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釧路型IRとは?

2015-12-04 07:50:23 | 日記

きのうの釧路市議会。
カジノの夢をまだ諦めていない。

市長は、マカオなどのようなカジノは考えていない。
それは誤解だ。もっと小さな、温泉での保養のなかでの楽しみ、それによって滞在を1日増やすことができる。例えばドイツのバーデンバーデンのような。

たしかこのようなことを述べていた。

それでもカジノに変わりはない。
ギャンブルに地域経済の活性化を賭ける。バクチ経済と同じではないか。株など証券投資もギャンブルそのものに近くなっている。

世界のなかで、日本はすでにギャンブルでは突出している。世界のギャンブルマシーンの数は、
  日 本     421万
  アメリカ      86万
  イタリア      35万
  ドイツ     24万
  スペイン      24万
  イギリス      22万
  フランス      2万
  韓国        1万6千
  マカオ       1万4千
  スイス        3千
  シンガポール       3千

日本人のギャンブル漬けは世界のなかで異常な状態だ。

滞在を1日増やすのはいいが、本来のもっているものを壊しかねないのがカジノである。
アイヌの文化と歴史に、カジノは合わない。

依存症に陥った方々を個人責任として切り捨てていないか。依存症の方々やその家族と向き合ったことがあるのか。これ以上のギャンブルはきっぱりとやめるべきだ。

IRのなかにカジノはいらない。阿寒湖畔の観光地としての「ブラシアップ」にカジノは必要ない。


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