのすべての民に公道と正義を行った。」
エドムとの戦いにも勝利したイスラエルは東西南北の四方に守備隊を置き、平和を維持しました。そして行く先々で勝利を収めたダビデは、イスラエルの全地を治めるにあたり、すべての民に対して公道と正義をもって接し、神様の御心に適う政治を行いました。私たちもまた周囲の人々と相和し、御言葉を守り行って、平和と義を愛される神様の御心に適う信仰生活を送る者でありたいと願います。
http://bible.com/81/1ch.18.12-14.ja1955