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税の民主主義

2015-11-30 07:35:13 | 日記

租税民主主義という言葉が「死語」にされつつ
あるのではないか。

法人税の減税の穴埋めに「外形標準課税」の拡
大が出された。

中小企業を含め、いまや7割が赤字で、法人税
が免除されている。
しかし、赤字でも企業規模に応じて税を徴収す
るのが「外形標準課税」だ。

所得に関係なく、徴収される「消費税」と同じ
構造を持っている。

両者に共通しているのは、存在しているだけで
税金がかかる、いわゆる「人頭税」である。

新自由主義政策によって、租税民主主義が次か
ら次へと壊されてきた。
今回も税の面でも民主主義が破壊されていく。

アベノミクスによって、中小企業への「収奪」
が、いっそう強まる。

古い自民党型経済政策を大規模化したにすぎな
いアベノミクス。

法人税減税分が、このままでは再び内部留保に
まわってしまう。

強きを助け、弱きをくじくアベノミクス。
もうごめんだ。