北海道での米海兵隊の大演習にオスプレイ
の「自粛」を政府が要請したと大きく報道
されたが、実は・・・
なんと「運用上必要なものは除く」という
条件付き自粛要請であった。
日本政府の米軍へのすさまじい「忖度」で
はないか。これは「自粛要請」ではない。
続けて「墜落」しているオスプレイを日本
上空に飛ばすわけにはいかない。「自粛」
ではなく、きっぱり「中止」を要請すべき
だ。
えっ! 議会と住民をシャットアウト!
さらに、矢臼別演習場での今回の米海兵隊
の訓練も大問題だ。
訓練公開日が19日に設定されているが、そ
の表題が「研修に伴うご案内」となってお
り、研修内容が「155ミリりゅう弾砲の射
撃」だ。
当然、役場職員だけでなく、議会も、住民
も参加できるはずと思っていたが、「役場
職員」だけとのこと。
これでは役場職員が米海兵隊といっしょの
「射撃訓練の研修」という、とんでもない
話しになってしまう。
●10日からの北海道大演習場では、議会関係
者も参加できるというのに。
●今までの矢臼別での米海兵隊の砲撃移転訓
練では、議会も、住民も参加できていたのに。
おかしい。何か知られたくない訓練がある
のではないか。
そもそも沖縄の米海兵隊の155ミリりゅう弾
砲の実弾射撃訓練は年に1回、5年に1回は休
みという約束であった。が、今年は8月と11
月に、年2回も実施する。これは「約束違反」
ではないのか。