最近になって気がついた貸本の事。大阪市の自動車文庫と言うのを皆さんご存知ですか?
私も最近になって知ったのですが、バスに本を積んで各地を回ってきているのです。2月に初めて借りたのですが、3月は7冊借りました。
今回借りた本
椎名誠の「続怪しい雑魚釣り隊」。作者が自分の仲間とアチコチ釣り歩いて楽しんだことを釣雑誌に連載し、まとめたものの第2巻。
この方が書いたからこんな本でも売れたのでしょう、一般の者が書いたのでは売れないでしょう。
渡辺淳一の「鈍感力」。「鈍い」と言う事について掘り下げて書かれています。鈍感力=神経的なタフさ!、少々の事では落ち込まないぐらいの強さ。病気になったときに落ち込んで病気に負けてしまう事、恋愛においても鈍感なほうが武器となる。少々ふられても言い寄っていくと言うのが良い結果となる。
私の女房殿もそういう点で”ガン“と対決して少々の事では落ち込まないと言う強さを持ってくれていると思って期待し、この病気だけはわかりませんが、何とか病気に勝って欲しいと思っています。
この本にもそれが書かれていましたので、それとなくこの行のところを見るようにテーブルに置いておきました。
駆星周「クラッシュ」。一言で言って中途半端な面白みの無い本でした。
鳴海章「潜入指令高度ゼロ」。ストーリーを作るまでに、いろいろと調べるのでしょうが、ヘリコプターのことが好きなのか相当に熱が入った、リコプターの運び屋を主とした内容の本でした。
佐野洋「選挙トトカルチョ」。時期的にどんな内容かなと興味をもって呼んだのですが期待はずれでした。
菊池秀行「魔界都市」。ユーレイ話の絡んだわけの分からない本でした。次回からは中身を少し見てから借ります。