社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

子どものケンカに核兵器

2017-08-11 07:24:22 | 日記

トランプと金正恩のやりとりは、あまりに
もひどい。
トランプ大統領は、世界を滅ぼす世界最大
の軍事力をもつ最高責任者とはとても思え
ない。狂気じみた北朝鮮の金正恩と同じレ
ベルで言い合っている。

まるで子どものケンカだ。
問題は核兵器をもっているということだ。
お互いを火の海にすると。

こんな危険な状況はない。

私たちはこうした狂気にどう立ち向かうか。
核兵器そのものも狂気の世界だ。

インドとパキスタンの争いでも、指導者
は核兵器の使用するか悩んだという。

何としても核兵器はゼロにするしかない。

希望の光がようやく輝いた。
核兵器禁止条約だ。

国連では9月10日から、禁止条約の署名が
はじまる。50ヵ国を超えると条約が発効す
る。(122ヵ国が賛成している)

ようやく毒ガス兵器と同じように国際的な
「違法」状態となる。
ちなみに日本政府は核兵器禁止条約に反対
している。

トランプ:金正恩の狂気の対立に、日本が
ストップをかけるためには、安倍政権では
ダメだ。
核兵器に対する安倍政権の異常さが際立っ
ている。

一日も早く、安倍政権を変えなければ。


核兵器ゼロへ

2017-08-10 06:46:41 | 日記

長崎に原爆が投下されてから72年。
釧路市内で「ピースウェーブ2017」が。

釧路原水協の会長とともに訴える私(9日幣舞橋にて)

今年の最大の訴えは「核兵器禁止条約」。
国連で三分の二以上の国々、122ヵ国が賛成
した。人類史でも歴史的瞬間であった。

毒ガス兵器は、開発も、製造も、保持も、配
備も「違法」である。だが、核兵器は72年間
も「違法」ではなかった。
これからは「違法」として、核兵器保有国に
迫っていける。

広島でも、長崎でも、安倍首相に「核兵器禁
止条約」に賛成するよう迫った。

「どこの国の総理か」
背をむける安倍首相に怒りの声が相ついだ。

「核兵器国と非核兵器国との橋渡しをしたい」
安倍首相に持論だ。

アメリカをはじめとする核兵器保有国は、核
兵器が国を守るという「核抑止力論」の立場
にたっている。そして日本は「核の傘」論を
堅持している。

どこが「橋渡し」なのだ。橋を通して、核兵
器必要論を日本に運んでくる役割ではないか。

まったくもってアメリカのイエスマンだ。

人類の緊急の課題である「核兵器の廃絶」は
安倍首相では無理。
唯一の被爆国であるからこそ日本のリーダー
シップが絶対必要だ。

いまこそ「非核の政府」を。


やっぱりそうか 「自粛要請」

2017-08-09 07:40:24 | 日記

北海道での米海兵隊の大演習にオスプレイ
の「自粛」を政府が要請したと大きく報道
されたが、実は・・・

なんと「運用上必要なものは除く」という
条件付き自粛要請であった。

日本政府の米軍へのすさまじい「忖度」で
はないか。これは「自粛要請」ではない。

続けて「墜落」しているオスプレイを日本
上空に飛ばすわけにはいかない。「自粛」
ではなく、きっぱり「中止」を要請すべき
だ。

えっ! 議会と住民をシャットアウト!

さらに、矢臼別演習場での今回の米海兵隊
の訓練も大問題だ。

訓練公開日が19日に設定されているが、そ
の表題が「研修に伴うご案内」となってお
り、研修内容が「155ミリりゅう弾砲の射
撃」だ。

当然、役場職員だけでなく、議会も、住民
も参加できるはずと思っていたが、「役場
職員」だけとのこと。

これでは役場職員が米海兵隊といっしょの
「射撃訓練の研修」という、とんでもない
話しになってしまう。

●10日からの北海道大演習場では、議会関係
者も参加できるというのに。
●今までの矢臼別での米海兵隊の砲撃移転訓
練では、議会も、住民も参加できていたのに。

おかしい。何か知られたくない訓練がある
のではないか。

そもそも沖縄の米海兵隊の155ミリりゅう弾
砲の実弾射撃訓練は年に1回、5年に1回は休
みという約束であった。が、今年は8月と11
月に、年2回も実施する。これは「約束違反」
ではないのか。


飛行自粛すら拒否

2017-08-08 07:36:09 | 日記

沖縄海兵隊配備のオスプレイがオーストラ
リアで墜落し、3人が行方府不明となった。

沖縄の墜落事故から半年だ。こちらの事故
報告もとっくに期限が過ぎているにも出さ
れていない。

半年で2回も墜落。
事故原因がわからなくても飛ばす。日本政
府の飛行自粛要請も拒否したと報道された。

ひどい話だ。

畠山衆議と紙参議員が急きょ申し入れた。
          こちら→

10日から北海道でオスプレイによる大演
習がはじまる。

自治体も飛行自粛を発信している。

もともと欠陥機といわれるオスプレイ。
飛行機としては翼が小さく失速しやすい。
ヘリコプターにしてはプロペラが小さく、
これまた落ちやすい。
飛行機とヘリのいいとこどりと言われてい
るが、それは戦争の道具としてだ。
実際は不安定な機体であり、エンジン停止
は致命的だ。

10日からの日米共同訓練は「自粛」では
なく、直ちに中止すべきだ。


核兵器禁止に背をむける被爆国政府

2017-08-07 07:04:15 | 日記

被爆72年目、広島の慰霊祭に出席した安倍
首相は「核兵器禁止条約」に、明確に反対
した。

これでは「日本は51番目の州」と揶揄され
たままではないか。安倍首相は「州知事」
として広島にいるのか?

ある面では、すさまじい「アメリカファー
スト」である。

人類史上、初めて都市上空で炸裂した原爆
は、その破壊力だけでなく、放射線による
原爆症という被害を2世、3世と影響を与え
続けている。

毒ガス兵器が「違法」とされているにも関
わらず、核兵器は「違法」ではなかった。

しかし、122ヵ国が賛成した「核兵器禁止
条約」は、アメリカや日本など条約に加盟
していない国々に対して、「違法」という
現実を突き付けている。

人類の破滅、数百万の大都市の一瞬の消滅
を引き起こす核兵器が、国際的に「違法」
となりつつある。

こうした世界の流れが見えない安倍首相。
そこにはアメリカ「従属」という抜きがた
い政治家としてのDNAがある。

「橋渡し」などという言い訳は本当に見苦
しい。
また「核兵器による平和」、「核抑止力論」
「MAD理論」に囚われている政治家がいか
に多いか。

禁止条約にサインする政府を

こうした政治家には一日もはやく退場して
もらうしかない。
そして、被爆国日本が世界のなかで、核兵
器廃絶のリーダー国になるために、非核の
政府、禁止条約にサインする政府をつくる
ために、安倍内閣、自公政権を退場させな
ければと思う8月6日であった。


反省なき顔ぶれ!

2017-08-05 07:21:38 | 日記

加計・森友疑惑、防衛相の日報問題でおわび
や反省を口にしながら、内閣改造が行われた。

本当に反省しているのだろうか。
ノーだ!
これでは「疑惑隠し」の布陣だ。

10日の日報問題の閉会中審査では、稲田元防
衛大臣や安倍首相の出席を拒否している。
そして・・・・・
新文部科学大臣
  現時点で再調査する考えはない。
新防衛大臣
  再発防止策だけ。隠ぺい疑惑には?
新法務大臣
  共謀罪の運用で首相から特別に
  指示を受けた。
  いよいよ発動か?

まさに疑惑隠しに必死ではないか。

疑惑の中心である安倍首相、菅官房長官がそ
のままであるところに「おわびと反省」はな
い。それどころか、いっそうの強権政治へ突
き進む姿勢をしめしている。
言葉にごまかされてはならない。

安倍首相からみれば、秘密保護法、戦争法、
共謀罪と憲法違反の法律を強行し、準備はで
きている。
日本社会が、これから「白色テロ」ともいえ
る危機をむかえるのではないか。

戦後、多くの国民の努力で築かれたきた自由
と民主主義の日本の到達点が壊される前に。

国会を解散し、信を問え。
この声を上げていくとともに、市民と野党共
闘こそ政治を変える大きなカギだ。


「戦争法」下の日米共同演習

2017-08-04 07:35:35 | 日記

10日から米海兵隊2000人、自衛隊1300人
参加の最大級の日米共同演習が北海道ではじ
まる。矢臼別演習場は16日から。

訓練日程のなかに、市街地戦闘、IED対処、
第一線救護などがある。

IEDはイラク戦争で道路わきなどでのゲリラ
の仕掛ける爆弾のこと。多くの米軍人や民間
人が亡くなっている。

第一線救護(TCCC)は、戦闘現場での負傷
兵をただちに救護するものであるが、問題は
これが「戦争法」のもとで行われる演習だと
いうことだ。

戦争法に、「国際平和共同対処事態に際して
我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協
力支援活動等に関する法律」がある。

現に戦闘行為が行われている現場では実施し
ないものとする。ただし、捜索救助活動につ
いては、この限りでない。(2条3項)

自衛隊員が米軍の戦闘現場で活動する根拠と
なる条項だ。
この捜索救助活動に自衛隊のTCCC(TC3)
があるのではないか。

演習にTCCCの訓練は必ずつきものだ。
米海兵隊の部隊のなかに、自衛隊の衛生部
隊が組み込まれないか?

自衛隊も、過去の「衛生」の現状から、本
格的な海外での「戦時医療」に取り組みは
じめている。 こちら→→
これが日本の防衛のためでなく、海外での、
地球の裏側での米軍のためと感じるのは私
だけではないだろう。

いずれにしても、オスプレイをはじめとす
る大規模な日米共同演習の監視は重要だ。


誰の立場か! 日欧EPA合意

2017-08-03 07:27:51 | 日記

昨日、釧路市で日欧EPA合意の「説明会」が
釧路のホテルで開かれた。会場はほぼ満員。

しかし、順番が「逆」ではないか。

道東の基幹産業である酪農。その生乳の出荷
先は、チーズやバターの加工品が多い。

道内でもソフトチーズなど、ヨローッパの本
場に負けない、北海道の大地に生まれたチー
ズとして多くの方たちが努力をしてきた。

それを一言も相談ぜずに、勝手に関税撤廃の
「合意」を行った。

当日の資料4に「総合的な政策対応に関する
基本方針」があり、そのなかに「平成25年
3月に交渉を首脳間で決定して以来、攻める
べきは攻め、守るべきは守り、国益の観点
ら、最善の道を全力で追及してきた。」
ある。

いつものフレーズである。
国益の観点というが、誰の立場に立ってい
るのか、ここが大問題ではないか。

北海道の農業の立場にたつなら、事前の影
響調査は絶対に必要だ。それもしないで、
さっさと「大筋合意」はない。

結局、「国益」とは、グローバル企業
の立場にたっていることがはっきりし
ている。

ウクライナ問題でのロシア制裁の影響で、
欧州のチーズがダブついていると報道され
ている。それが日本に押し寄せてくるわけ
だ。
また自動車など、関税撤廃で売れる算段を
している。

会場からは、不安の声が出された。
当然ではないか。
またまた「丁寧な説明」で逃げるのか。

日欧EPAの「大筋合意」は、緊急に国会を
開き、国民の目線で徹底審議することが求
められている。

議論を「保護貿易」か「自由貿易」かの狭
いものにしてはならない。
安倍首相やテレビの解説は、こればかりだ。
この落とし穴に落ちてはならない。
そこには大地と自然に根差す農業がない。


最大の沖縄米海兵隊訓練!

2017-08-02 07:16:06 | 日記

北海道を舞台に「ノーザンヴァイパー」が
はじまる。訳すと「北の毒蛇」だ。

沖縄の米海兵隊2000人と自衛隊1300人と
いう過去最大の訓練だ。

広大な酪農地帯を低空飛行で爆音をとどろ
かすオスプレイは脅威だ。市街地の墜落も
不安である。

この問題で政府交渉を行った。

左から紙参議員、畠山衆議、石川明美(28日衆議院会館)

防衛省側からは「現在調整中」の一言で、
回答ゼロ。

私からは、「今日、地元の自治体に説明
に行っている。その内容ぐらいは」と質
しても、「担当が違う」とこれも拒否。

まるで「国会答弁」だ。

今回の日米共同訓練のメインがオスプレ
イ。しかし、帰釧後、地元説明がどうで
あったか聞くと「矢臼別演習場には来な
い」という。

これから2000人の海兵隊員とその装備
の大移動が始まる。
特に155mm榴弾砲(M777)と高機
動ロケット砲システム(IMARS)が問題
だ。

第12海兵連隊(砲兵)の1コ大隊は、い
ままで砲撃移転訓練で来た部隊であり、
420名、りゅう弾砲12門、100両という
規模だ。

このりゅう弾砲が矢臼別演習場に来ると
すると、年2回の訓練となる。

これは約束違反だ。

また新型ロケット砲の訓練を矢臼別演習
場で行うと報道されている。

沖縄でできない訓練を大々的に行う。そ
れも「沖縄の負担軽減」というゴマカシ
で。

今回の最大級の日米共同訓練は、日本の
防衛ではない。
世界で戦う軍隊を目指すものだ。

それも「戦争法」のもとで。
「毒蛇」は道民や自衛隊まで取り込んで
しまう。
迷惑なだけだ。

8月11日は午後4時から「抗議集会」
場所は、釧路市国際交流センターで。


資本論刊行150年に寄せて

2017-08-01 07:27:49 | 日記

今日から、しんぶん赤旗に14回の連載が始
まった。筆者は不破哲三社研所長。

資本論第1巻は1867年9月発効。
資本主義が誕生してから300年。自らの社
会はどのような仕組みなのか、名もないま
ま進んでいた。

命名者はマルクスであった。

マルクスは、資本主義社会の単純な否定で
はなく、資本主義社会が人間社会の歴史的
発展のなかで果たしてきた役割を誰よりも
深く理解するとともに、歴史的使命を果た
したのちは、来たるべき次の社会に席を譲
る必然性があることの解明にある、と。

マルクスの目から、現代社会を見たらどう
映るのか。

明日から、マルクスの目をもって現代社会
を分析していく。

格差と貧困。パナマ文書に見られるように
巨額な富の集積。いまだに人類絶滅の核兵
器の廃絶ができないでいる社会。地球の資
源を食いつぶし浪費するまで発展した異常
な経済。

いまだに資本主義は民主主義を生みだした
という皮相な、一面的理解の人がいかに多
いことか。
日本共産党が、命をかけて民主主義と戦争
反対を主張してきたか。こちら→

こうした理解が・・・

楽しみです。