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核兵器禁止に背をむける被爆国政府

2017-08-07 07:04:15 | 日記

被爆72年目、広島の慰霊祭に出席した安倍
首相は「核兵器禁止条約」に、明確に反対
した。

これでは「日本は51番目の州」と揶揄され
たままではないか。安倍首相は「州知事」
として広島にいるのか?

ある面では、すさまじい「アメリカファー
スト」である。

人類史上、初めて都市上空で炸裂した原爆
は、その破壊力だけでなく、放射線による
原爆症という被害を2世、3世と影響を与え
続けている。

毒ガス兵器が「違法」とされているにも関
わらず、核兵器は「違法」ではなかった。

しかし、122ヵ国が賛成した「核兵器禁止
条約」は、アメリカや日本など条約に加盟
していない国々に対して、「違法」という
現実を突き付けている。

人類の破滅、数百万の大都市の一瞬の消滅
を引き起こす核兵器が、国際的に「違法」
となりつつある。

こうした世界の流れが見えない安倍首相。
そこにはアメリカ「従属」という抜きがた
い政治家としてのDNAがある。

「橋渡し」などという言い訳は本当に見苦
しい。
また「核兵器による平和」、「核抑止力論」
「MAD理論」に囚われている政治家がいか
に多いか。

禁止条約にサインする政府を

こうした政治家には一日もはやく退場して
もらうしかない。
そして、被爆国日本が世界のなかで、核兵
器廃絶のリーダー国になるために、非核の
政府、禁止条約にサインする政府をつくる
ために、安倍内閣、自公政権を退場させな
ければと思う8月6日であった。