佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

夢にまで見た宇治群島へP-9

2013-02-18 19:33:03 | 釣り界の歴史

森岡さんのこの記録を、私も読ませてもらいながら、打ち直して掲載させてもらっていますが

読むほどに当時の磯釣りのむつかしさが、ひしひしと感じてきます。

 

今でこそ快速船で気楽に行けるようですが、それでもまだまだ大変なところです。

当時のこの宇治群島、草垣群島、男女群島、鳥島、などにはとても行けるようではなかったようです。

新しいところに行くのに、どなたかが行ってくれたあとは行きやすいものです、その方に連絡が取れればなんとかいけるものですが、

森岡さんのように漁船をチャーターしていこうなんて考えられません、

 

その分人が味わったことがない物を味わえるのですが、この中でも文章に現れない大変な格闘があったと思います。

石鯛に引きずり込まれそうになったり、命からがら阿久根まで逃げ帰った様子、シケの中小さな

漁船で7時間、考えただけでもゾットしますわ、物凄い根性の持ち主だったのでしょう。

 

わたくしも人に教えてもらい昔テニアン島という日本に原爆を落とした飛行機の飛び立った島に

仲間と毎年1度、5年ほど続けて、釣りに行きましたが、

サイパン島からセズナをチャターするのですが、初めての時、英語の話せない私達と、

日本語がわからない操縦士との交渉、でもなんとか話が通じるもので、

飛んでもらいましたが、本当にテニアン島に行くのか不安でした。

 

また、小さなセスナに荷物と5人が乗ると飛ばないと言われて2機もチャーターしなくてはならなくなったり、荷物が取られないのかとの心配もありました。

でも今は大変良い思い出です。

この当時の仲間は今は私と弓削氏のみとなりました、さみしいものです。

 

今移しているのは、昭和34年の記録です、続いて35年の再挑戦を写していきますご期待下さい。

 

森岡さんは、大正8年(1919年)奈良県出身ですから今年94歳になられました、

今は豊中で、健康でお元気でお過ごしでなによりです。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする