国際的な病気の分類に初めて「ゲーム障害」
が認められ、大きな話題になっている。
WHO(世界保健機関)によるICD11が30
年ぶりに改訂される。
ネットゲームにはまり、生活や仕事上に著
しい困難をもたらしているケースが多く出
ている。そして引きこもりさえ生み出して
いる。
やめたくても止められない、これを病気と
言わずして何というのか。
ネットゲームの中には、ギャンブル的要素
もあり、カジノによるギャンブル依存症と
重なりあう。
ICD11も、分類で、
6C50 Gambling disorder
6C51 Gaming disorder こちら →
と50番、51番と連続している。
日本の国会では、カジノ法案を何としても
可決しようと自民・公明党が会期を大幅に
延長した。
昨日の大門実紀史参議員が「カジノに『公
益性』なし」と質問をしている。こちら ⇒
「公益性」があれば、刑法の賭博行為を免
れるという。
・・・違法性を阻却する8項目
上川法相の答弁がふるっている。
「公益性にてらして収益を配分するのは大
きな要素だ」
ということは、収益の3割を国や自治体に
納めれば、刑法のいう「賭博」ではないと
いうことになる。
これではパチンコや民間企業は税金を納め
れば刑法の「賭博」から逃れることができ
る。
安倍首相は「運営主体は決まっていない」
などと逃げの答弁をしている。
国民がギャンブルやゲーム障害になろうが
知ったことではないというに等しい。
まさに政治の退廃だ。
偽造、隠ぺい、ウソの「モラル破壊」を社
会にまん延させている安倍首相。それを支
える自民・公明党の責任は大きい。
もう一度、ICD11の意味をかみしめてほし
い。
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