先日,おいしい焼肉を食べました。実は私,お肉はあまり食べないのですが,そのお店のお肉は本当においしくて,また是非,行きたいと思いました。
さて,そのお店でキムチが出てきたのですが,横に座っていらっしゃった先生が,
「○○さんは,キムチを漬けることができますか」
とおっしゃいました。私が韓国に3年間いたので,お尋ねになったのでしょう。私は,
「先生,そんな,キムチどころか・・・」
と言うと,
「もっと,難しい宮廷料理が作れるのですか!!^^」
とおっしゃるのです。
「ま,まさか!!先生,御存知じゃないですか。私があまり料理をしないのを!!キムチどころか,簡単な浅漬け(日本の)もできません・・・」
この会話は非常に面白いと思いました。「どころか」は日本語の大事な文型なのですが,教えるのが結構難しいのです。「~どころか」は,後半に否定表現がよく使われ,
「~どころか,~も~ない」
というように,それよりずっと簡単なものもできない,という意味になります。つまり,私の答え方がよく用いられる方かなと思うのですが,先生の用法も,使われないことはないのです。後半で肯定表現が用いられて,それよりもずっと難しいものもできるという意味になりますね。
私は中級の日本語のクラスでは,否定表現を中心に教えることが多いですが,そうでない文も多く,授業でどう教えるかは難しいところです。
さて,そのお店でキムチが出てきたのですが,横に座っていらっしゃった先生が,
「○○さんは,キムチを漬けることができますか」
とおっしゃいました。私が韓国に3年間いたので,お尋ねになったのでしょう。私は,
「先生,そんな,キムチどころか・・・」
と言うと,
「もっと,難しい宮廷料理が作れるのですか!!^^」
とおっしゃるのです。
「ま,まさか!!先生,御存知じゃないですか。私があまり料理をしないのを!!キムチどころか,簡単な浅漬け(日本の)もできません・・・」
この会話は非常に面白いと思いました。「どころか」は日本語の大事な文型なのですが,教えるのが結構難しいのです。「~どころか」は,後半に否定表現がよく使われ,
「~どころか,~も~ない」
というように,それよりずっと簡単なものもできない,という意味になります。つまり,私の答え方がよく用いられる方かなと思うのですが,先生の用法も,使われないことはないのです。後半で肯定表現が用いられて,それよりもずっと難しいものもできるという意味になりますね。
私は中級の日本語のクラスでは,否定表現を中心に教えることが多いですが,そうでない文も多く,授業でどう教えるかは難しいところです。