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「戦争法」下の日米共同演習

2017-08-04 07:35:35 | 日記

10日から米海兵隊2000人、自衛隊1300人
参加の最大級の日米共同演習が北海道ではじ
まる。矢臼別演習場は16日から。

訓練日程のなかに、市街地戦闘、IED対処、
第一線救護などがある。

IEDはイラク戦争で道路わきなどでのゲリラ
の仕掛ける爆弾のこと。多くの米軍人や民間
人が亡くなっている。

第一線救護(TCCC)は、戦闘現場での負傷
兵をただちに救護するものであるが、問題は
これが「戦争法」のもとで行われる演習だと
いうことだ。

戦争法に、「国際平和共同対処事態に際して
我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協
力支援活動等に関する法律」がある。

現に戦闘行為が行われている現場では実施し
ないものとする。ただし、捜索救助活動につ
いては、この限りでない。(2条3項)

自衛隊員が米軍の戦闘現場で活動する根拠と
なる条項だ。
この捜索救助活動に自衛隊のTCCC(TC3)
があるのではないか。

演習にTCCCの訓練は必ずつきものだ。
米海兵隊の部隊のなかに、自衛隊の衛生部
隊が組み込まれないか?

自衛隊も、過去の「衛生」の現状から、本
格的な海外での「戦時医療」に取り組みは
じめている。 こちら→→
これが日本の防衛のためでなく、海外での、
地球の裏側での米軍のためと感じるのは私
だけではないだろう。

いずれにしても、オスプレイをはじめとす
る大規模な日米共同演習の監視は重要だ。