「餃子の清ちゃん」では、1時間1本勝負。時間制限があるわけじゃないけど、カウンター8席だけの店で長居は無粋。
4人で餃子12人前を平らげたあとは「次はワインかなぁ」・・・・と、こちらに向かいました。
スペイン料理のChamaeleon grill de espanola(カメレオン・グリル・デ・エスパノーラ)目の前に立っても、どうやって開けるのか思い悩む扉も健在。
餃子でけっこうお腹が膨れていたから、軽く2~3品で・・・・済むわきゃ無いWWWW
「いなご会」不動のセンターnakkaちゃん、お酒が入ると食欲増進型のオットとワタクシもいるし、バーガー母ちゃんこと圭ちゃんもまだまだ行けるとのこと。
んじゃ、まずは前菜からスタートしますか。ワインにはパテドカンパーニュ。うれしい。
サラダ系も行っときたい。海鮮とアボカドのサラダでした。
ワインにアヒージョは欠かせないでしょ。
カジョス(いわゆるトリッパ)とひよこ豆のトマト煮込み。
ここで『トリッパってなに??』という圭ちゃんからのQに、私がアンサーしたのは間違いでした。
「牛の第6胃袋だよ」
はい、ここで『ちょっと待ったーー』の突っ込みが入ります。当然です。抜刀斎ともアサシンとも呼ばれるnakkaちゃんが、これを聞き逃すはずはありません。
「どんだけ牛に消化活動させるんだ?」「牛の胃袋は4つまで」
おっしゃる通り。牛に第6胃袋は存在しません。
気の利いた店なら、アヒージョやトマト煮込みには、たいていバケットが添付されてるので(ついてこなかったら、ガッカリ感が半端ない)その2皿分のバケットで満腹になりました。
なにせ、餃子12人前を食べたあとですからね~。
ちなみに「餃子の清ちゃん」の餃子は、かなり小ぶりだということを申し添えます。
予約の取りにくい絶品餃子の「餃子の清ちゃん」に、はじめて行ったのは6月のこと。
そのときも、約3カ月前に予約してくれて、念願の初訪問。評判通りのおいしさに『うまっ』
6人で140個くらいはペロリ。
こんなおいしい餃子は、オットにも食べさせてやりたいと思い、その場で次の予約をとろうとしたら・・・・空いていたのは10月でした。
今度は約4カ月待ち。えぇ、えぇ、待ちますとも、待ちますとも。
4カ月待って、再訪がかないました。
4人で予約していたところ、直前で急遽メンバーの一人がいけなくなったけど・・・ノープロブレム。
『餃子の清ちゃん、行きたい人???』と呼びかけると、一瞬であとがま補充できました。
「ずっと行ってみたかった」とすごく感謝されて、ワタクシの株まで上がったWWW
この日も予約はいっぱいでしたが、フラリと訪れたおひとり様なら、すきま時間で入れてあげるようです。
同じ時間帯に居合わせたフラリのおひとり様は、どちらも県外から来られた若い女性。
ビール1本、餃子3人前をペロリと平らげて「ごちそうさまでした」と颯爽とホテルへ帰られました。
カッコイイーーー。
最近の女の子は、男の子よりもよほど行動的で冒険心があるなぁ。一人でできることが多いほど、大人だと思うよ、私は。
今回は4人だったので、1時間で高速爆食い。12人前くらい食べたかなあ。まだいくらでも食べられそうではあったけど、カウンターだけの人気店で長居したんじゃ、申し訳ない。
「餃子の清ちゃん」ナント!!創業50年だそうです。
ご主人が亡くなられてからすでに20年。ママさんひとりで切り盛りされて、若々しい美人さん。お肌もピカピカ。
「肌には餃子の油がいいのよ」とママさん。
そうなのか・・・・おーし、ワタクシも美肌目指してせっせと餃子焼くぞ。
本場西条の酒祭りに、オットは毎年ご近所パパたち5~6人で参戦していたのですが、今年は都合がつかず、見送ったところ、前夜に「じゃ、地元で酒祭りしよー」とご近所さんの庭でのBBQに誘っていただきました。
被災地域でもあるので、オープンエアでの宴会は、しばらく遠慮していましたが・・・・・そろそろいいかね??
ご近所さんみんなが、ふたたび無事に集えたことを祝して、シャンパン開けました。
各家庭から、それぞれ料理を持ち寄って・・・
マカロニサラダ、カルパッチョ、センマイ、山芋ふわふわ焼き、茗荷のナムルなど。
メインはこちら。バーベキューコンロや七輪で焼く手羽先やら手羽元やら。
肉よりおいしかったのは、ピーマンやシシャモ。
焼きたてシシャモにタラリと醤油を落として、ハフッとかぶりついたら、これがおいしくて。いやぁ日本人でよかった。シシャモはたいていロシア産だったりするけど・・・
泥酔して道端に倒れこんでいる人があちこちいるのが酒祭りの風物詩ですが・・・この地元酒祭りでも、一人チェアに沈み込んでいるパパさんが・・・
「燃え尽きてますね・・・」
『明日のジョー』を思わせるその姿に、なぜかみんなで『明日のジョー』アニメソングの大合唱になっちゃって・・・・やっぱ、みんなちょっと飲みすぎですね。
なにせ夕方4時~えんえん6時間、夜空の下で宴会は続くよ。
秋風の吹く庭で、炭火を囲みながら、大笑いしたり、愚痴を言ったり、憤慨したり。被災時のことには、一緒に涙したり。
2度と起きてほしくはない事態ではあるけれど、豪雨災害は、ご近所や地域の絆を再確認することができました。
自分では選ぶことができないのがご近所さん。
たまたま近くに住み合わせた人に恵まれる、助け合えるって、これを人生において幸運と呼ばずしてなんと呼ぶ。
最近、なかなか胸にしっくりくる本に出会えなくて・・・読んでいる時には面白いんだけど・・・心に残らない。
最近、本との相性がなんか不調だなぁ、と思っていたら・・・出逢えました。
森下典子『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』
もともと「日日是好日」という言葉が好きで「毎日を佳き日として過ごす」というのは、素晴らしいことだと思っていました。
ワタクシのこの駄ブログのタイトルもこの「日日是好日」にあやかったもの。
人間ができていないワタクシは、とてもそうは生きられないだろう~と、ちょっともじって『日々これバタバタ』に。
この本は、その好きな言葉「日日是好日」をずばり!!タイトルにした茶道にまつわるエッセイ。
こういうガサツな人間ではありますが、ワタクシ茶道は大学生の頃からお稽古を始めて、約7年ほど続けておりまして・・・・そこのアナタいま「えっ??」って思ったでしょう??
エッセイで感涙したのは、めったにないこと。五感に訴えてくる素晴らしい気づきが随所に。
世の中には、すぐにわかるものと、すぐにはわからないものがある。すぐにはわからないものが、いつか自然にわかるようになるという過程が、綴られていました。
ワタクシもいい歳ですから、そろそろ「日々バタバタ」生きるより「日日好日」に生きたいものです。
このエッセイを原作にした映画も、もうすぐ公開予定。
先日亡くなられた樹木希林さんの遺作になるのかな??
好きな女優の黒木 華ちゃんも出ているので、この映画も絶対観るつもり。
文章でさえ、五感を感じる原作ですから、視覚、聴覚にも作用する映画の画面ならなおさらと期待しています。
秋茄子は嫁に食わすな、ということわざは『おいしい秋の茄子は、もったいないから嫁には食べさせるな』という意地悪な解釈がされる場合と『体を冷やすからお嫁ちゃんに食べさせちゃだめよ』的な思いやりの意味もあるそう。
その解釈も、嫁は子孫を残すための役割という意味合いがあるようで・・・ちょっとひっかかるのだけど。昔のことわざだから。
自分で作って自分で食べる秋茄子は、そんなことおかまいなしで、ウマし(自画自賛でスイマセン)
大人になると、茄子ってどうしてこうもおいしいのかしら。
子どもの頃は食卓に茄子がのぼると『えぇー茄子???』みたいな悪態をついてたっけ。お母さん、ごめんなさーーーい。
子どものときには苦手だったけど、大人になったら大好物になるという食材は・・・・茄子にみょうがに・・・まだまだ他にもたくさんありそうです。
本日の献立。茄子と甘とうがらしの炊いたの、自家製アサリの佃煮、ニラ卵。
肉類がない。シニア夫婦きりのわが家の晩ご飯は、野菜多めの粗食が主流。だいたいこんな感じです。