社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

真理の絶対性と相対性

2015-11-08 19:27:29 | 日記

重力波は相対性理論からだが、その前の時代はニュー
トン力学が全盛の時代であった。なかには、すべての
自然は解明されたと豪語し、分子の動きを解明すれば
未来の動きもわかるという極端な「機械的唯物論」ま
で出る始末であった。

ニュートン力学は絶対的真理であるが、条件付きであ
る。光の速度に近付くと、速度の足し算が出来なくな
る。
1+1=2 は絶対的真理であるが、条件付きである。
2にならないものがたくさんある。
例えば、確率計算の領域に入ると誤謬となる。
P(A∪B)=P(A)+P(B)-P(A∩B)

1+1=2 に、引き算が入ってくる。

ニュートン力学は、人間の目の見える世界では、絶対
的真理だが、光速に近付くと誤謬となる。

これが絶対と相対の弁証法的とらえ方だ。
どちらかにぶれると、絶対主義や相対主義に落ち込む。

自然は弁証法の宝庫である。
エンゲルスの言葉だ。

物理学では積極的に弁証法唯物論を考察してきたノー
ベル賞受賞者の益川敏英氏や武谷三男氏がいる。

量子論と相対論、極微と極大の世界。
「かぐら」には新しい世界をきりひらいてほしい。

追記
真理については こちらを ⇒