「こ」コロダイ
コロダイの幼魚の頃はコトヒキ似
初夏の夕方に磯での底物釣りの対象魚としても釣ったが、この魚は大変力が強く底物の対象魚としては言う事のない獲物である。
私の記憶では三重県の遊木戸の磯で、アミエビのダンゴをエサにして、ぶっ込みで釣った思い出がある。
磯の底物釣りでは一時狙われたが、最近はあまり磯の対象と言うより、投げ釣りのほうに分があるようです、夏の夜の投げの大物の定番となりつつある。
この魚はどちらかというと砂泥地にすんでいるために上物の対象魚としては無理かなと思う、体長は50センチを超える物も多くいるようです。
銀色の少しくすんだ感じのところにオレンジ色の小さな斑点が顔の先から尾の先端までちりばめられている、きれいな魚であって、食味としては塩焼きがまーまーで、煮付けにしても捨てたものでもない。
幼魚の頃は色もコトヒキのような色で一見、シマイサキ(コトヒキ)と間違われそうであるが、この魚の仲間の、コショウダイや、セトダイも磯の対象魚としている。
写真は「釣り人のための」遊遊さかな大図鑑より