今日から、しんぶん赤旗に14回の連載が始
まった。筆者は不破哲三社研所長。
資本論第1巻は1867年9月発効。
資本主義が誕生してから300年。自らの社
会はどのような仕組みなのか、名もないま
ま進んでいた。
命名者はマルクスであった。
マルクスは、資本主義社会の単純な否定で
はなく、資本主義社会が人間社会の歴史的
発展のなかで果たしてきた役割を誰よりも
深く理解するとともに、歴史的使命を果た
したのちは、来たるべき次の社会に席を譲
る必然性があることの解明にある、と。
マルクスの目から、現代社会を見たらどう
映るのか。
明日から、マルクスの目をもって現代社会
を分析していく。
格差と貧困。パナマ文書に見られるように
巨額な富の集積。いまだに人類絶滅の核兵
器の廃絶ができないでいる社会。地球の資
源を食いつぶし浪費するまで発展した異常
な経済。
いまだに資本主義は民主主義を生みだした
という皮相な、一面的理解の人がいかに多
いことか。
日本共産党が、命をかけて民主主義と戦争
反対を主張してきたか。こちら→
こうした理解が・・・
楽しみです。