社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

それはホロコーストのリハーサルだった

2015-11-09 07:47:52 | 日記

7日のEテレ
ETV特集
それはホロコーストのリハーサルだった
    ~障害者虐殺70年目の真実

20万人の障がい者が殺された。多くがシャ
ワー室というガス室へ送り込まれた。
それも、家族を苦悩から救うためという理
由で。

優生学、社会ダーウィニズムとヒトラーが
結びついた。
ヒトラーの「我が闘争」を引用。

「肉体的にも精神的にも不健康で無価値な
ものは、子孫の体にその苦悩を引き継がせ
てはならない」

優生思想から「断種法」へ、さらに「ガス
室」へ。

すごい著作も紹介されていた。
「生きるに値しない命を終わらせる行為の
解禁」(1920年)
日本でも75年前に国民優性法、いわゆる断
種法が施行され、数百人が断種された恥ず
べき歴史を持っている。

このハダマー精神病院を視察した藤井克徳
さんの言葉がながれる・・・どんな悪行で
も最初がある。それに気づくことが・・・
このことを私たちは重くうけとめることが
必要だ。
番組を見て、私は「戦争法」を強行した安
倍首相の姿と重なった。

藤井さんは「きょうされん」の専務理事。
私は何年か前に、札幌での講演会に参加し
た。障がい者政策に真正面から取り組んで
いる。

再放送は、
11月14日(土)午前0時00分~午前1時00分

映画「アンナ・アーレント」もぜひ!
 (DVDのレンタル有り)