自民・公明・維新によるカジノ法の強行採
決後、さまざまなギャンブル依存症に光を
あてる報道が相次いでいる。
24日に業界側として初めての調査結果が公
表された。(毎日新聞)
全国で推計すると「遊戯障害」は90万人、
直近の1年間で推計すると40万人。
やはりすごい数だ。
この統計数字を見るうえで必要なのは、全
体のパーセントや数に目を奪われてはなら
ない。一人ひとりの問題だ。
本人だけでなく、家族の大変さは想像に難
くない。家族ともども「地獄」という表現
がよくつかわれる。
多重債務は発覚するまで見えないし、発覚
してもアルコール依存症と違って「もの」
が見えない。そこにはDVも恒常化していく
し、「地獄」といえる。
カジノ推進議員は、カジノ収益にばかり目
が向いている。そこに巨大な「利権」をみ
ているとしか言いようがない。
カジノは地域経済の「衰退」まで招きかね
ない。(カニバリゼーション)
そもそも人の不幸の上に成り立つ「カジノ
産業」は、政治が主導すべきことではない。