Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

懐かしいパンの思い出

2020-01-25 | パン・スイーツ

広島ブログ

もう閉店して10年以上になりますが、むかしは京口門通りにあったベーカリーカフェ「MON 京口門通り店」
今も平野町の本店と八丁堀の角のビル地下に八丁堀店他の店舗はあります。

思いかえせば、もう20年以上も前のはなし。
うちの子どもたちが八丁堀の保育園に通っていた頃、仕事が終わって子どもたちを連れて、バスとJRと自転車と乗り継いで、片道1時間以上かけて郊外の自宅まで帰ったものです。
もちろん、朝の出勤時も同じ。ラッシュタイムに子連れの通勤は、なにかと辛い目にも遭ったし、嫌な思いをすることもありました。

帰宅途中でパンを買うために「MON京口門通り店」によると、子ども達にママさんがそれは優しくて。時にはオマケも。
子ども連れだと、他人の親切が身に沁みます。

繁盛していたのに、ある日突然閉店してしまい、ママさんが病気になられたからとも聞きました。
その後、別の場所・別の店名でパン屋を開かれていたけど、それもすぐに閉店。どうしてらっしゃるかなぁ、元気でいてくださればいいけど。

なんで子育て時代を思い出したかというと・・・・懐かしいパンに出会ったから。
同じ「MON」の平野町のお店で。たしかミルクとかミルックなんとか言ったっけかな。


なんのことは無いフワフワとした渦巻状の優しい味わいのパンです。
手が込んだパンが席巻している今では、素朴すぎるほど素朴なパンなんだけど。
保育園帰りに、毎日のように寄っていたパン屋さんで、子ども達が大好きで、毎日のように買っていたパンだから、懐かしさが半端ない。

たまたま、帰省してきた長男がこのパンを見て「これ懐かしいねぇ」「ここの奥さん、優しかったよね」と覚えていました。
幼子にとっても、1時間の通勤は母以上に心身共に大変だったはず。よくぞ、ついてきてくれました。
子ども心にも、他人の親切がわかってたのね。


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